八重山諸島一番の透明度を誇るニシ浜ビーチ。抜けるような青空、ぽっかりと空に浮かぶ白い雲、抜群の透明度を誇る碧い海、日射しを浴びてキラキラと輝く白い砂浜が織りなす景色は、地上に舞い降りた楽園のようです。

「ハテルマブルー」と形容される碧い海が広がるニシ浜ビーチ。地上からも透けて見える海底の白砂とサンゴ礁のコントラストの美しさは格別です。

まるで樹木が枝葉を広げたかのような姿をした珊瑚、その間を自由に泳ぎ回る色鮮やかな熱帯魚たち、太陽光を浴びて碧く輝く海水……。海の中には、美しく神秘的な世界が広がっています。

コート盛は、17世紀半ば頃に造られた珊瑚石で造られた見晴台です。平地が広がる波照間島において不審船などをいち早く発見するための重要な役割を果たしていました。

創建から300年以上の時間を経た今でもコート盛は緻密な状態を保っています。高さ4メートルの見晴台からは、サトウキビ畑が広がる波照間島内の景色を大パノラマで一望できます。

高那崎では、切り立った断崖、打ち寄せる荒波、深みのある碧い海が融和し、素晴らしい景色が広がっています。ここは、人が訪れることができる場所としては日本最南端の岬です。

高那崎には、「日本最南端」と刻まれた石碑があります。この石碑は、1970年に、北海道を出発地として日本縦断旅行を敢行した学生の手によって、旅の終着地として記念に建てられたものです。

波照間島集落内にある小さな酒造所、波照間酒造所では、沖縄を代表するお酒、泡盛が製造されています。ここでは、生産量が少なく“幻の酒”との異名を持つ泡盛の銘柄、「波泡」が製造されています。

波泡は、波照間酒造所の近くにある共同売店で購入することができます。

空気が澄んで街灯の少ない波照間島は、日本で最も多く星が観測できる地として知られています。4月から6月の晴れた夜には、南十字星が輝き、夜空の美しさを引き立てています。

海畑（イノー）は、波照間島フェリーターミナルにあるお蕎麦店です。フェリーを待つ間、沖縄名物のソーキそばをいただいてみるのもおすすめです。

仲底商店では、雑貨やお土産の他に、珍しいジェラートが売られています。ハイビスカス、マンゴー、シークサワー、泡盛、黒糖など種類は様々ですが、イチオシは、ここでしか食べることができない泡盛アイスです。