奈良公園 片岡梅林
薬師寺
月ヶ瀬梅林
古くから梅の名所として知られる月ヶ瀬梅林は、五月川渓谷沿いに約13000本の梅林が広がる国の名勝です。
月ヶ瀬梅林は、国が初めて名勝として指定した場所で、関西屈指の梅の名所として知られています。梅が見頃を迎える3月上旬頃になると、紅白の梅の花が渓谷一面を覆い尽くす様は見事で、訪れる者を圧倒します。
無限に続く梅林を歩いていると、淡桃色をした梅の花の雨が降り注いでいるかのような気分を覚えます。
賀名生梅林
賀名生梅林には、紅梅、白梅だけでなく様々な品種の梅が植栽されています。山里全体が薄桃色に染まる中、なだらかな丘陵地帯を歩くのは気持ちよく、ちょっとしたハイキング気分を味わうことができます。
月ヶ瀬梅林と並び、関西における梅の名所として知られる賀名生梅林には約20000本もの梅が植栽されています。
丘陵地帯を覆い尽くす梅林を登る途中で、立ち止まって歩いてきた道を見渡してみましょう。日本の原風景ともいえる、のどかな田園風景と梅林が見事に融和し、水墨画のような景色が広がっています。
広橋梅林
山里を覆う約5000本の梅林を歩いていると、ほんのりと梅の良い香りが漂ってくるような気分を覚えます。見上げると、抜けるような青空と、可憐に咲く白い花びらが織りなす素晴らしいコントラストを見ることができます。
春日大社や東大寺といった観光名所に隣接し、野生の鹿が生息する奈良公園には「片岡梅林」と呼ばれる梅の名所があります。