おうちで無心に塗り絵を楽しみませんか?
まずはこれを揃えよう!
・色鉛筆で塗る
・水性色鉛筆+水筆で塗る
・絵の具で塗る
色鉛筆を使えばいつでもどこでもすぐに塗り絵が楽しめて、さらに水筆を使うと表現の幅が一気に広がります。また、絵の具ではより写実的な表現が可能になります。どれも作品の風合いが変わって楽しいですが、特に色鉛筆はその手軽さが人気です。あとは鉛筆削りを用意すればすぐにでも始められます。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
大人も夢中になる塗り絵・おすすめ15選
①塗り絵を極めたい人のためのレッスン本
少しのコツで素材感や微妙な色合いを表現
▪️『素敵なぬりえになる! ぬりえ彩色レッスン帖』若林眞弓(コスミック出版)
塗り絵を始めたばかりだと手持ちの色鉛筆をそのまま塗ってしまいますが、それだけでは陰影やテクスチャーを表現することは難しいです。この本では、色の混ぜ方や素材感の出し方など、ちょっとの工夫で作品をレベルアップさせるコツが載っています。失敗した時の修正方法も解説されていますので、長く塗り絵を楽しみたい方におすすめです。
ドリル形式で練習を重ねられる
▪️『描き込み式 ぬりえではじめる色えんぴつの素敵な塗り方レッスンノート』corekiyo/スギタメグ(インプレス)
こちらはドリル式に見本を見ながら練習ができる本です。「お花」「パン」など素地別に塗り方が紹介されているので、とても参考になります。また、24色だけで挑戦できるので高価な色鉛筆が必要ないのも嬉しいポイントです。繰り返し練習できる塗り絵のPDFデータもダウンロードできますので、しっかり練習をしたい方はぜひ挑戦してください。
中級者以上の方におすすめのレッスン本
▪️『かんたんカワイイ塗り絵レッスンブック』漆間順子(玄光社)
こちらは少し上級者向けのレッスン本で、立体感や陰影の出し方が重点的に解説されています。植物や食べ物、雑貨などのディテールを表現から、風景画のように全体のバランスを見ながら塗る方法まで、自己流では難しいテクニックが盛りだくさんです。ただし、基礎的な内容は少ないため、ある程度塗り絵をマスターした方におすすめします。
②絵本を読むように楽しめる塗り絵
ゆるかわなイラストがたまらない!
▪️『かんたん かわいい ぬり絵帖』mizutama(ブティック社)
人気イラストレーターmizutamaさんの図案が楽しめる大人気の一冊です。たくさんの色を使わなくても可愛く仕上がるので、少しの空き時間でもサクッと楽しめます。さらに、模様の表現方法やイラストを描く方法も学べるため、手書きノートや手帳をデコレーションしたい方にもおすすめです。
塗り終えたらまるで一冊の絵本に
▪️『わたしの塗り絵BOOK 森のどうぶつたち』しもかわらゆみ(日本ヴォーグ社)
森の動物たちが繊細なタッチで表現されています。見ているだけで絵本の世界に迷い込んだような気分になれるので、大人から子供まで楽しめます。全面塗らずに一部塗っただけでも素敵なので、空き時間に少しずつ塗り進めてもよいですね。付録にはポストカードとメモカード7が付いてきてお得です。
童心に帰ってずっと見ていたくなる
▪️『ガールズぬりえブック メアリーとローラのかわいいくらし』サトウユカ(ポプラ社)
まるでドールハウスをのぞいているかのような一冊です。ディテールまで書き込まれているため、ずっと眺めていても飽きません。イラストは細かいですが、難しいテクニックは使わずベタ塗りでも可愛く仕上がります。着せ替えごっこを楽しむような感覚で好きな色を使って無心に楽しんでみてください。
③海外作家の可愛いイラストが魅力的
ヨーロッパの風景が楽しめる
▪️『ワンダーズ おとぎの国のぬりえブック』ジョハンナ・バスフォード著、 柴田里芽訳(グラフィック社)
ファンタジックな雰囲気の図柄がたくさん載っている一冊です。細かく緻密なものから大きく大胆なイラストまで掲載されており、初心者上級者問わず楽しめます。周囲に余白があるイラストが多いので、切り取ってフレームに入れても飾りやすいです。
有名デザイナーの世界観に浸れる塗り絵
▪️『ウィリアム・モリスのぬり絵』ウィリアム・モリス(エクスナレッジ)
ウィリアム・モリスは、「モダンデザインの父」とも呼ばれる19世紀に活躍したイギリスの詩人・デザイナー・思想家です。彼のデザインしたイラストは今でも壁紙などになり世界中で愛されています。彼の作品は植物や小動物がモチーフになっていて、この本では人気の「いちご泥棒」「兄弟うさぎ」「やなぎ」「ジャスミ」などが塗り絵で楽しめます。また作品の解説もついているため、読み物としても満足できる一冊です。
塗り絵でも北欧柄が人気!
▪️『北欧のぬり絵 デイドリーム』ハンナ・カールソン(実務教育出版)
ハンナ・カールソンはスウェーデンの人気イラストレーターで、テキスタイルや包装紙などのデザインを手がけています。この本には、そんな彼女の繊細でエレガントなイラストが30枚以上掲載されており、緻密な塗り絵にチャレンジしたい方におすすめです。
④美しい古典柄にチャレンジ!
塗りながら日本文化が楽しめる
▪️『春夏秋冬 和のぬり絵ブック』石村和代(パイインターナショナル)
桜・菖蒲・菊・紅葉・梅などの季節を感じるモチーフがたくさん掲載されている一冊です。華やかさと上品さを兼ね揃えた図案が多く、塗り絵を楽しみながら日本文化も学べるため、塗り終えた後にもずっと大事にしたくなるでしょう。より和風に仕上げたい方は、普通の色鉛筆ではなく日本古来の色が揃っている色鉛筆を買ってみてもよいですね。
一般的な色鉛筆は原色が多いため、落ち着いた和風の雰囲気を表現するのが難しいかもしれません。初心者の方は、ぜひ日本の伝統色を揃えてみましょう。一気に雰囲気が変わりますよ。
緻密な着物柄がおうちで見られる
▪️『ぬって飾れる 京きものぬり絵本』パゴン(小学館)
こちらはなんと英語でも解説文が書かれているインターナショナルな一冊です。海外でも人気の高い京都友禅の緻密な着物柄が多数掲載されているので、じっくり楽しみたい方はぜひチャレンジしてください。作品ごとに簡単に切り離せてフレームに入れられるのも魅力です。海外の方へのお土産としてもおすすめします。
伝統模様の成り立ちや意味が学べる
▪️『心を癒す 日本の伝統文様ぬり絵』古賀良彦監修、水野惠司文様原案(PHP研究所)
日本に古来から伝わる伝統文様には人の願いや気持ちが込められています。ただ塗るだけでも楽しいですが、それらの意味やご利益を学べば、より深く日本を知ることができるはずです。文様はどれも規則性があるので、穏やかな気持ちで塗り勧められます。何か心配事がある人や日常生活に疲れた人は、ぜひ試してみてください。
⑤塗り絵で体や心を整える
塗り絵で自律神経を整え!?
▪️『自律神経を整えるぬり絵』小林弘幸著、藤田有紀イラスト(アスコム)
自律神経が乱れると、疲れやすくなり精神的に不安定になってしまいます。少しでも「あれっ?」と思った方は、一度塗り絵を試してみてください。この本では、自律神経研究の第一人者である著者が考案した「仕掛け」が施されているので、一日15分向き合うだけでも効果があると言われています。綺麗に仕上げようとは考えず、自由に楽んでみましょう。
落書きで気持ちを落ち着かせる
▪️『ひまつぶしで脳を鍛える大人の落書き帳』アンドリュー・ピンダー(ディスカヴァー・トゥエンティワン)
こちらは塗り絵と落書きの両方を楽しめる、世界8カ国で翻訳されているロングセラー。上手く描こう、綺麗に塗ろうとは考えずに、思うがままに鉛筆を走らせれば、今の自分と向き合えるかもしれません。「思い出すのも恥ずかしい過去服装を再現みよう」などのユニークなお題も多いので、塗り絵と落書きの両方を楽しめる要素が盛りだくさん!空いた時間や感情をリセットしたいときなど傍に置いておきたい一冊です。
無心に塗ってストレス解消
▪️『マンダラデザイン ぬり絵ブック』ジャニーヌ・モリソン(かんき出版)
曼荼羅(マンダラ)は「大人の塗り絵」の中でも人気が高いジャンルで、緻密な図案を塗ることで無心になれます。本書は脳科学者・加藤俊徳氏が推薦しており、ストレス解消やセンス磨きをしたい方にぴったりです。50のパターンが掲載されているため、飽きずに長期間楽しめるので、長く塗り絵と向き合いたい方におすすめします。
【番外編】アメリカで人気の “Paint by number”
日本ではまだまだ関連書籍を見つけることは難しいですが、ポスタータイプはいくつか販売されています。ナンバーペインティングがどんなものかを知りたい方は、ぜひ試してみてください。