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加賀百万石の城下町の栄華の残り香が今も街のあちこちに漂う金沢。「兼六園」や「ひがし茶屋街」など江戸時代からの伝統文化や様式美を堪能するまち、というイメージですが、実はレトロな雰囲気が味わえるスポットがあちこちに点在しているんですよ。
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今回は「王道の観光スポットだけでは満足できない!」という人のために、レトロな雰囲気を味わえるお店や観光スポット、そして情緒溢れる金沢の旅を、より素敵に演出してくれるクラシカルなホテルをご案内します。ぜひ旅のプランの参考にしてみてくださいね。
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正面の外観や一部の構造は、大正13年(1924)に旧石川県庁舎本館として建てられました。設計は国会議事堂などの設計に携わった、技師・矢橋賢吉氏によるもので、長年石川県民に愛され続けてきた建物です。
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平成22年(2010年)に、レストラン・カフェなどを備えた金沢の新たなランドマークとして生まれ変わりました。樹齢約300年ともいわれる“堂形のシイノキ”がシンボルとなっています。
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2階にあるフレンチレストラン「ジャルダン ポール・ボキューズ」。本店はフランス・リヨン郊外の三ツ星レストラン「ポール・ボキューズ」です。
大正時代のレンガ造りの建物にモダンなデザインが施された空間で、地元の食材をふんだんに使った極上フレンチを味わうこともできるなんて素敵ですよね。
野町 / フレンチ
- 住所
- 金沢市広坂2-1-1 しいのき迎賓館2F
- 営業時間
- 【ランチ】
11:30~15:00 (13:30 L.O)
【ディナー】
17:30~22:00 (20:00 L.O)
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥20,000~¥29,999 /¥10,000~¥14,999
データ提供:
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石川県立歴史博物館のうち赤レンガの3棟は、かつては陸軍兵器庫として、戦後は金沢美術工芸大学に使用されていたもの。1986(昭和61)年に石川県立郷土資料館が赤レンガ建物3棟に移転し、石川県立歴史博物館として開館しました。
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明治から大正にかけて建てられた赤レンガ建物3棟は、国の重要文化財に指定されています。
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館内には、考古学的な資料から加賀百万石の栄華を感じることのできる漆器や書画など、県内の歴史と文化が分かりやすく展示されています。展示品といっしょに、レトロな建物やインテリアも鑑賞したくなるスポットですよ。
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世界最大の旅行サイト「トリップアドバイザー」で高評価を得ている「金沢蓄音器館」。特徴的な大正ロマンを基調にモダンテイストも取り入れた、斬新ながらアンティーク感溢れる外観は遠くからでも目を引きます。
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館内には明治~昭和初期に製造された貴重な蓄音器600台、SPレコード2万枚が所蔵・展示されています。2階の展示室では毎日3回、各時代の代表的な蓄音器の音色を聴き比べる実演会が行われているので、時間に余裕がある人はぜひ体験を。
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江戸時代から続く薬種商「中屋薬舗」として明治11年に建築、大正8年に改築された建物を移築してできた資料館です。
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当時の店舗の様子をうかがい知ることができる館内。中屋薬舗の店の様子を再現し薬にまつわる資料が展示されている「みせの間」や、お客様をおもてなししていた上がり口「おえの間」など老舗の薬種商でだからこそ見ることができる空間は必見です。
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座敷や書院の間には華やかな花嫁のれんや加賀友禅の着物、繊細で可憐な加賀手毬なども展示され、嘗ての金沢の町民文化を体感できます。
食べる ✦ 古きよき時代の空間で楽しむこだわりの味
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金沢を代表する観光名所「ひがし茶屋街」のランドマーク的な存在のビストロ。大正12年に建てられた風情溢れる建物はまるで大正時代にタイムスリップしたかのよう。今にも着飾った紳士淑女が現れそうです。
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地元の食材を使ったこだわりの料理が自慢。ランチでは能登産の牛肉や豚肉を使ったビストロメニュー、ディナーでは金沢港で水揚げされた新鮮な魚介類を使った料理を味わえます。
北鉄金沢 / 洋食
- 住所
- 金沢市東山1-2-1
- 営業時間
- ランチタイム 11:30~14:30 (土日祝~15:30) ディナータイム 18:00~22:30(LO) バータイム 22:30~24:30 (24:00LO)
- 定休日
- 年中無休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
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「ひがし茶屋街」の入口にあり、1909年の創業当時から茶屋街の遊客や芸妓さんに親しまれてきた洋食屋さんです。
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お店の入口には、昔懐かしい食品サンプルが。木枠のショーケースに入っているところが、品のいい老舗感を漂わせています。
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オムライスとクリームコロッケが一度に楽しめる「プレートセット」。一番人気のオムライスは、醤油ベースのソースでじっくり煮込んだ牛肉と豚肉をライスと炒めた和風の味。クリームコロッケは、「近江町市場」で仕入れたカニ身入りです。
北鉄金沢 / 洋食
- 住所
- 金沢市東山1-6-6
- 営業時間
- [月・水~金]
11:20~15:30(L.O.15:00)
17:00~21:30(L.O.21:00)
[土・日・祝]
11:20~15:30(L.O.15:00)
16:30~21:30(L.O.21:00)
- 定休日
- 火曜・第3月曜
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
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煉瓦造りの洋館内にある昭和レトロな喫茶店。昭和5年(1930年)に建てられた建物は国の登録文化財にも指定されています。
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天然石の粉末で色彩を出している建設当時のままのステンドグラスは必見です。
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常時9種類用意されているメーキはどれもおすすめ!喫茶店なのでドリンクメニューも豊富です。
写真はグラノーラのチーズケーキ。
北鉄金沢 / 喫茶店
- 住所
- 金沢市尾張町1-8-5
- 営業時間
- 10:00~22:00
- 定休日
- なし
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
データ提供:
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大正時代に鉄工所だった建物をリノベートしてオープンしたビストロ・カフェ。モーニング、ランチ、ディナーの食事だけでなく、焼き立てパンを購入することもできます。
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店内はフレンチカントリーでまとめられた温かな雰囲気。気取らずに、おいしいフレンチを味わうことができます。
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種類豊富な焼きたてパンが店頭に並びます。カヌレやタルトなどの焼き菓子もあるので、ちょっと立寄って旅行中のおやつを買うお店としてもおすすめです。
北鉄金沢 / パン
- 住所
- 金沢市長町1-6-11
- 営業時間
- 販売 8:00~18:00
モーニング 8:00~11:00(L.O.10:30)
ランチ 12:00~15:30(L.O)
- 定休日
- 月曜日、不定休(SNSにて告知)
- 平均予算
- ~¥999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
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これぞ非日常!な大正ロマン溢れる内装で大人気の金沢白鳥路ホテル山楽のロビー。クラシカルな板張りの床に真紅の絨毯、格子天井から吊り下げられたレトロな照明はまるで鹿鳴館のよう。
出典:
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大正ロマン漂う気品と重厚感がある客室。デラックスルームとスタンダードルームのベッドはすべて憧れの天蓋付きです!
北鉄金沢 / 日本料理
- 住所
- 金沢市丸の内6-3 金沢白鳥路ホテル山楽
- 営業時間
- 17:30~21:30(LO20:30)
- 定休日
- なし
- 平均予算
データ提供:
北鉄金沢 / 喫茶店
- 住所
- 金沢市丸の内6-3
- 営業時間
- [日-木]
7:00~20:00
[金・土]
7:00~21:30
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
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今回は風情漂う古都・金沢の旅がより楽しくなるお店やお宿を集めてみました。どのスポットも観光名所から近くアクセスしやすいので、行きたい場所や好みでうまく組み合わせて旅行を楽しんでくださいね。
正面の外観や一部の構造は、大正13年(1924)に旧石川県庁舎本館として建てられました。設計は国会議事堂などの設計に携わった、技師・矢橋賢吉氏によるもので、長年石川県民に愛され続けてきた建物です。