万が一に備えたい防災グッズ
でも実際は、揃えておいた防災グッズが役に立たなかった・・・という声も少なくありません。
そこで、いざというとき本当に役立つ防災グッズの在り方を見直してみましょう。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
本当に役立つ?防災グッズの落とし穴
①電池切れで使えない
②賞味期限切れで食べられない
③美味しくない、食べなれないもの
④使い方がわからない、使いにくい
④二次災害に繋がる危険性があるもの
停電時に役立ちそうなキャンドル。しかし、実際は地震が起きれば、振動で倒れてしまうため火災の危険性が高くなります。また、ロープも日頃から訓練を受けている方、使い方を熟知している方にとっては使えるものですが、転落やケガに繋がる恐れもあります。こうした二次災害が起きてしまう原因となるアイテムの使用はできるだけ避けましょう。
今から使いこなそう!防災に役立つ「基本のキャンプグッズ」8選
LEDランタン
ヘッドライト
登山時に活躍するヘッドライトは、両手が使えるため夜間の避難時に便利です。また、避難先でトイレに行くときなど、何かと手に持つタイプの懐中電灯より実用性があります。
ウォーターバッグ
災害時は断水が起きやすいため、水の確保が重要です。飲み水以外にも生活用水として使うシーンは意外と多く、自衛隊などが提供する給水時に、ウォーターバッグがあるともらいに行きやすくなります。
シングルバーナー
ガスコンロも便利ですが、バッグに入れておくことができるコンパクトなシングルバーナーは、小さいながらも火力も強めなので、お湯を沸かしたいときに便利。通常時も屋外での調理などに活躍します。
クッカー
アウトドア用の調理グッズであるクッカー。コンパクトでありながら、ちょっとした調理をするときに便利です。実際、災害が起きると食べ物は手に入るもののライフラインが途絶えることで、冷たいまま食べることが多くなります。やはり、簡単な調理でも出来立てを食べられると気分も違います。
テント
避難所にも増えてきた簡易テントですが、庭など屋外を利用できる際には、テントがあると便利です。プライバシーの確保、余震時の避難などに活躍します。ワンタッチの簡易テントでもOKですが、タープ付きなら紫外線よけ、雨よけにもなり、さらに便利です。
シュラフ
避難先で役立つのが寝袋のシュラフ。夜になり気温が下がると睡眠の妨げとなるため、防寒にもなるシュラフは快適な睡眠を確保する上で活躍します。
エアマット
避難先に指定されることが多い体育館。寒さは床からくるのでエアマットを下に敷くと保温性が高くなり快適に。また、クッション性も生まれるので、長時間滞在時にも快適な座り心地を確保できます。ポンプなしで空気を入れることができるタイプがおすすめです。
懐中電灯やラジオなど、電池を使う防災グッズは意外にも多いのですが、いざというときに電池切れで使えないという事態は避けたいものです。乾電池は放電してしまうため、長持ちタイプを備蓄しておく、定期的な交換、ソーラータイプで揃えるなど、工夫が必要となります。