つまりショコラティエが、カカオ豆の産地からこだわり、その魅力を最大限にいかせるように...と時間と手間をかけて作り上げているチョコレート♪ちょっとした気温の変化などにも気を使うとても大変な作業ですが、その分、新鮮な状態のチョコレートを楽しませてくれるんですよ。

美しい鳥 QUETZALと名付けられた、コイン型のチョコレートはガーナやコロンビアなど産地が違うカカオと砂糖だけを使って作られた、シンプルだからこそ難しいチョコレート。完全に溶けていないお砂糖が、最初は"シャリシャリ"徐々に口の中で溶けていきます。お店に行くと試食させて頂けるそうなので、お好みの産地を選んでみてくださいね。

シンプルなチョコレートを味わった後は、ナッツやベリーがザクザク入ったSAKAMIサラミはいかがでしょうか。この薄い紙を開いた時のカカオの香りだけで、なんだか幸せな気分に。濃厚なカカオの中に広がるベリーの酸味が、一度食べたら忘れられないお味です。

三軒茶屋と池尻大橋の真ん中にある「CRAFT CHOCOLATE WORKS」さん。チョコレートのこだわりはもちろん、お店に入ると店員さんが素敵な接客で出迎えてくれると評判のお店です。

店内に並べられたタブレットチョコは10種類以上。産地が違うカカオに、ベリーや柑橘などのフライバーがプラスされています。嬉しいことにすべてのお味が試食可能♪お気に入りを探す時間も楽しで下さね。

そしてお店を訪れたらぜひ頂きたいのが、ソフトクリーム。カカオ、ミルク、ハーフ＆ハーフの3種類から選べます♪ソフトクリームですが、すっきりした味わいがジェラートのようで、純粋なカカオやミルクの風味が楽しめます。

代々木上原の駅すぐにある「CACAO STORE」。日本のチョコレート界をけん引しているショコラティエ土屋氏がオープンした、Bean to Bar専門店です。お店はとってもおしゃれで、外から見ると雑貨屋さんのようです。

お店の奥にはイートインスペースがあり、ケーキなどが楽しめますが、おすすめはなんといってもこの「トーストショコラ」。フランスパンの上にパンを覆う様に置かれた板チョコは、絶妙な柔らかに温められています。フォトジェニックな見た目はもちろん、ここでしか味わえない、まさにチョコレートを味わうためのメニューです♪

関西屈指のエレガンスな住宅街・芦屋にある「ICHIJI」さん。黒と赤を基調にたモダンな印象の店内には、甘い香りが広がります。実はチョコレートと一緒に、ワインやシャンパンた楽しめる大人のためのお店なんです。

こだわりのチョコレートはカカオとお砂糖しか使わない無添加で、smoothとcrunchの2種類が味わえます。材料が究極にシンプルだからこそ味わえるカカオの風味。産地によって本当に違うテイストで、ここでしか味わけない個性派ばかりなんですよ。

数年前からジワジワ広がるBean to Barの人気と共に日本でもお店が少しずつ増えてはいますが、その製造の大変さからどこでも出会えるわけではない"特別な"チョコレート。お店を訪れたら、ぜひお店の方のお話してみてくださいね。きっとチョコレートへの情熱が伝わってくるはず。バレンタインのプレゼントにはもちろん、チョコレート好きさんは是非訪れてみてくださいね。