雨の日は【写真集】でアートトリップしませんか?
そんな時に写真集をめくると、自分がどこか違う世界にいるような気分になります。今回は、いつもより詩的な気分に浸れる雨の日におすすめの、写真集と写真家をご紹介します。
【マイケル・ケンナ】モノトーンで構成された静かでミニマルな風景
『Le Notre's Gardens(ル・ノートルズ ガーデンズ)』
【ティム・ウォーカー】子どものころ夢見たおとぎの国の世界
写真は、目の前のものを写すことしかできませんが、ファンタジーな世界観を映画のセットのように作って撮影することもできます。そんなアナザーワールドを作り出す写真家が「ティム・ウォーカー」です。
Siobhan Finnigan, London, 1998
子どもの頃に読んだ、かわいくてちょっと怖いおとぎの国の物語のワンシーンのような世界。
『Story Teller(ストーリー テラー)』
【ソール・ライター】日常の風景から切りとられた美しい瞬間
1950年代にファッション写真家として第一線で活躍していた写真家ソール・ライター。1980年代に突如、商業写真の世界を退いてからは、ニューヨークの自宅があるイーストヴィレッジ近辺を自由きままに撮影していました。
『Early Color(アーリー・カラー)』
『ソール・ライターのすべて』
自由に写真集が閲覧できる『東京都写真美術館』
最後に
独自の視点で切りとられた写真家の世界が凝縮された写真集は、アートな世界への入り口です。雨の日のようにゆっくり時間があるときに、コーヒー片手に眺めるだけで豊かで贅沢な時間を過ごすことができますよ。
雨の休日は静かで、いつもと違う時間が流れます。