”七色の白”が優しい高級ホテル
ホテルに入ってまず気づくのが香りです。
ビーチ特有のココナッツの香りにまじって、蘭やブーゲンビリアなど優雅な花々の香りがただよい、目を閉じても幸せな空気を味わうことができます。
ゲストルームも白を基調にしたデザイン。派手な色でごまかすことなく、あくまでもピュアな雰囲気。ゲストルームのコンセプト「セブン ジェイト オブ ホワイト」、七色の白が優しいハワイの光と調和します。
過剰な装飾をしなくとも、シンプルで洗練された美しさだからこそ、ハワイの海と空の青さを引き立てます。
ハレクラニの最高のホスピタリティ
ゲストを家族のような気持ちで迎えてくれる
ハレクラニのチェックインは他とはちょっと違います。フロントでは名前を告げるだけ。チェックインの手続きは部屋で行います。
部屋にはウエルカムフルーツとチョコレートが準備されており、「いらっしゃいませ」というより、「お待ちしていました！おかえりなさい」というあたたかな雰囲気で迎えてくれます。
チョコレートはこんなかわいらしいもの。「これって買ったらいくら？」と思わず考えちゃいますが、ここではそんなの忘れて素直に喜びましょう♪
1日2回のターンダウンはギフトを添えて
ハレクラニではターンダウン、つまりベットメイクなど部屋の清掃を1日に2度行います。
そしてその都度なにかしらのプレゼントを用意してくれます。キーホルダーや、お花、マグネットやポストカードなど。そのアイデアと心づかいは感動ものです。
こちらは、瓶にはいった砂。
旅の素敵な思い出の品になりそうですね。
たとえば午前中ビーチで泳いでる間に一度目の清掃が入り、部屋をきれいな状態に整えてくれます。シャワーを使い、午後また出かけて帰ってくると、完璧に清掃されているのはもちろん、暗めの照明にムーディーなハワイアンミュージックのCDをかけてくれていたりします。すごく気持ちがよくリッチな気分を味わえます。
ハワイの朝は波の音とともに
一流ホテルのお楽しみ、お食事です。中でも宿泊者ならではの朝食が優雅さヒトシオです。さわやかなハワイの朝の空気の中、波の音をBGMにテラスで食べる朝食。豪華ではないけれど、これこそ本当の贅沢だと感じる瞬間です。
朝食は好きなものをとるビュッフェになっています。
中でもおすすめはこちらのワッフル。絶妙な焼き加減と適度な甘さ。あまりのおいしさに朝からテンションあがりっぱなしになること必須です。
毎朝ビーチヨガのレッスンも行われています。英語がわからなくてもインストラクターのポーズを真似するだけで大丈夫。美しい海を眺めながらのヨガは心洗われる体験です。
エクササイズのプログラムは他にもいろいろと用意されています。
ハレクラニの象徴、オーキッドプール
ハレクラニで一番目をひくのがこのプール。オーキッド（蘭）が描かれ、プールサイドでは各国のセレブがくつろいでいます。
ビーチベットを使おうと近づくと、すかさずスタッフが清潔なタオルを準備してくれ、常に快適に過ごせます。そしてこのプール、どこから写真を撮っても絵になる美しさです。
夕方になるとプールサイドでハワイアンの生演奏がはじまります。サンセットの変わりゆく空を背景に極上のリラックスタイムです。
マネージャー主催のカクテルパーティー
都合をつけられるなら、ハレクラニの宿泊は是非水曜日に滞在してください。というのも、毎週水曜の17：30からゲストだけが出席できる無料のパーティーが開かれるのです。
シャンパンやカクテルをはじめ各種アルコールやソフトドリンクが振る舞われます。
色鮮やかで手のこんだ軽食がたくさん並べられ、とても華やかなパーティーなのですが、まったく気取ってなく、マネージャー自らゲストに話しかけ、おすすめの観光をアドバイスしてくれることもあります。
「お得！」という次元を超えて、ときめきの連続に心酔してしまいます。
おわりに
こんなに素敵なホテルだから新婚旅行やホテルウェディングにもとても人気があります。そういう私も実はハネムーンでハレクラニに宿泊した一人です。
水曜日のカクテルパーティーで「また10年後の結婚記念に泊まりたい」とマネージャーに話したところ、帰国後にもサプライズがありました。「10年後、またお待ちしております。」とエアメールをくれたのです。
ホテルはただ寝るだけの場所ではありません。そこで喜びも癒しも感じることのできるところです。最高のホテルで最上のリフレッシュを経験してみてください。
30階以上の高層ホテルも多いワイキキビーチでハレクラニは17階建て。ハレクラニの存在を知らない人は地味な印象を受けるかもしれません。けれどそれはすべてのゲストに最高のサービスと落ち着いた滞在を提供するためのハレクラニなりのこだわりです。