出典: 陽が落ちて空に星が見える頃、そこにはまだ見たことのない奈良の景色が隠れているかも…。
歴史の風情漂う夜の古都を、改めてゆっくり歩いてみませんか?
奈良では毎年夏の一定期間、奈良公園一帯を中心としたさまざまな世界遺産や歴史的建造物を美しくライトアップするイベント、「ライトアッププロムナード・なら」を開催しています。
2017年の開催予定は7月15日(土)~ 9月24日(日)。
東大寺や春日大社、興福寺などおなじみの観光名所も、昼間に見るものとはまた違った雰囲気ですよ。
出典: 出典: 【ライトアップ建造物(2016年)】
1. 東大寺(大仏殿・中門・南大門)
2. 奈良国立博物館 仏教美術資料研究センター
3. 奈良国立博物館 なら仏像館 4. 春日大社一之鳥居
5. 浮見堂 6. 興福寺五重塔 7. 猿沢池
8. 平城宮跡 朱雀門 9. 平城宮跡 大極殿 10. 薬師寺
※ 2017年の会場は一部変更になる可能性があります。
「ライトアッププロムナード・なら」の期間中でもある8月の10日間、奈良公園を中心とした10カ所の会場に、1万を越えるろうそくを配置して明かりを灯すイベントです。「一客一燈」として、参加者が500円で自分だけのろうそくを灯すこともできます。
出典: 出典: 出典: 東大寺の参道脇にある鏡池の周囲にはたくさんのろうそくが並べられ、大仏殿のライトアップとともに幽玄な世界を創り出しています。なお、8月13日・14日は特別に無料で夜間拝観できます。幻想的な夜の大仏様や、ライトアップされた凛々しい金剛力士像を見ることができるチャンスですよ。
出典: 興福寺のシンボルである五重塔は、ライトアップされている中で下から見上げると思いのほか大きいうえ、陰影がくっきりとしている分とても迫力があります。じっと拝見しているだけでいつのまにか時間が経ってしまうような、厳かな佇まいです。
出典: 猿沢池の周囲もたくさんのろうそくが取り囲みます。画面奥の灯火が浮かんで見えるのは、猿沢池から興福寺へと続く階段にも明かりが並んでいるためです。それらが池の水面にたくさん反射して、まるで星をばらまいたようですね。
出典: 奈良公園に隣接する奈良国立博物館の敷地内には、奈良で最初の本格的洋風建築、旧帝国奈良博物館本館だった「なら仏像館」があります。明治の香り漂うどっしりした洋館がライトアップされている様子もとてもカッコいいのですが、その周囲にもたくさんのろうそくが並んで光の帯を作っています。
出典: 春日大社から少し南に下ったところにある鷺池(さぎいけ)には、檜皮葺(ひわだぶき)屋根の浮見堂があります。六角形の美しいお堂のライトアップや、橋にずらりと並べられた明かりが池に映ってとても綺麗です。
出典: 東大寺大仏殿では、盂蘭盆(うらぼん)の最終日である8月15日の夜、約2500基の灯籠に火を灯す万灯供養会が開かれます。大仏殿正面の観相窓(かんそうまど)も開くので、大仏様のお顔を参道から拝むことができますよ。
出典: 出典: 毎年8月14・15日に行われる「中元万燈籠」では、境内の石燈籠約2000基、釣燈籠約1000基の合計約3000基の燈籠すべてに火が灯され、荘厳な雰囲気に包まれます。中には平安末期から残されている石燈籠もあるなど、悠久の歴史を感じさせてくれる灯火です。
山に囲まれた盆地であり、歴史的な景観保護の観点から高い建物が比較的少ない奈良市街は、夜景スポットから眺めると、光の粒が一面に広がったよう。ドライブなどでお近くまで来られた際は、ぜひ足を延ばして立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
出典: 「新日本三大夜景」に選定された、県内でも指折りのビュースポットです。遥か向こうには生駒山地や金剛山脈が横たわっており、この一帯の地形がまさしく盆地であることがよくわかる絶景です。
出典: 大阪府と奈良県に跨がる生駒山には、眺めの良さで人気の展望駐車場が何カ所かあります。信貴生駒スカイラインから大阪方面を見渡すと、これぞ光の絨毯。一見の価値ありですよ。
出典: 生駒山を挟んで大阪と奈良を結ぶ道路、通称十三峠は、生駒スカイラインと同レベルの夜景が見られる展望スポットへ一般道で行けることで人気です。峠越えへの道はなかなか険しいため、比較的道幅が広い奈良側から向かわれるのがおすすめ。
日が暮れると早々にお店が閉まってしまう、という印象を持たれがちな奈良の街。深夜までお食事やお酒が楽しめる美味しいお店もちゃんとありますよ♪
出典: 営業時間は11:00~23:30で、奈良駅界隈でも古株の人気カフェです。バリ風のインテリアがちりばめられた店内はゆったりしており、昼はランチやスイーツ、夕方以降も夜カフェやバーとして利用するお客さんで賑わっていますよ。
出典: スイーツは常時10種類以上、お食事メニューは一番人気の石釜ピザのほか、パスタやナシゴレン、一品ものなどメニューも豊富です。夜はビールやカクテルも多彩に味わえますよ。
出典: 営業時間は17:00~翌2:00までと、こころゆくまでお酒を楽しめる居酒屋さん。毎日仕入れている鮮度抜群の野菜・魚・鶏肉が自慢で、お店に取り揃えた銘酒の中から、きき酒師の資格を持ったご店主が料理に合わせたお酒をおすすめしてくれます。
出典: 「ぜひ一度生で食べて欲しい」とおっしゃるのがこちらの綺麗な野菜盛り、その名も「大和野菜の刺身」。普段あまり見かけない珍しいお野菜も、素材本来の旨味を引き出す4つのタレやお塩で美味しくいただけます。
近鉄奈良 / 居酒屋
- 住所
- 奈良市上三条町7
- 営業時間
- [月]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[火]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[水]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[木]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[金]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[土]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[日]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[祝日]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[祝前日]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[祝後日]
17:00 - 00:00(L.O. 23:30)
■ 定休日
不定休
- 定休日
- 平均予算
- ¥5,000~¥5,999
データ提供: 出典: 11:00~16:00まではカフェとして、18:00~23:00まではダイニングバーとして利用できるお店です。古民家を改装した店内は、お座敷がメインですがソファー席もあり、和と洋がうまくマッチした寛げる空間。授乳やオムツ替えもできる広いトイレなど、子連れママにも嬉しい気遣いがされています。
出典: 地産地消にこだわったメニューは、ママがお子さんに食べさせたいと思えるような栄養満点なものばかり。ランチやカフェメニューはもちろん、夜のごはんも煮込みハンバーグやとパスタ、コース料理などしっかり充実しています。
出典: 奈良市中心部の閑静な住宅街、路地裏の一軒家にある隠れ家バーです。気さくなマスターと、スタンダードなものから珍しいものまで揃えられたドリンクメニューで人気のお店。女性同士でも入りやすい明るい雰囲気で、旬の果物を贅沢に使ったカクテルも好評だそうですよ。
近鉄奈良 / バー
- 住所
- 奈良市寺町1-1
- 営業時間
- [月]
15:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[火]
15:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[水]
15:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[木]
15:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[金]
15:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[土]
15:00 - 00:00(L.O. 23:30)
[日]
15:00 - 00:00(L.O. 23:30)
■ 定休日
不定休(ご来店の際はご連絡下さい)
- 定休日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999
データ提供: 出典: これから夏に近付くにつれ、夕涼みがてらにそぞろ歩く夜の散歩も気持ちの良い季節です。ご紹介したライトアップイベントの他にも、寺社仏閣の特別公開、音楽イベントなども色々行われますので、奈良にお越しの際はぜひ楽しんでみて下さいね。
陽が落ちて空に星が見える頃、そこにはまだ見たことのない奈良の景色が隠れているかも…。
歴史の風情漂う夜の古都を、改めてゆっくり歩いてみませんか?