出典: 博多湾の中央に浮かぶ「能古島(のこのしま)」は、のどかで美しい自然に囲まれた小さな離島です。島といっても、福岡市内にあるので、気軽に日帰りで遊びに行くことができます。市街地の観光とはまた違った、ちょっぴり特別な気分に浸れますよ。
出典: 「花」の名所としても知られる能古島は、春夏秋冬いろんな花が咲き乱れ、美しい花を見るために多くの観光客が訪れます。今回は、観光・グルメ・お土産など「能古島」の魅力をご紹介します。
出典: 交通手段は「フェリー」のみ。姪浜渡船場からフェリーが1時間に1~2本出ていて、運賃は片道・大人230円、小児120円(1歳から小学生以下)です。別料金になりますが、自転車や車も一緒に乗船することもできます。フェリーに揺られることたった10分で能古島渡船場に到着です。
能古島に到着したら「のこのしまアイランドパーク」へ
出典: 能古島の観光スポットといったら「のこのしまアイランドパーク」。15万平方メートルの広さを誇る玄海国定公園です。能古島渡船場からバスで13分ほどで到着します。
出典: 園内には、ゆっくりとくつろげる「芝生広場」や、昔懐かしい博多の街を再現した「思い出通り」、アイランドパークオリジナルスポーツ「のこのこボール」、食堂など様々な施設があります。スポーツをしてアクティブに動いたり、広場でのんびりと過ごしたりと大人から子供まで楽しめます。
のこのしまアイランドパークにはお花畑があり、一年を通して様々な花が咲き誇ります。春夏秋冬に咲く花を写真と一緒にご紹介します。
出典: 春は、菜の花・桜・リビングストンデージー・ポピー・つつじ・マリーゴールドが楽しめます。菜の花は2月下旬〜4月中旬、桜は3月末〜4月初旬まで見ることができます。海をバックに見る菜の花と桜は感動的な美しさです。
出典: リビングストンデージーは3月下旬〜5月上旬まで見ることが出来ますよ。色とりどりの花がが咲き誇る姿は圧巻です。
出典: 夏は、ひまわり・紫陽花・ケイトウ・ダリア・海紅豆・ブーゲンビリア・サルビア。ひまわりは7月下旬~8月下旬まで楽しめます。青い海と黄色のひまわりのコントラストが美しいですね。
出典: 秋は、コスモス・遅咲きコスモス・ダリア・紅葉・海紅豆・サルビア。コスモスは10月上旬~中旬、遅咲きコスモスは10月下旬~11月上旬まで楽しめます。
出典: 冬は、日本水仙・さざんか・椿・梅。日本水仙は1月~2月上旬まで楽しめます。花で溢れるアイランドパークですが、まだ咲いていない時期もあるので、公式のSNSで確認してからお出かしましょう。
出典: 園内にはミニ動物園があり、ヤギやうさぎと触れ合うことができます。エサやりもできますよ。ミニ動物園ではたまに赤ちゃんヤギが生まれるそう。運が良ければ、赤ちゃんヤギに会えるかも?!
出典: 出典: 焼き物づくりを体験することができます。ろくろを使った陶芸体験はなかなか難しそうですが、専門のスタッフがいるので初めての方でも安心して作ることできますよ。スタッフが焼き上げて、約2ヶ月後に自宅に届けてくれます。
出典: 湯のみ、お茶碗、マグカップなどを約15分ほどで作ることができます。自分で一生懸命作った能古島焼は、きっと旅のいい思い出になってくれるはず。
出典:www.flickr.com(@sayurimats) 窯元「和窯」の前にある建物では楽焼の絵付け体験ができます。お皿や貯金箱に自分で好きな絵を描いて、オリジナルの作品を作れます。陶芸よりお子さん達も挑戦しやすいですよ。
出典: 園内の運動場の奥には縁結びスポットもあるんです。恋観音様が祀られているため、縁結びの願掛けに訪れる人も多いんだそう。アイランドパークを訪れた際は、ぜひ訪れてみてくださいね。
出典: 昭和42年にOPENした「能古島キャンプ村海水浴場」。ビーチとキャンプ、バーベキューを楽しむことができます。福岡県の海水浴場にキャンプ場があるのはココだけ!周りは緑に囲まれて、たくさんのヤシの木がリゾート感を演出しています。ヤシの木にはブランコが吊るされていて、まさに南国のよう♪
出典: 海には飛び込み船「ジャンプ丸」やトランポリンが浮かんでいて、誰でも遊ぶことができます。ジェットスキーに引かれながら、海を突き進むバナナボートはスリル満点!対岸にヤフオクドームや福岡タワーが見えるのもなんだか新鮮ですね。
出典: バーベキュー場には九州産和牛のセットがあるので、手ぶらで気軽にバーベキューを楽しめます。網、炭、グリルなどを貸してくれるので、自分好みのバーベキューができます。肉や海鮮、いろんなものを焼いてみんなでワイワイ楽しみましょう。
出典: キャンプ村なので宿泊も可能です。自前のテントを持ち込んだり、常設のものや木造のバンガローを利用しても◎
出典:www.flickr.com(@sayurimats) 能古島渡船場の側にある「のこの市」。能古島産の新鮮な野菜や果物、お土産などが取り揃えられています。カフェや観光案内所もあり、多くの人が訪れる大人気のスポットです。レンタサイクルもあるので、能古島でサイクリングを楽しむことも。
出典: 行きは島の情報取集を、帰りはお土産を買いに訪れたいスポットです。
出典: 能古島渡船場から歩いて10分弱の場所にある「白鬚神社」は、能古島の守り神として知られています。“神功皇后が住吉の神霊を残した島なので残島(のこのしま)になった”といういわれがあります。
出典: 本殿には龍などの美しい彫刻があり、社殿の中には絵馬や写真が奉納されています。
出典: 能古島の中央に位置する「能古島展望台」。バスに乗り、展望台入口で下車したら約10分ほどで着きます。展望台からは、美しい眺望を堪能することができます。
出典: 対岸には福岡タワーやヤフオクドームが!小呂島も見ることができますよ。
ランチや休憩に。能古島のレストラン&カフェで名物を堪能
出典: のこの市の一角にある「のこバーガー」。このカフェでは、能古島のご当地バーガー『のこバーガー』をいただけます。注文を受けてから作ってくれるので、出来立て熱々が食べられますよ。
出典: 九州産の和牛と豚のパティにフレッシュなトマトやレタス、ソテーした玉ねぎを合わせています。バンズには福岡のパン屋「シモン」のパンを使用。お肉と野菜、それぞれの美味しさが引き立ったシンプルなハンバーガーは、大きな口でかぶりつきましょう。
出典: 食後は能古島産のニューサマーオレンジを使用した「手づくりシャーベット」はいかが?
下山門 / ハンバーガー
- 住所
- 福岡市西区能古457-1 のこの市内
- 営業時間
- [月]
09:30 - 17:00
[火]
09:30 - 17:00
[水]
09:30 - 17:00
[木]
09:30 - 17:00
[金]
09:30 - 17:00
[土]
09:30 - 17:00
[日]
09:30 - 17:00
■ 営業時間
季節変動あり
12~2月は天気の良い土日のみ営業
■ 定休日
冬季休業あり
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 出典: のこのしまアイランドパークにある「耕ちゃんうどん」は、能古島名物「能古うどん」がいただけるお店です。
出典: 能古うどんは「冷やし」と「釜揚げ」があります。柔らかさが特徴の博多うどんとは違い、細麺でコシのあるのが特徴です。
出典: こちらものこのしまアイランドパーク内にある「バーベキューハウス」。店内とテラス席があり、能古島の景色を楽しみながらバーベキューができます。
出典: 炭はスタッフの方がおこしてくれるので、お肉や野菜を焼いて食べるだけなので楽ちん♪別料金が発生しますが、食材の持ち込みもできますよ。
出典: 団体で予約すれば、予算に合わせて伊勢海老やアワビなどの海鮮やステーキ肉なども用意してもらえます。新鮮な海鮮はプリプリで美味しいですよ。
出典: 能古渡船場から歩いて2分ほどの距離にある「雑魚」。獲れたての新鮮な魚を使った料理が人気のお店です。日本酒の品揃えも豊富で、お酒と一緒に海の幸を堪能することができます。
出典: 一番人気は「雑魚定食」。お刺身や煮つけなどお魚をいろんな料理法でいただける大満足の定食です。獲れたての新鮮な刺身をたっぷりとのせた海鮮丼も人気ですよ。
下山門 / 海鮮
- 住所
- 福岡市西区能古462
- 営業時間
- [月]
定休日
[火]
11:00 - 18:00
[水]
11:00 - 18:00
[木]
11:00 - 18:00
[金]
11:00 - 18:00
[土]
11:00 - 18:00
[日]
11:00 - 18:00
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
データ提供: 出典: カラフルな外観にワクワクしてしまう「noconico cafe」。のこみかんフレッシュジュースや自家製シロップの炭酸割り、燻製串、クッキーなど手作りのメニューが魅力。
出典: 店内に飾ってある雑貨もカラフルで懐かしさを感じさせます。
観光を楽しんだら、能古島の名物を「お土産」に買って帰ろう。
出典: レトロなラベルがなんともいい雰囲気を醸し出した、能古島の名物「能古島サイダー」「ノコリータ」。サイダーのラベルは島の形に合わせた“ひょうたん型”、ノコリータには島の特産品である甘夏の果汁が使用されています。
出典: 甘すぎないすっきりとした飲み心地なので、ぐびぐびと飲めちゃいますよ。能古島土産にいかがでしょうか?
出典: 能古島で作られている「能古うどん」は、細麺でつるっとした喉越しなので、つけ麺にすると美味しいですよ。
出典: 能古島の名産「ニューサマーオレンジ」。皮をりんごのように剥いて、カットしてから食べます。はちみつをかけて食べると、酸味が和らいで食べやすくなりますよ。
出典: 栽培中に間引いた青いニューサマーオレンジを使って作られたぽん酢「のこぽん」。サラダのドレッシングや餃子のたれなどにぴったりです!
出典: 今SNSで大人気となっている「ねこカップ」。能古島でもねこカップを買うことができるんです。ねこのクッキーをカップにぶらさげることができるというユニークなクッキー。「能古島」という文字が入っているので、いいお土産になりそうですね。
出典: いかがでしたか?能古島は「福岡市街をもっと楽しみたい」「自然が好き」という方におすすめです。日帰りで行くことができるので、福岡を訪れた際はぜひ、能古島まで足を伸ばしてみて下さいね!
「花」の名所としても知られる能古島は、春夏秋冬いろんな花が咲き乱れ、美しい花を見るために多くの観光客が訪れます。今回は、観光・グルメ・お土産など「能古島」の魅力をご紹介します。