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伊勢神宮は、「内宮(ないくう)」と「外宮(げくう)」の2つがあります。
通常、「お伊勢詣り」というと、この内宮と外宮の二つを回ることとされており、外宮か内宮、片方だけをお詣りするのは、「片まいり」と呼ばれ、やってはならないことなのです。
内宮のご祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、「日本人の総氏神」といわれる存在です。
外宮のご祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)、天照大御神の食事をつかさどり、「産業や食事に関する神様」です。
この内宮・外宮を中心とする、それぞれの別宮、摂社、末社、所管社などの合わせて125社を総称して「伊勢神宮」と呼ぶのです。
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参拝の順序は、外宮から内宮へ回るのが、古来からの習わし。
外宮→内宮の移動距離は約4.5km。
バスや車で15分程の距離なので、歩くと結構時間がかかります。
人力車に乗るのも良いですし、街並みを楽しみながらゆっくりと散策するのも楽しいです。
食べ歩きもできるので、伊勢グルメを堪能してみてはいかがでしょうか?
伊勢神宮の鳥居前町として栄えたのがこの「おはらい町」。
当時、日本全国から参宮客を集めた「御師」と呼ばれる人々がこの通りに館を連ね、客人をお祓いや神楽でもてなしたことから、いつしか「おはらい町」と呼ばれるようになったと言われています。
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地下道の中には、門脇俊一画伯の屏風絵が展示してあります。
絵は江戸時代(宝永年間)の京都三条大橋を起とした、参宮道中の風景。
「現代と伊勢を繋ぐタイムトンネル」に見立てて作られた地下道は、歩いているうちに江戸時代へタイムスリップするかのような気分になります。
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この地下道は壁が石材でできているのですが、その石材の中に「ハート型の石」が一つ紛れています。
女性やカップルに話題の新しいパワースポット。
通った際はぜひ探してみてくださいね。
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内宮の右手にある「おはらい町通り」。
宇治橋から五十鈴川に沿って続く約800メートルの石畳が敷かれた道には、昔ながらの町並みが続きます。
お土産屋さんやお食事処、神宮道場や祭主職舎などの歴史的建造物などもあるため、お伊勢さんらしいレトロな雰囲気を味わいながら内宮への思いが募る、とっても素敵な通り道です。
伊勢と言えば“伊勢海老・伊勢うどん・松坂牛・赤福・てこね寿司”等々、他にもおいしい食べ物がたくさんありますよね。
そんな名物を一気に食べられるのがおはらい町の魅力です。
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おはらい通りの中ほどにある名店「すし久」。伊勢志摩の郷土料理が味わえるということで、ぜひ訪れたいお店です。
1番人気はこちらのてこね寿司。厚く切った鰹をこだわりのお米に豪快にのせた自慢の一品です。
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ゆっくりとくつろぎたいときにおすすめなのが「五十鈴川カフェ」。
五十鈴川を眺めながらまったりケーキが食べられます。
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松坂牛を手頃な価格で食べられるのがこちらおの「お伊勢屋本舗」。
休日は行列ができるほどの人気店です!
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歩き疲れたらおはらい町の中ほどにあるだんご屋さんでほっと一息。
人気のみたらし団子をはじめ、きな粉団子や黒蜜団子など計5種類ほど販売しています。
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こちらは豪快に売られているサンマの丸干し。
良い香りに誘われてつい足を止めてしまいます。
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大きいものから小さいものまで、様々な招き猫が「福を招く」とお土産に人気です。
毎年9月29日には「来る福招き猫まつり」を開催しているそう。
伊勢神宮のパワーをたくさんもらった招き猫は福を呼び込んでくれそうですね!
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色とりどりの招き猫。どの子を選ぼうか目移りしてしまいます。
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おはらい町のちょうど中ほどに位置するのがこちらの『赤福』。
ここを曲がると「おかげ横丁」に入ります。
本店ではなんと、出来立ての赤福を食べることができるんです!
出来立てのおもちは柔らかくて美味しいですよ。
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外の景色を見ながら、柔らかくておいしい赤福を食べる。至福のひと時を感じてください。
伊勢名物「赤福」の社長が
“内宮の門前町「おはらい町」の中ほどで、約300年間変わらず商いを続けてこれたのもお伊勢さんの「おかげ」”
という感謝の気持ちをもって作ったのがこの「おかげ横丁」。
江戸から明治にかけての伊勢路の代表的な建築物が移築・再現されており、三重の老舗の味、名産品、歴史、人情まで、全てを一度に体感することができる伊勢の観光スポットとなっています。
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伊勢うどんを頂くことができる「ふくすけ」は行列必至の人気店!
レトロな雰囲気の中で本格的な味を堪能してみては?
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街のいたるところに猫の姿が。
リラックスしている様子が可愛らしいですね。
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昔ながらのお店や、神話の世界を体験できる「おかげ座」など、楽しめるスポットがたくさん。
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伊勢海老が頂ける「海老丸」。
新鮮な魚介類を使った郷土料理は本格的な味わいです。
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伊勢海老をふんだんに使ったコース料理も人気です!
ちょっと贅沢な旅行のお食事にいかがでしょうか?
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豊受大神宮(外宮)
外宮には、『衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神』、豊受大御神がお祀りされています。
内宮創建から500年後、伊勢の山田原にご鎮座されたのが始まりでです。
お伊勢参りでここは外せないスポットですよね。
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伊勢神宮の歴史や式年遷宮で代々継承される匠の技を見ることができる博物館です。
外宮正殿の原寸大模型は圧巻。
伊勢神宮に訪れる前に歴史を学んでみてはいかがでしょうか。
1日に2回、10時20分と14時20分にガイドツアーも実施しているので、気になる方は参加してみては?
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こちらにお祀りされている猿田彦大神は、ものごとの最初に御出現になり万事最も善い方へ“おみちびき”になる大神。
「みちひらき」の神様として知られています。
簡単に言うと、「何か新しいことを始める時や何かを決意した時にお参りすると、その人にとって最良の方へ導いてくれる神様」
ということです。
お伊勢参りの際には必ず訪れておきたい穴場スポットとなっています。
内宮を満喫した後に、おはらい町・おかげ横丁でグルメ巡り
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猿田彦神社を訪れた後は、先に内宮へ。
こちらには皇室の御祖先の神である「天照大御神」がお祀りされているのです。
垂仁天皇の26年に、神路山・島路山を源とする五十鈴川の川上にご鎮座された『日本人の総氏神』。
一度立ち入ったら、その神聖な空気に圧倒され、心が澄むような感覚になります。
内宮をぐるっと一周し終わったら帰りにおはらい町やおかげ横丁で伊勢の歴史に触れながら、お土産を見たりグルメ旅をするのもお伊勢参りの醍醐味ですよね。
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レトロな街並みを歩きながら、食べ歩きやパワースポットを巡ることができるおはらい町。
ぜひ伊勢を訪れたらゆっくりと散策してみてくださいね。
この他にも、縁結びで有名な「夫婦岩」や海獣たちと触れ合える「二見シーパラダイス」など、まだまだ楽しいスポットが満載です。
観光もグルメも満載な伊勢市にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!
いつもたくさんの人で賑わうお伊勢さん。ゆっくりお伊勢参りをした後に、ぜひ立ち寄りたいのが伊勢神宮内宮から程近いおかげ横丁です。古い町並みが再現された通りには、たくさんのお店が立ち並び、歩いているだけとっても楽しいです。さらにあちらこちらから美味しい香りが漂ってきます♪小さなお子さんから、おじいちゃんおばあちゃんまで楽しめる、おかげ横丁の人気グルメをご紹介します。おいしいお土産グルメも必見です!是非出発前に予習をして、いつも以上に旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。
おはらい町にある「おかげ横丁」には、おいしいお店がいっぱい!観光地としても大人気です。こちらの記事では、食べ歩きしたいお店を厳選してご紹介しています。
伊勢神宮は、「内宮(ないくう)」と「外宮(げくう)」の2つがあります。
通常、「お伊勢詣り」というと、この内宮と外宮の二つを回ることとされており、外宮か内宮、片方だけをお詣りするのは、「片まいり」と呼ばれ、やってはならないことなのです。
内宮のご祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、「日本人の総氏神」といわれる存在です。
外宮のご祭神は豊受大御神(とようけのおおみかみ)、天照大御神の食事をつかさどり、「産業や食事に関する神様」です。
この内宮・外宮を中心とする、それぞれの別宮、摂社、末社、所管社などの合わせて125社を総称して「伊勢神宮」と呼ぶのです。