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ナチュラルテイストなロープバスケット
出典:unsplash.com
ロープバスケットは、柔らかい質感とナチュラルな雰囲気が可愛らしいインテリアアイテム。細々とした雑物を入れてお部屋をすっきり整えたり、ちょっとしたディスプレイに使うこともできます。今回は、ミシンを使って短時間で作るレシピと、裁縫が苦手な方でも工作感覚でできる2つの方法を紹介します。どちらもロープを変えたりデコレーションしたりとアレンジ可能!ぜひ、おしゃれで可愛いロープバスケットを作ってみてください。
①ミシンであっという間にできるバスケット
ロープバスケットは手縫いで作るタイプもありますが、制作にとても時間がかかります。そこで紹介するのが、ミシンを使ってあっという間に作れるバスケット。出来上がりは頑丈なので、長い間使えます。大きさやカーブを変えれば色々な形を楽しむことができますよ♪
材料&必要な道具
(筆者撮影)
材料と道具はとてもシンプルです。ロープは作りたい大きさに合わせて必要な長さを用意しましょう。
・ミシン
・ミシン糸(デニム用など太さ30程度の太めの糸がおすすめ)
・ミシン針
・裁ちばさみ
・お好みのロープ(柔らかいものがおすすめ)
・ミシン
・ミシン糸(デニム用など太さ30程度の太めの糸がおすすめ)
・ミシン針
・裁ちばさみ
・お好みのロープ(柔らかいものがおすすめ)
ロープと同じ色でシンプルに仕上げてもいいですし、あえて目立つようにお好きなカラーを使っても個性的に仕上がります。細かいジグザグ縫いをするため、糸をかなり消費します。多めに用意しておきましょう。
フジックス シャッペスパン 【厚地用ミシン糸】 #30 100m col.270
186円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
今回、私は直径8mmのロープを使いました。このぐらいの太さがあった方が作業はしやすいです。細いロープを使うと作業が複雑になり長さを多く必要になります。
ユタカメイク 綿ロープ(3ツ打) 8mm×10m A-210
618円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
作り方
①ロープの端を縫い止める
(筆者撮影)
まず、ロープの端を折り曲げてミシンで縫い止めます。この時に最低4回程度は返し縫いをしてしっかり止めてください。縫い方は普通の直線縫いでOK。
②ミシンを設定する
(筆者撮影)
次にミシンを設定します。ミシンによって設定方法は異なりますが、細かいピッチのジグザグ縫いをしていきます。設定が心配な方は、ロープの端で試し縫いしてみるのもおすすめです。
③ひたすら縫い進める
(筆者撮影)
設定が完了したら、あとはロープをぐるぐると回しながらひたすらジグザグ縫いで止めていくだけです。ポイントは2本のロープをまたぐように縫うことだけ!無心になって縫い進めましょう。
(筆者撮影)
お好みの底面の大きさまで縫えたら、少し傾けながら縫い進めます。この時の傾ける角度によって立ち上がりの角度が決まります。ロープはピンと張りながら巻きつけていくと綺麗に仕上がります。
④お好みで持ち手を作る
(筆者撮影)
ある程度の高さまで立ち上がりを縫い終えたら、上の写真のように縫い飛ばして取手部分を作ります。ただし、両端は負荷がかかりやすいので、何度か返し縫いをして解けないようにしましょう。もちろん、後付けで布テープや革テープを縫い止める方法でもOK!お好みのデザインに合わせて取手の材料を揃えてください。
⑤最後を縫い止める
(筆者撮影)
最後は返し縫いを繰り返し、がっちりと縫い固めてください。特にコットンロープは解けやすいので、長持ちさせたい方はしっかり縫いましょう!
(筆者撮影)
これで基本のロープバスケットの完成です。普段ミシンの取り扱いに慣れていない方でも、コツさえ使えば短時間で完成させられます。色々な色のロープやミシン糸を使って、サイズ違いのものをいくつか作っても可愛いですよね。
ちなみに、同じ手法でマットレスを作ることもできます。ロープを使ってもいいですし、上の写真ではJerry roll(ジェリーロール)という材料を使っています。こちらもひたすらジグザグ縫いで縫い止めていくだけなので、とても簡単です。
こちらのページでマットの作り方を詳しく紹介しています。興味のある方はぜひご覧ください。
【ひとくちメモ】どのくらいのロープが必要?
(筆者撮影)
作り方は分かりましたか?「早速作ってみたいけど、どのくらいロープが必要なの?」と思った方のために、今回使ったロープの長さを紹介します。上の写真のバスケットの完成サイズは、直径16cm・高さ11cmで、使った材料は以下の通りです。
・ロープ=7m
・ミシン色=1.5巻
意外と材料を使いますが、ミシンで密度高く縫い広げていくので、かなり丈夫なバスケットができます♪
・ロープ=7m
・ミシン色=1.5巻
意外と材料を使いますが、ミシンで密度高く縫い広げていくので、かなり丈夫なバスケットができます♪
②ミシンも縫い針も不要!お手軽バスケット
(筆者撮影)
ミシンを持っていない方や裁縫が苦手な方のために、もう一つの作り方を紹介します。こちらは針糸を一切使いません。そのため、お子さんでも作れますし、工作感覚で楽しめます。
材料&必要な道具
(筆者撮影)
こちらはミシンを使わない分、必要な道具が増えまが、どれもクラフト用品店や100均などで簡単に購入できます。
・グルーガン
・グルースティック(透明なもの)
・裁ちばさみ
・型となるもの(ゴミ箱やボウルなどで塗装が剥がれにくい&表面がツルツルなもの)
・お好みのロープ(柔らかいものがおすすめ)
・グルーガン
・グルースティック(透明なもの)
・裁ちばさみ
・型となるもの(ゴミ箱やボウルなどで塗装が剥がれにくい&表面がツルツルなもの)
・お好みのロープ(柔らかいものがおすすめ)
こちらはすぐに温まると評判のグルーガンです。スタンド付きなので作業中も余計な場所にグルーがつきませんし、コードも長めなので便利です。
Tilswall グルーガン 50W 中小型
2,299円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
作り方
①中心からグルーを付けながら巻き進める
(筆者撮影)
用意した型の底に沿って、中心からロープを巻いていき、少しずつホットグルーを付けていきます。ポイントは、グルーを付け過ぎないこと。たくさんグルーをつけると丈夫にはなりますが、仕上がりが綺麗になりません。ロープは表面に凹凸があるため、少量のグルーでも十分接着します。ここでの注意点は、ロープをひっぱりすぎないこと!底が段々波打ってきてしまいます。
②最後に10cm程ロープを残して型から外す
(筆者撮影)
側面まで巻き終えたら、最後に10cmほど残して型から外します。この時に、はみ出たグルーが型に張り付いているので外すのが少々大変ですが、力を入れても簡単に壊れないので安心してください。なお、型に付いたグルーは簡単に剥がれますが、気になる方は型にビニール袋をかぶせてから使うと外しやすくグルーも付きません。
③接着できていないところを補修する
(筆者撮影)
型から外したらグルーが付いていない部分を補修しましょう。この時もグルーの付け過ぎには注意してください。グルーがはみ出てしまうと、光の加減で反射して目立ちます。
④ロープの端を内側に接着する
(筆者撮影)
ロープの端は平たく潰して内側にグルーで接着します。この時だけはたくさんグルーを付けて取れないようにしましょう。
(筆者撮影)
これで基本のロープバスケットは完成です。このままでも収納ケースやプランターカバーなどに使えます。しかし、このままでは味気ないので、今回は取っ手を付けることにしました♪
⑤お好みで取っ手や装飾パーツを付ける
(筆者撮影)
取っ手はアクリルバンドや革バンドなどお好みのものを用意してください。どちらも本体にグルーで簡単に接着できます。お好みでさらにボタンやビジューでデコレーションしても素敵です。
色々なロープで試してみましょう♪
出典:unsplash.com
今回は手に入りやすい道具や材料で簡単に作れるロープバスケットの作り方を紹介しました。ロープの色や装飾パーツをアレンジすれば、世界に一つだけのオリジナルバスケットが作れます。ラタン編みなどに比べても簡単で、時間もかからず作れます。ぜひ、お部屋のインテリアに合うようなバスケットを手作りしてみてください。
(筆者撮影)