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文豪が愛した都内の「甘味処」歴史残るゆかりの地を訪ねて

文豪が愛した都内の「甘味処」歴史残るゆかりの地を訪ねて

都内には、誰もが知っている文豪が通った甘味処が今もあります。森鴎外も食べたという小倉アイス発祥の「みつばち」や、芥川龍之介の小説に登場した「長命寺 桜もち」を食べながら、想いを馳せてみませんか?居跡に建てられた記念館や、小説に描かれた橋などゆかりの地も一緒に訪れてみましょう。2020年08月31日作成

カテゴリ:
旅行・お出かけ
キーワード
食べる・飲む甘味処老舗歴史
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文豪が愛した都内の甘味処&ゆかりの地

文豪が愛した都内の「甘味処」歴史残るゆかりの地を訪ねて
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都内には、夏目漱石や江戸川乱歩など、一度は耳にしたことがある文豪たちが愛した甘味処が今も残っています。当時から変わらない味を作り続けている甘味処で、文豪たちの歴史に想いを馳せてみませんか?小説に登場するゆかりの地を訪れれば、タイムスリップしたような気分を味わえますよ。

森鴎外が訪れた「みつばち」

湯島にある甘味処「みつばち」は、創業明治42年(1909年)の老舗。小倉アイス発祥のお店としても有名なんですよ。その始まりは偶然の産物。創業者の夫妻が売れ残った小豆を冷凍して食べてみたところ、とてもおいしいことを発見したそう。「小倉アイス」と命名され、多くの方に親しまれる甘味が誕生しました。
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湯島にある甘味処「みつばち」は、創業明治42年(1909年)の老舗。小倉アイス発祥のお店としても有名なんですよ。その始まりは偶然の産物。創業者の夫妻が売れ残った小豆を冷凍して食べてみたところ、とてもおいしいことを発見したそう。「小倉アイス」と命名され、多くの方に親しまれる甘味が誕生しました。

その小倉アイスを食べに立ち寄った文豪が、食へのこだわりが人一倍強いと言われた森鴎外です。そのことからも、小倉アイスのおいしさが想像できますね。

現在小倉アイスは、最中の皮とセットで注文することもできますが、創業当時は銀の器にのせて運ばれてきたそうですよ。
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その小倉アイスを食べに立ち寄った文豪が、食へのこだわりが人一倍強いと言われた森鴎外です。そのことからも、小倉アイスのおいしさが想像できますね。

現在小倉アイスは、最中の皮とセットで注文することもできますが、創業当時は銀の器にのせて運ばれてきたそうですよ。

みつばちの小倉アイスの材料は、小豆と砂糖、塩、水だけ。乳脂肪を使っていないのでヘルシーなんですよ。単品の小倉アイス以外にも、鹿の子やあんみつなど小倉アイスをトッピングした甘味がおすすめです。
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みつばちの小倉アイスの材料は、小豆と砂糖、塩、水だけ。乳脂肪を使っていないのでヘルシーなんですよ。単品の小倉アイス以外にも、鹿の子やあんみつなど小倉アイスをトッピングした甘味がおすすめです。

みつばち 本店
湯島 / 甘味処
住所
文京区湯島3-38-10 ハニービル 1F
営業時間
売店
10:00~21:00
喫茶
10:30~20:00
定休日
無休
平均予算
¥1,000~¥1,999 /~¥999
データ提供:

居跡に建てられた記念館「文京区立森鴎外記念館」

「みつばち」から不忍通り沿いを30分ほど歩いたところにある「文京区立森鴎外記念館」。ここは、森鴎外が明治25年(1892年)から亡くなる大正11年(1922年)まで暮らした「観潮楼」の跡地です。
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「みつばち」から不忍通り沿いを30分ほど歩いたところにある「文京区立森鴎外記念館」。ここは、森鴎外が明治25年(1892年)から亡くなる大正11年(1922年)まで暮らした「観潮楼」の跡地です。

鴎外の没後、火災や戦災によって住居のほとんどすべてが焼失してしまったため、残念ながら現在その面影を見ることはできません。戦後、寄付によって記念館が建てられ、こちらの胸像は鴎外の33回忌である昭和29年(1954年)に設置されました。

記念館では鴎外ゆかりの展示が行われているので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
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鴎外の没後、火災や戦災によって住居のほとんどすべてが焼失してしまったため、残念ながら現在その面影を見ることはできません。戦後、寄付によって記念館が建てられ、こちらの胸像は鴎外の33回忌である昭和29年(1954年)に設置されました。

記念館では鴎外ゆかりの展示が行われているので、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

夏目漱石が愛した「羽二重団子」

“行きましょう。上野にしますか。芋坂へ行って団子を食いましょうか。先生あすこの団子を食った事がありますか。奥さん一返行って食って御覧。柔らかくて安いです。酒も飲ませます”

かの有名な夏目漱石の「吾輩は猫である」の一節に描かれているのが、日暮里にある「羽二重団子」です。文政2年(1819年)の創業当時、初代庄五郎が「藤の木茶屋」を開業したのが始まり。以来、200年以上多くの人々に愛されています。
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“行きましょう。上野にしますか。芋坂へ行って団子を食いましょうか。先生あすこの団子を食った事がありますか。奥さん一返行って食って御覧。柔らかくて安いです。酒も飲ませます”

かの有名な夏目漱石の「吾輩は猫である」の一節に描かれているのが、日暮里にある「羽二重団子」です。文政2年(1819年)の創業当時、初代庄五郎が「藤の木茶屋」を開業したのが始まり。以来、200年以上多くの人々に愛されています。

お団子というと丸い形をイメージする方も多いかも知れませんが、羽二重団子は平たい形が特徴。米粉で作ったお団子に、生醤油を塗った焼き団子と、こし餡をまとった餡団子の2種類がいただけます。
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お団子というと丸い形をイメージする方も多いかも知れませんが、羽二重団子は平たい形が特徴。米粉で作ったお団子に、生醤油を塗った焼き団子と、こし餡をまとった餡団子の2種類がいただけます。

趣きのある店内で羽二重団子をいただくのも風情がありますね。夏目漱石以外にも、泉鏡花や司馬遼太郎など多くの著名人が食べたとされているお団子をぜひ味わってみませんか?
出典:

趣きのある店内で羽二重団子をいただくのも風情がありますね。夏目漱石以外にも、泉鏡花や司馬遼太郎など多くの著名人が食べたとされているお団子をぜひ味わってみませんか?

羽二重団子 本店
日暮里 / 和菓子
住所
荒川区東日暮里5-54-3
営業時間
9:00~17:00
定休日
年中無休(12/30~1/1を除く)
平均予算
~¥999
データ提供:

東京大学にある小説「三四郎」に登場する池

夏目漱石の小説「三四郎」の舞台になった池が、東京大学の本郷キャンパスにあります。ここは江戸時代には加賀藩上屋敷だった場所で正式名は「育徳園心字池」ですが、小説の影響で「三四郎池」と呼ばれるようになりました。
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夏目漱石の小説「三四郎」の舞台になった池が、東京大学の本郷キャンパスにあります。ここは江戸時代には加賀藩上屋敷だった場所で正式名は「育徳園心字池」ですが、小説の影響で「三四郎池」と呼ばれるようになりました。

都心の大学の施設とは思えないほど、静かで自然豊かな場所。春は新緑、秋は紅葉と四季の移ろいを楽しめます。
出典:

都心の大学の施設とは思えないほど、静かで自然豊かな場所。春は新緑、秋は紅葉と四季の移ろいを楽しめます。

※2020年9月現在、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、関係者以外の構内への立入を制限しており、当面の間、本郷キャンパスの見学を中止しています。

江戸川乱歩が通った「池袋 三原堂」

昭和12年(1937年)に創業した「池袋 三原堂」は、池袋駅からすぐのところにある落ち着いた雰囲気の菓子処です。池袋ゆかりの文豪、江戸川乱歩が通ったお店としても知られています。
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昭和12年(1937年)に創業した「池袋 三原堂」は、池袋駅からすぐのところにある落ち着いた雰囲気の菓子処です。池袋ゆかりの文豪、江戸川乱歩が通ったお店としても知られています。

江戸川乱歩が好んだのが「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」。すりおろした山芋と砂糖を粘りが出るまでこね、米粉と合わせてこし餡を包んで蒸しあげたもの。真っ白なお饅頭は、しっとりもちもちした山芋独特の食感が味わい深いひと品です。
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江戸川乱歩が好んだのが「薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう)」。すりおろした山芋と砂糖を粘りが出るまでこね、米粉と合わせてこし餡を包んで蒸しあげたもの。真っ白なお饅頭は、しっとりもちもちした山芋独特の食感が味わい深いひと品です。

「乱歩の蔵」は江戸川乱歩の邸宅にある土蔵をイメージしたブッセです。ふんわり甘い生地の間には、チーズバターと杏ジャムの2種類がサンドされていますよ。
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「乱歩の蔵」は江戸川乱歩の邸宅にある土蔵をイメージしたブッセです。ふんわり甘い生地の間には、チーズバターと杏ジャムの2種類がサンドされていますよ。

池袋にちなんだふくろうがキュートな最中も人気。こちらのお店の和菓子は、ミステリー好きな方への手土産にも喜ばれそうですね。
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池袋にちなんだふくろうがキュートな最中も人気。こちらのお店の和菓子は、ミステリー好きな方への手土産にも喜ばれそうですね。

池袋 三原堂
池袋 / 和菓子
住所
豊島区西池袋1-20-4
営業時間
和菓子10:00~18:00
甘味処11:30~16:00(L.O)
※現在短縮営業となっております

定休日
無休 (甘味処は不定休※ホームページにてご確認下さい)
平均予算
~¥999 /~¥999
データ提供:

週2回見学できる「旧江戸川乱歩邸」

引っ越しを繰り返した江戸川乱歩が、都内で26回目の引っ越し先として選んだのが立教大学の隣にある住宅。昭和9年(1934年)から亡くなる昭和40年(1965年)まで住んでいた邸宅と、書庫として使われていた土蔵は、週2回一般公開されています。

書庫には、好色一代男や古今和歌集をはじめとする和書が約13000冊、洋書2600冊、雑誌5500冊も残されていました。この膨大な数からも、近世資料の収集家としての一面を知ることができます。
出典:

引っ越しを繰り返した江戸川乱歩が、都内で26回目の引っ越し先として選んだのが立教大学の隣にある住宅。昭和9年(1934年)から亡くなる昭和40年(1965年)まで住んでいた邸宅と、書庫として使われていた土蔵は、週2回一般公開されています。

書庫には、好色一代男や古今和歌集をはじめとする和書が約13000冊、洋書2600冊、雑誌5500冊も残されていました。この膨大な数からも、近世資料の収集家としての一面を知ることができます。

青い布張りのソファが重厚な雰囲気の応接間。邸宅には江戸川乱歩が使用していたデスクなども残されています。数々の推理小説がここで生まれたのかも知れませんね。
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青い布張りのソファが重厚な雰囲気の応接間。邸宅には江戸川乱歩が使用していたデスクなども残されています。数々の推理小説がここで生まれたのかも知れませんね。

芥川龍之介の小説に登場した「長命寺 桜もち」

“僕等はその時にどこへ行つたのか、兎に角伯母だけは長命寺の桜餅を一籠膝にしてゐた。‟
芥川龍之介の「本所両国」に登場するが食べられるのが、墨田区向島の「長命寺 桜もち」です。隅田川沿いにあり、特に桜の季節は連日行列ができるほどの人気です。
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“僕等はその時にどこへ行つたのか、兎に角伯母だけは長命寺の桜餅を一籠膝にしてゐた。‟
芥川龍之介の「本所両国」に登場するが食べられるのが、墨田区向島の「長命寺 桜もち」です。隅田川沿いにあり、特に桜の季節は連日行列ができるほどの人気です。

「長命寺桜もち」は、享保2年(1717年)に墨田川の土手に咲く桜の葉を使って作ったのが始まりとされ、3枚の桜葉で包まれているのが特徴です。お店の方によると、葉を食べるかどうかの決まりはないそう。1枚だけ食べたり、葉の香りを楽しんでおもちだけ食たり、それぞれ好みの食べ方を楽しんでくださいね。
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「長命寺桜もち」は、享保2年(1717年)に墨田川の土手に咲く桜の葉を使って作ったのが始まりとされ、3枚の桜葉で包まれているのが特徴です。お店の方によると、葉を食べるかどうかの決まりはないそう。1枚だけ食べたり、葉の香りを楽しんでおもちだけ食たり、それぞれ好みの食べ方を楽しんでくださいね。

300年以上続く伝統の味は、ここでしか味わえない逸品。桜もちは春のイメージですが、「こちらのお店では1年中購入することができますよ。
出典:

300年以上続く伝統の味は、ここでしか味わえない逸品。桜もちは春のイメージですが、「こちらのお店では1年中購入することができますよ。

長命寺 桜もち
曳舟 / 和菓子
住所
墨田区向島5-1-14
営業時間
[火~日]
8:30~18:00

店内の召上がりは17:00までです。

※3月3日は予約販売を優先しております。(お早めにご予約下さい)
また、桜の開花時期は混雑状況によって店内での召上りを中止する場合がございます。
詳しくはお電話またはSNS等でご確認ください。
定休日
月曜日 (振替休日等変更もございます。詳しくはお店HP,SNS,またはお電話にてご確認ください)
平均予算
~¥999 /~¥999
データ提供:

「本所両国」に描かれた両国橋

こちらも「本所両国」に描かれている橋、両国橋。

“僕は昔の両国橋に――狭い木造の両国橋にいまだに愛惜を感じている。それは僕の記憶によれば、今日よりも下流にかかっていた。僕は時々この橋を渡り、浪の荒い「百本杭」や蘆あしの茂った中洲を眺めたりした。”

「本所両国」が書かれていた昭和初期にはすでに鉄製でしたが、木製の橋もきっと趣があったことでしょう。
出典:

こちらも「本所両国」に描かれている橋、両国橋。

“僕は昔の両国橋に――狭い木造の両国橋にいまだに愛惜を感じている。それは僕の記憶によれば、今日よりも下流にかかっていた。僕は時々この橋を渡り、浪の荒い「百本杭」や蘆あしの茂った中洲を眺めたりした。”

「本所両国」が書かれていた昭和初期にはすでに鉄製でしたが、木製の橋もきっと趣があったことでしょう。

両国川から向こうに渡ると東日本橋。芥川龍之介も橋のたもとから川を眺めていたのかも知れません。ゆったりと流れる川に歴史を感じながら、橋を渡ってみるのもおすすめですよ。
出典:

両国川から向こうに渡ると東日本橋。芥川龍之介も橋のたもとから川を眺めていたのかも知れません。ゆったりと流れる川に歴史を感じながら、橋を渡ってみるのもおすすめですよ。

本を片手にタイムスリップしたようなひとときを…

文豪が愛した都内の「甘味処」歴史残るゆかりの地を訪ねて
出典:
森鴎外や江戸川乱歩など、文豪の作品を学生時代に読んだことがあるという方も多いのではないでしょうか?本を片手に、彼らが愛した甘味処でゆっくり過ごすのもおすすめです。大人になってから読み返すと、新たな発見や感想を抱くかもしれません。その後は、小説の舞台になった場所を訪れたり、文豪たちのゆかりの地をめぐってみてはいかがでしょうか?

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