人と樹木、街と森をつなぐyasoプロジェクト
「yaso(ヤソ)」は、長野でツリーケアを行う「株式会社木葉社」とデザイン事務所が共同ではじめたプロジェクトです。木葉社のスローガンがそのままプロジェクトの目的となっています。
人と樹木、街と森をつなぐ活動を行うことで
地域生活と、それをとりまく自然環境に魅力と価値を生み出します。
株式会社木葉社は、高い知識と技術を持つ樹木の専門家・アーボリストとして、木にまつわる全ての仕事をおこなう樹木のエキスパート。そんな彼らから見た日本の山林には、わたしたちが思っている以上の価値があるんだとか。
現在様々な要因で失われつつある山林の価値を再発見し、その豊かさや魅力を発信する。まだはじまったばかりのyasoの取り組みですが、早くも多方面から注目を集めています。
日本の山林が今、あらためて見直されています
山林は自然に存在するものではなく、先人が木を植え、それを脈々と受け継いで手入れをしてきたもの。動植物のゆりかごとなり、水を蓄えて地域を潤す、わたしたちの財産です。
森のカケラを閉じ込めたyasoのプロダクト
yasoプロジェクトの手始めに作られたのが、枝葉や木の実を透明の容器に閉じ込めた「yaso BOX」。これらはすべて、木葉社が木をめぐる仕事の中で出会った森のカケラたちです。
イノセントな雰囲気は、まるで美しい標本のよう。乾燥させ、防虫処理等もしっかり行われているので、室内でも安心して飾れます。
個性豊かな「yaso BOX」をピックアップ
ナナカマドの実
可愛らしくて華やかなナナカマドの実。ひとつの枝にたくさんの木の実がなる様子は、まさに天然のブーケです。
シダ
ポピュラーな植物ですが、こうやってあらためて眺めてみると躍動感があって面白い!新しい発見ができるのもyaso BOXの楽しみのひとつです。
ヒマラヤゴヨウの松笠
松ぼっくりよりも大きくて、野趣あふれるルックス。しっかりとした存在感をはなち、インテリア性抜群です。
桑の葉
よく見ると虫食いがあったり、葉っぱが少し欠けていたり。気取らないありのままの姿で閉じ込められていることで、かえって親しみや愛おしさを覚えます。
ケヤキの樹皮
普通なら見逃してしまいそうなこんなカケラも、丁寧に拾い集めて。木葉社の木へのリスペクトが伝わるプロダクトです。
実際に手に取って見るならイベントをチェック!
yaso BOXは、オンラインショップの他にイベントでも手に入れることができます。直近では清洲白河の「ヒュッグリ市」に参加が決定!その他のイベントは公式サイトやSNSなどでチェックしてみてくださいね。
年に2回、清澄白河で開催されているマーケットイベント「ヒュッグリ市」で「yaso BOX」に出会えます。
■2018年12月8日(土)・9日(日)
■The Fleming House(東京都江東区三好2-6-10)
※イベント情報の詳細は「ヒュッグリ市」公式サイトをご確認ください。
標本のような、オブジェのような。yasoのプロダクトは、美しい佇まいだけでなく、樹木を愛する人たちの深いメッセージが込められています。たまには自然を身近に感じながら、森や林に想いを馳せてみるのもいいものですよ。