北欧ブランド「アルテック」によるイベントが開催♪
体験型の美しい展示
家具ブランドである「アルテック」が、フィンランドと日本を行き来する空間デザイナーMUSUTAと共につくりあげた空間は「美しい」の一言。
展示は、キービジュアルに触れることによって光が踊りだしたりと、体験型になっています。
食べ物やワークショップ、雑貨や家具の販売も充実
展示だけでなく、ワークショップも充実。展示期間中に開催される「北欧の定番、オープンサンド朝ごはん」の会では、サーモンのオープンサンドを作っていただくこともできます♪その他、雑貨や家具の販売も充実の楽しいイベントなんです。
今回の主役は「ドムス チェア」
今回のイベントの主役は「ドムス チェア」。アルテックのロングセラーアイテムとして愛されている椅子です。
「一脚の椅子が育む暮らしの物語」を感じる
*勉強をするため、「長時間座っていても快適」な椅子
*食堂や寮の狭い部屋などでもマルチに使えうための、「場所を選ばない」椅子
*ちょっと友達とおしゃべりするときも、「リラックスして座れる」椅子
といった特徴を持ちます。
快適に座ることができるドムス チェアは、1946年にイルマリ・タピオヴァーラによってデザインされました。フィンランドのミッドセンチュリーを代表するデザイナーであり、インテリア専門の建築家であるタピオヴァーラの残した「椅子はただ単に腰掛けるためのものではない(the chair ≠ a chair)」という言葉には、ドムス チェアの持つ様々な魅力が凝縮されているようです。
計算し尽くされたデザインは、使い心地と見た目の美しさを両立していますね。
椅子に座って、人々は家族とともに食事をとり、友人と語らい、愛する人と視線を交わします。このように、椅子は人々の暮らしを支え、心地よい環境を育んできました。そして椅子もまた、人々が使うことによって変化し、育っていくものなのです。
見た目のシンプルな可愛らしさに一目ぼれしてお付き合いを始めてみると、日々使い続けてこそわかる心地よさに、じんわりと一層愛着がわいていく椅子なんです。
ドムス チェアは、“あの人たち”にも愛されています
「次の一脚」の大本命のドムス チェアは、各方面にファンが。
ミナ ペルホネンデザイナー・皆川明さん
「ミナ ペルホネン」は、線を引くデザイナーの手の動きを感じるような柔らかな図案が特徴の人気テキスタイルブランド。フィンランドのライフスタイルやカルチャーに共鳴したというデザイナー・皆川明さんによるデザインは、年代を問わず多くの人が心にそっと持っている優しい気持ちに訴えかけます。皆川さんは、ドムス チェアのポスターも描かれています。
「アイコンにもなっている小さな肘掛けの様子が、まるで手を後ろで組んで立っている、あどけないおさげ髪の女の子のような感じがして……。全体の形も丸みを帯びているし、素朴で温もりのある表情を醸し出しているなと思ったんです」
皆川さんのご自宅にて。皆川さんが描かれたポスターとドムス チェア。
一方で、イラストを描くためにディテールをよく観察していくうちに、親しみやすさの裏に隠されたデザインの秀逸さに気づいたと言います。
「合理的な製法で、座り心地のよいものをという、作り手や使い手への配慮がしっかりとなされている。だからこそ、長い間愛される続けるものなのでしょう」
北欧ブランドの名品が随所にちりばめられたお宅です。
scope社長・平井千里馬さん
scope(スコープ)は、なぜこれが良いのか、どんなところが素敵なのかをしっかりと伝えてくれる人気オンラインショップです。北欧ブランドから国内ブランドまで取り扱いは多岐に渡りますが、品揃えの基準は一貫して「使って気に入ったものだけをラインナップする」こと。そんなスコープの社長・平井千里馬さんは、ずいぶん前からドムス チェアのファンなのだそう。
「~最初は試しに一脚だけ置いていたんですが、気づいたら全部の椅子がドムスチェアになっていました」
平井さんがこれほどまでにドムスチェアを愛用するようになった理由は、その圧倒的な座り心地の良さにあると言います。ぱっと見ただけでは分からない、使った人にこそ分かる魅力。目立たないところに意識を集中させ、手間をかけているところも愛おしいと平井さん。
「~僕が本当に気に入っているものだからこそ、自信をもってほかの人にも紹介できるんです」
会場ではこんなふうに過ごせます♪
ドムス チェアに実際に座れる、体験できる
とにかく座り心地の良いドムス チェア。「買わないかもしれないし、あんまり堂々と触ったりしにくいな…」なんて思わずに、気軽に見て、座って欲しい!是非この機会に体験してみましょう♪
展示内の椅子に座ると、何かが起こる?!見て、触れて、楽しめる展示です。また、展覧会開催中は、会場だけでなくスパイラルガーデン内の休憩スペースなども全て「ドムス チェア」に。とにかく「座れる」イベントです。
見逃せない…!ミナ ペルホネンとのコラボレーションをチェック
foglandやslow dance、kaleidoscopeなど、ミナの名作テキスタイル全8種の中からお好きな生地でドムス チェアが作られます。70脚のみの限定受注販売なので、是非お早めに。
限定品♪イベントのための雑貨を手に入れる
(写真左)右上から、ミナ ペルホネン・皆川さんが描いたドムス チェアのワッペン・同柄のマスキングテープ・アルテック家具の材を描いたマスキングテープ・ミナ ペルホネンのマスキングテープ。(写真右)持ち手が長くて使いやすい!限定トートバッグ
いつものアルテック製品ももちろん充実
いつものアルテック製品ももちろん購入可能。充実の品揃えなので、気になっていたアイテムもじっくり見ることができますね。
食を通じてフィンランドを感じよう
フィンランドの朝ごはんをいただくワークショップ
「Very Berryな朝ごはん」の会 ※予約終了
メニュー:ベリーとクリーム添えケーキ、ベリーサラダ、コーヒー
「フィンランドソウルフード朝ごはん」の会
メニュー:カレリアパイ、茹で卵入りほうれん草のスープ、コーヒー
イッタラの器で楽しむ特別メニュー
北欧デザートメニューやコーヒーを、アルテックとイッタラのテーブルウェアと共に♪
10月16日まで青山スパイラルで開催。気軽に遊びに行こう♪
家族と、友人と、もちろんひとりでフラリと訪れるのもきっと楽しい、子供から大人まで楽しめるイベントです。
「“the chair ≠ a chair” (ザ チェア イズ ノット ア チェア)」
期間: 2016年10月8日(土) - 16日(日)
会場: スパイラルガーデン(スパイラル1F) 東京都港区南青山5-6-23
営業時間:11:00 – 20:00
10月は秋のイベントが目白押し。今回は、北欧家具ブランドの「アルテック」が開催する、「椅子が育む暮らし」をテーマとしたイベント「the chair ≠ a chair」をご紹介します。フィンランドの美しいデザインを感じることのできるイベントに、是非足を運んでみませんか?