そうだ!「日光」に行こう!
自家製のシロップや果物をのせた、美味しい「かき氷」は数々あるけれど…。
「かき氷」の美味しさの決め手は、やっぱり“氷”にある。
そうだ!「日光」に行こう!
“天然氷”ってよく耳にするけれど…
天然氷って何?
“天然氷”というと、つい天然水を凍らせたものと思ってしまいます。確かに“天然氷”は天然水を使っています。でもそれだけでは、“天然氷”とはいえません。“結氷”する場も“天然”の自然環境の下でなくてはなりません。
“天然氷”とは、水質が良い湧水などを、凍らせるのに相応しい環境に作った人工の池に引き込み、気温の変化などの自然の運行をよく見極めながら、手間暇を惜しまずに、ゆっくりと凍らせた氷のことです。
労を惜しまず、じっくりと。
ゆっくりと凍らせるのは、透明で硬く溶けにくい氷を作るため。低温下で一気に凍らせると氷に不純物が混じり、高温下では氷が太りません。2週間から20日程度かけてじっくりと凍らせることによって、ようやく透明で硬く溶けにくい氷が出来るのです。
池は山間の自然環境下にあり、毎日枯葉やちりなどが池の表面に舞い落ちます。氷が十分な厚みになるまでは、それらを取り除く作業を毎日繰り返します。池に張った氷の上に雪を撒き、ホコリ巻き込ませては雪を取り除くという作業を、雪が白くなるまで幾度も繰り返します。また、雪自体も、温度が上がる原因となるために、積雪したら取り除かなければなりません。
池は山間の自然環境下にあり、毎日枯葉やちりなどが池の表面に舞い落ちます。氷が十分な厚みになるまでは、それらを取り除く作業を毎日繰り返します。池に張った氷の上に雪を撒き、ホコリ巻き込ませては雪を取り除くという作業を、雪が白くなるまで幾度も繰り返します。また、雪自体も、温度が上がる原因となるために、積雪したら取り除かなければなりません。
そうした手間暇をかけた作業を繰り返したのち、十分な厚みとなった氷を切り出します。切り出された氷は、人力で“氷室”へと運び入れ、ようやく出荷に備えることになります。
天然氷三大氷室
大正時代に600軒弱、昭和初期にも100軒以上の氷室が国内にはありました。それが今ではたった5軒。その内の3軒が日光市内にあります。日光に、良質で美味しい岩清水、結氷に適した環境があるからにほかなりませんが、この地の伝統を守る気風も、その理由かもしれません。
現在、日光市内で氷室を構えるのは、1.松月氷室、2.三つ星氷室、3.三代目吉新氷室(=四代目徳次郎)の3軒。以下では、この3軒の氷が頂ける店と美味しいかき氷をたっぷりと紹介します。
貴重で美味しい“天然氷”を求めて、いざ日光へ出陣!
現在、日光市内で氷室を構えるのは、1.松月氷室、2.三つ星氷室、3.三代目吉新氷室(=四代目徳次郎)の3軒。以下では、この3軒の氷が頂ける店と美味しいかき氷をたっぷりと紹介します。
貴重で美味しい“天然氷”を求めて、いざ日光へ出陣!
1.松月氷室
「松月氷室」のかき氷のメニューは豊富。
「いちご」や「みぞれ」等、“昔ながらの駄菓子屋のかき氷”。
「抹茶あずき」「黒糖みつ」等の“和の味わい”。
「野いちご」「ピーチ」等の“ちょっと贅沢な果汁入り”。
「特上マンゴ」「生いちご」「桃」「葡萄」「ブルーベリー」等の“厳選こだわり果蜜シロップ”。
以上の4つに分類され、メニューは全部で20種以上あります。
オプションとして“ミルクがけ”、また「生いちごと野いちご」「桃とピーチ」といった“ハーフ&ハーフ”という組み合わせもあります。
それでは、食べログさんから訪問した方々の声を拾ってみましょう!
「いちご」や「みぞれ」等、“昔ながらの駄菓子屋のかき氷”。
「抹茶あずき」「黒糖みつ」等の“和の味わい”。
「野いちご」「ピーチ」等の“ちょっと贅沢な果汁入り”。
「特上マンゴ」「生いちご」「桃」「葡萄」「ブルーベリー」等の“厳選こだわり果蜜シロップ”。
以上の4つに分類され、メニューは全部で20種以上あります。
オプションとして“ミルクがけ”、また「生いちごと野いちご」「桃とピーチ」といった“ハーフ&ハーフ”という組み合わせもあります。
それでは、食べログさんから訪問した方々の声を拾ってみましょう!
氷はサクッサクではなくてフワッフワなので
口の中に入れるとスッと溶けていくような感じですね。
今まで食べてきたかき氷とは全く違う食感にただただ戸惑っていました。
(中略)
とちおとめミルクがけは、とちおとめシロップが甘すぎないのでいいですね。
それにミルクが合うんです。
出典:tabelog.com
生いちごはいちごそのままの味の甘いシロップ。
野いちごはは酸味がかなり強いシロップでした。
この2つが半分ずつなので、甘みと酸味のシロップを好きなように
交互に食べていくと飽きることなく最後までおいしくいただけます。
出典:tabelog.com
黒糖みつは沖縄産100%の黒砂糖のみで作られたもの。
黒糖ならではの風味とコクのある甘み。
ミルクをかけても負けない黒糖の味、とても相性の良い組み合わせでした。
幸せになれる味ですね。これはとても好みのシロップで、
お代わりしたくなるほどのおいしさでした。
出典:tabelog.com
スプーンを入れると、サクサクじゃなくてふわふわした感覚。
キーンとくる冷たさがなくて、口に入れた瞬間に、すっととろける。
抹茶とあずきのバランスがよくて、ミルクのほっとする甘さが
何ともいえなく美味しいです。
これは、ここまで来て食べる価値あり、でした。
出典:tabelog.com
”箱の森”内の「里山の うどん カフェ 何時も庵」
雰囲気の良さに「かき氷」のことを忘れてしまいそうな建物や内装です。
このカフェは「うどん」がメインですが、かき氷も種類、内容、共に充実しています。
このカフェは「うどん」がメインですが、かき氷も種類、内容、共に充実しています。
羽根のようにかかれた美しい氷は、食べるとふわふわとして見た目を裏切らない美味。味もいいし姿も美しいし、惚れ惚れするようなかき氷です
羽のようにふわふわな氷と、やわやわな寒天、そしてコリッと硬めに炊いた小豆の、食感のコントラストが楽しいかき氷
文挟 / カレーうどん
- 住所
- 日光市猪倉1961-3
- 営業時間
- 4~10月 11:30~17:00(LO 16:30)
11~3月 11:30~16:30(LO 16:00)
- 定休日
- 月曜 第一火曜 祭日の場合営業、翌日休み
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
さかえや
東武日光 / 和菓子
- 住所
- 日光市松原町10-1
- 営業時間
- [月]
09:30 - 17:00
[火]
09:30 - 17:00
[水]
09:30 - 17:00
[木]
09:30 - 17:00
[金]
09:30 - 17:00
[土]
09:30 - 17:00
[日]
09:30 - 17:00
■ 営業時間
季節変動あり
■ 定休日
不定休(ほぼ無休)
◼︎揚げゆばまんじゅうが売り切れ次第閉店
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
「松月氷室」の氷を使っているお店は、他にも金谷ホテルのラウンジ「メイプルリーフ」など多数あります。
2.三つ星氷室
松月氷室から程近い場所にあるのが、「三つ星氷室」。明治10年頃の創業と伝えられます。この氷室は、店舗への卸売がメイン。首都圏やその他に出荷され、かき氷用としてだけでなく、お酒のための氷としても使われています。
それでは、「三ツ星氷室」の氷を使った店のかき氷を紹介します。
それでは、「三ツ星氷室」の氷を使った店のかき氷を紹介します。
つるや
鬼怒川駅から徒歩1分の土産店。2階のレストランで「三ツ星氷室」の氷を使ったかき氷を味わえます。
表面のフンワリ感は絶妙。 氷の部分のみ食べてもやや甘さを感じます。
出典:tabelog.com
鬼怒川温泉 / レストラン
- 住所
- 日光市鬼怒川温泉大原1398-6
- 営業時間
- [月]
10:30 - 16:00
[火]
定休日
[水]
10:30 - 16:00
[木]
10:30 - 16:00
[金]
10:30 - 16:00
[土]
10:30 - 16:00
[日]
10:30 - 16:00
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
すふぃんくす
日光鬼怒川の「東武スクエアワールド」内にある「すふぃんくす」は、エジプトゾーンにあります。
砂漠のオアシスさながらに、暑さの中で頂く天然氷のかき氷は最高です。
砂漠のオアシスさながらに、暑さの中で頂く天然氷のかき氷は最高です。
繊細かつフワフワの氷とコーヒーミルク、なかなか合います♪
やっぱり天然氷は美味しいですね♪
出典:tabelog.com
三ツ星氷室という会社が製氷器や冷凍技術を使わずに作っているという氷は
かき氷にすると、舌触りがなめらかでふわふわしています。
灼熱地獄で、熱せられたからだには、まさに地獄で仏に会ったような
かき氷です。シロップも手作り感がたっぷりです。
出典:tabelog.com
東武ワールドスクウェア / カフェ
- 住所
- 日光市鬼怒川温泉大原209-1 東武ワールドスクウェア内
- 営業時間
- [月]
11:00 - 16:00(L.O. 15:30)
[火]
11:00 - 16:00(L.O. 15:30)
[水]
11:00 - 16:00(L.O. 15:30)
[木]
11:00 - 16:00(L.O. 15:30)
[金]
11:00 - 16:00(L.O. 15:30)
[土]
11:00 - 16:00(L.O. 15:30)
[日]
11:00 - 16:00(L.O. 15:30)
■ 定休日
無休(東武ワールドスクウェア営業日に準ずる)
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
3.四代目徳次郎(三代目吉新氷室)
デパートや催事場などでの季節販売や「榮太樓」とのコラボかき氷等、多角的に氷を販売している氷室。かき氷好きなら一度は耳にしたことがあるはず。
先に三大氷室として述べましたが、「四代目氷屋徳次郎」は、「三代目吉新」を継承した氷室です。「三代目吉新」が蔵元をやめたため、有志が集ってこの氷室を継承し、氷の販売を始めました。
先に三大氷室として述べましたが、「四代目氷屋徳次郎」は、「三代目吉新」を継承した氷室です。「三代目吉新」が蔵元をやめたため、有志が集ってこの氷室を継承し、氷の販売を始めました。
CAFE OWL(カフェ アウル)
日光市内で「四代目氷室徳次郎」の氷を使ったかき氷を頂けるのは、日光霧降高原チロリン村の中にある「カフェ・アウル」。「チロリン村」はこの氷室の直営です。「カフェ・アウル」のかき氷を目指して、多くの人々が遠方から集まります。
地元産のイチゴを使っているそうで、ゆるーいイチゴジャムのようなソースがとても上品な味。ふわふわに柔らかい氷とよく合っています。
木綿のようにフワフワで、口に入れるとスッと消えてしまう。
例えるなら綿飴を口に入れた時の感触に似ているかも。
出典:tabelog.com
東武日光 / スイーツ
- 住所
- 日光市所野1535-227 日光霧峰高原チロリン村内
- 営業時間
- [月]
09:00 - 16:00
[火]
定休日
[水]
09:00 - 16:00
[木]
09:00 - 16:00
[金]
09:00 - 16:00
[土]
09:00 - 16:00
[日]
09:00 - 16:00
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
湯沢屋 茶寮
湯沢屋特製の餡をベースに北海道産の練乳、宇治の抹茶を掛け上品なテイスト。
やはり、天然氷はその口融け感が違う。
出典:tabelog.com
東武日光 / 甘味処
- 住所
- 日光市下鉢石町946
- 営業時間
- [月]
11:00 - 17:00
[火]
11:00 - 17:00
[水]
11:00 - 17:00
[木]
11:00 - 17:00
[金]
11:00 - 17:00
[土]
11:00 - 17:00
[日]
11:00 - 17:00
■ 定休日
不定休
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
珈茶話 (カシワ)
下今市 / カフェ
- 住所
- 日光市今市1147
- 営業時間
- [月]
11:00 - 18:00
[火]
11:00 - 18:00
[水]
定休日
[木]
11:00 - 18:00
[金]
11:00 - 18:00
[土]
11:00 - 18:00
[日]
11:00 - 18:00
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
いっぴん
おわりに
日光の天然氷のかき氷いかがでしたか?
わざわざ“天然の氷”を求めて、遠くまで足を運ばなくてもという意見もあるでしょう。
人工の純氷も天然氷も同じだという、専門家の意見もあります。
確かに販売される純氷も、温度管理や製造技術の向上もあって美味しいものです。
それでも、風の音や木々がさざめく音を聞きながら育ち、人の営為によって出来た氷に、筆者は軍配を上げたいと思います。
わざわざ“天然の氷”を求めて、遠くまで足を運ばなくてもという意見もあるでしょう。
人工の純氷も天然氷も同じだという、専門家の意見もあります。
確かに販売される純氷も、温度管理や製造技術の向上もあって美味しいものです。
それでも、風の音や木々がさざめく音を聞きながら育ち、人の営為によって出来た氷に、筆者は軍配を上げたいと思います。
画像は縁結びのパワースポットと若返りの湧水で有名な「日光二荒山神社」。