富士宮市の「朝霧高原」は、富士山西川の裾野に開けた、酪農盛んな高原。
その名の通り、年間を通じて霧の発生が多く、爽やかな空気と良質な水に恵まれた地域です。
牧草地が広がる「朝霧高原」には、搾りたてのミルクやスウィーツ味わえ、動物たちと直接触れ合える牧場が点在する他、新鮮な野菜や乳製品を並べる大型のフードパークや観光施設、また地場のならではのおいしい飲食店も多く在しています。
「朝霧高原」は、中央高速道路・河口湖I.Cから30~40分。首都圏から2時間から3時間ほどで到着できる、アクセスの良い高原です。行楽日和が続く秋の季節は、のんびりと“おいしい休日”を味わいに、富士山麓の「朝霧高原」へと出掛けてみましょう。
「朝霧高原」へのアクセス
「朝霧高原」へは、中央自動車道「河口湖I.C」から国道139号線で、約30~40分。
東名高速道路「富士I.C」から約40から50分。
東名高速道路「富士I.C」から約40から50分。
高原の牧場でのんびりと。
朝霧高原での酪農の歴史は、昭和20年代に遡ります。大いなる夢を抱き富士山麓に入った先人たちは畑を耕し、富士山の下での暮らしをスタートさせました。そして、昭和25年には酪農に転換し、昭和29年には国から高度集約酪農地域に指定されています。その後、昭和30年代からの草地改良事業をはじめとした様々な基盤整備事業を経て、現在では酪農専業地域として発展を遂げています。
朝霧高原には湿度の高い気流が流れ込みやすく、毎年多くの雨が降ります。この雨と水はけのよい土壌、そして南に向かって緩やかに傾斜した地形は、牧草の生育に大きく寄与しています。また、標高の高い朝霧高原は、気温も市街地と比べ4 - 6℃程低く、牛の身体にも適しているのです。
「まかいの牧場」
出典:www.flickr.com(@Bong Grit)
「まかいの牧場」には、自然の中で存分に遊べる施設も充実。
【画像は、「コロボックルの砦」内のツリーハウス】
「富士ミルクランド」
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
おいしい!地場食材を楽しみましょう。
道の駅 朝霧高原
あさぎりフードパーク
“水”が美味しい富士山麓で、お蕎麦を楽しみましょう。
さゝみ乃
そばの実 一閑人
周辺の観光スポット
雨が降っても大丈夫!「富士花鳥園」
温室はオランダ製、遮光カーテンはスウェーデン製、換気メカニズムとコンピューターはデンマーク製、ドライフォグによる湿度調整システムはアメリカ製と、世界の最新技術を取り入れた冷暖房完備の完全環境制御の大温室は、夏は涼しく冬は暖かい快適空間を造り、周年開園を実現させています。
キャンプをするなら
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場
おわりに
“牧場”と耳にしただけで、草を食む牛や草地が広がる高原、搾りたてのミルクや美味しいチーズ等など、牧歌的な風景が浮かびます。「朝霧高原」は、そんなイメージ通り、のんびりとして心から安らげる場所です。秋の行楽シーズンは、ぜひ富士山麓の「朝霧高原」でゆったりと“おいしい休日”を楽しみましょう。
【画像は、秋の早朝の「朝霧高原」。視界が開けた高原から望む「富士山」は、“男富士”ともよばれ、実に雄大。】