奈良県の深い山間に位置する十津川村は、その地形を生かした観光スポットや温泉が人気の場所。有名な十津川温泉をはじめ、迫力満点の吊り橋や渓谷、景色を眺めながら休憩できるカフェなどがあります♪豊かな自然の魅力を存分に楽しめる、おすすめのスポットをご紹介しましょう。2017年01月04日更新
「十津川村」があるのは奈良県の最南端で、和歌山県と三重県の県境にもあたる場所。村の96%は山で占められており、全体の広さは琵琶湖とほぼ同じくらいという、日本一大きな村としても知られています。電車は通っていないため、アクセスは車か、近鉄八木駅やJR新宮駅から路線バスに乗ります。
世界遺産にもなっている熊野参詣道「小辺路(こへち)」は、十津川村を真っ直ぐに縦断しています。幾重にも連なる雄大な山々は、古代から変わることのない荘厳な眺め。神聖な気持ちになる風景です。
秘境のようなイメージのある十津川村ですが、山あいならではの景色を堪能できる素敵な場所がたくさんあり、多くの観光客が訪れる人気の観光地でもあるんです♪それではさっそく、迫力のある人気スポットや、休憩にぴったりのカフェ、おすすめの宿泊施設などをご紹介しましょう!
はるか下方を十津川が流れ、二つの山を結ぶように架けられた「谷瀬(たにぜ)の吊り橋」。長さ297メートル・高さ54メートルもある巨大な橋で、十津川村で一番スリルを感じられる場所です!
至ってシンプルな造りの橋は、透き間から下の景色が丸見え!元々は生活用にかけられたもので、地元の方も日常的に利用しているそうです。
「野猿(やえん)」とは、谷川にロープを張って取り付けた人力ロープウェイのこと。綱をたぐり寄せながら対岸へ進む、何とも楽しいアクティビティです。その様子が猿が蔓を伝う姿によく似ていることから、野猿と名付けられました。
吉野熊野国立公園内にある「瀞峡(どろきょう)」。深い峡谷をエメラルドグリーンの水が悠々と流れる、壮大な景色が見ものです。
瀞峡は観光用のジェット船でじっくり観て回ることができます。巨大な岸壁やいろいろな形をした岩などを、間近で堪能できますよ☆
玉置山の山頂近くにある「玉置神社(たまきじんじゃ)」は、十津川村のパワースポット。2千年以上続く由緒正しい神社で、あの空海も修行を行った場所と言われています。
境内には樹齢3千年を超えるご神木も。巨大な木々のパワーを浴びて、エネルギーをチャージしましょう。
十津川村には大小様々な滝が点在しています。「笹の滝」はそのうちの一つで、日本の滝100選にも選ばれている名所。夏の時期は清流に足を浸して休むこともできる、癒しのスポットです♪
二津野ダム湖畔の周辺に湧いている温泉は、「十津川温泉」という総称で呼ばれています。旅館はもちろん、気軽に入浴できる公衆浴場も揃っていますよ。こちらの「庵の湯」は観光客にも人気です。
大きな窓からはダム湖が一望できます。十津川温泉は日本で初めて源泉かけ流し宣言を行った温泉地で、正真正銘の良質な温泉が自慢です。
奈良県最南端に位置する十津川村は、1989年に大手旅行会社であるJTBが発刊する雑誌「旅」の創刊750号を記念して選ばれた「日本の秘境100選」として選定された秘境の一つです。「秘境」と評されるに値する豊かな自然と日本の原風景ともいえる素晴らしい景観を持つ十津川村は人々を魅了してやみません。有名な寺社仏閣が集中し、大勢の観光客で賑わう奈良県中心部から少し足を延ばした美しい秘境、十津川村のみどころをご紹介します。
大正時代に瀞峡を見下ろす断崖絶壁に創業した「瀞ホテル」。先代が亡くなって一時休業していましたが、現在はカフェレストランとして営業しています。
大正ロマンを思わせる店内からは、瀞峡の雄大な眺めをたっぷり堪能できます。レトロな雰囲気がたまらないですね!
「瀞ホテル」ではマフィンやハヤシライスなど、ランチにぴったりの美味しいカフェメニューが人気です。売切れてしまうこともあるので、予約をしておくと安心ですよ!
谷瀬の吊り橋のすぐ近くにある、ログハウス風のカフェレストラン「spruce」(スプルース)。山あいの村にぴったりの、温かい雰囲気が魅力です。
お天気のいい日にぜひおすすめしたいのは、こちらのオープンデッキ。目の前は谷瀬の吊り橋を見渡せる絶景です!
ランチで人気のオムライスは、お好みのソースを選べるスタイル。家庭的な味をゆっくり堪能して下さいね♪
「ホテル昴(すばる)」は、十津川温泉の中でも特に人気の高い宿泊施設。温泉と昼食がセットになった日帰りプランも充実しています。
お部屋はファミリーにもぴったりのゆったりとした広さです。窓からは十津川村の雄大な自然の景色を眺められます。
露天風呂・打たせ湯・寝湯・内湯・檜風呂など、お風呂の種類が豊富にあるのも「ホテル昴」の魅力です。もちろん源泉かけ流しの天然温泉ですよ♪
吉野熊野国立公園の瀞八丁の断崖絶壁の上に凛と佇む、開業96年の「瀞(どろ)ホテル」。築100年以上の歴史ある老舗旅館が2013年6月、食堂・喫茶として営業を再開しました。絶景と歴史的な建物のクラシカルな魅力はもちろんのこと、味も美味しいと人気が高く、週末ともなれば多くの観光客でにぎわっています。そんな、一風変わった魅力を持つ「瀞ホテル」と周辺の観光をご紹介します。
手付かずの自然が豊かに残る場所でありながら、観光客が楽しめる人気スポットも数多く揃う十津川村。ゆったり過ごすのも良し、アクティブに楽しむも良し。ぜひ、いろいろなスタイルの旅行を満喫してみて下さいね!
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「十津川村」があるのは奈良県の最南端で、和歌山県と三重県の県境にもあたる場所。村の96%は山で占められており、全体の広さは琵琶湖とほぼ同じくらいという、日本一大きな村としても知られています。電車は通っていないため、アクセスは車か、近鉄八木駅やJR新宮駅から路線バスに乗ります。