映画ブームの火付け役!80年代の名作たち
80年代おすすめの名作映画
ビバリーヒルズコップ(アクション/1984年)
デトロイト市警察本部の若手刑事アクセルを演じるエディ・マーフィーのユーモア溢れる演技は見ごたえたっぷり!軽快なメロディーとコメディーさに、大人も子供もハマること間違いなしです。字幕版も良いですが、マーフィーの声優で同じみの下条アトムさんや山寺宏一さん、富山敬さんらが務めた吹き替えバージョンは、とても観やすく家族みんなで楽しめます。
グーニーズ(アドベンチャー/1985年)
スティーヴン・スピルバーグが制作の総指揮を取った「グーニーズ」は、伝説の海賊が隠した財宝を探しに、街でも知られるおちこぼれ少年団“グーニーズ”が、冒険に出るアドベンチャー映画です。
秘密の地下室への入り口を発見したグーニーズは、大洞窟を発見。財宝を求めて洞窟の中に入っていくのですが、さまざまな罠や悪党たちが立ちはだかります。子供の頃に1度は憧れたことがある大冒険の世界が描かれていて、エキサイトなシーンが盛りだくさんです。
E.T.(SF/1982年)
こちらもスピルバーグが手掛け、代表作の1つである「E.T.」。ゴールデングローブ賞やアカデミー賞の音響効果賞や作曲賞など、数々の受賞歴を誇るSFファンタジー映画です。爆発的なヒットとなり、当時の配給収入や動員数の記録を次々と総なめにするほど、一大ブームを巻き起こしました。
アメリカのとある森に宇宙船が着陸し、中からは沢山の宇宙人が。その中の1人の宇宙人E.T.がうっかり地球に取り残され、少年エリオットと出会います。そして、エリオットの家族たちと過ごすようになったE.Tは、エリオットたちと心を通わせていくのですが、政府機関やNASAから追われるように・・・。
バック・トゥ・ザ・フューチャー(SF/1985年)
アメリカでは、フューチャー現象と呼ばれるほど大ヒットとなった「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、全シリーズ3部作となっており、1985年に公開された作品でありながら、今だに世界中に根強いファンがいる人気映画です。
主人公の高校生マーティ・マクフライは、親友で科学者のブラウン博士(ドク)が開発をしたタイムマシン“デロリアン”に乗り、タイムトラベルの実験を成功させます。
しかし、誤操作で若き日の両親がいる1955年代にタイムスリップし、出会いを邪魔してしまったことで、自身の存在が消えかけていることに気づきます。両親の仲を取り持ったり、現代に戻るために紛争する展開は、とてもテンポが良く作品の面白さに繋がっています。また、劇中で出てくる空飛ぶスケボーのホバーボードや自動乾燥ジャケットなど、ユニークな発明品のアイテムもファン心をくすぐります。
ニューシネマパラダイス(ヒューマンドラマ/1988年)
シチリア島を舞台にしたイタリア映画「ニューシネマパラダイス」。イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレが生み出した映画史に残る名作として、時代を超えて愛される作品です。
映画監督として活躍をしていたサルヴァドーレのもとに、映画技師の老人アルフレードの訃報が届き、少年時代にトトと呼ばれていた頃に想いを馳せます。世代を超えた二人の友情、映画を観る楽しさ、作る喜び、そして人生の悲喜が詰まった感動ストーリーは、映画の素晴らしさを改めて教えてくれます。
マドンナのスーザンを探して(コメディ/1985年)
ニューヨークを舞台とした「マンドンナのスーザンを探して」は、80年代に音楽シーンで活躍し、ポップカルチャーのアイコンにもなっていたマドンナが初の映画出演を果たした作品です。
何不自由なく生活をしている主婦ロバータが「スーザンを探している」という謎の新聞広告を目にし、彼女とは正反対に生きるマドンナ演じるセクシーで奔放なスーザンに憧れを抱きます。ところが、ひょんなことから命を狙われるハメに・・・。
劇中歌に使われている「into the groove(イントゥザグルーヴ)」も80年代を代表するヒット曲で、当時セックスシンボルとして、女性からも絶大な支持を得ていたマドンナの魅力がギッシリ詰まっています。
コック泥棒とその愛人(ドラマ&ホラー/1989年)
イギリス・フランスの合作映画「コックと泥棒、その妻と愛人」は、高級フレンチレストランを舞台にした映画です。料理は、イタリア人シェフのジョルジオ・ロカテッリが。衣装はジャンポール・ゴルチエが手掛けたことでも話題になりました。
大泥棒のアルバートは、自らが経営するレストランにて横暴な態度を振舞い、シェフであるリチャードはうんざりしていました。同様に、アルバートの美しい妻ジョジーナも、暴力的な夫の態度にうんざり。逆らうことができずにいたある日、レストランに来ていた本屋のマイケルに心を惹かれ、シェフであるリチャードの計らいでジョジーナは愛し合う仲に。しかし、夫に関係がバレ、激怒したアルバートはマイケルを殺してしまいます。
エルム街の悪夢(ホラー/1984年)
スクリームで有名なウェス・クレイヴン監督による「エルム街の悪夢」は、13日の金曜日に並ぶ80年代ホラーの代表的な作品です。また、ジョニーデップのデビュー作でもあり、若き日の初々しい姿は必見!
エルム街に住む5人の若者は、夜になるとみな同じように、焼けただれた顔と鉄の爪を持つ殺人鬼フレディに脅される夢を見るようになります。そして、その中の1人が無残な死を遂げたことで、生き延びるには眠らないという選択しかないと悟り、不眠の中で何故標的となってしまったのかを探ることに・・・。エルム街の悪夢シリーズは8作にも及ぶので、ハマった方は併せてチェックしてみてください。
コミカルな演技で80年代映画を牽引したエディ・マーフィー主演のアクション映画「ビバリーヒルズコップ」は、第57回アカデミー賞を受賞。幼なじみを殺害された黒人刑事アクセルが、白人刑事を味方につけて悪の組織に立ち向かうわかりやすいストーリー展開で、見ていて清々しい痛快な作品となっています。