家の中には大小さまざまなモノがあふれ、どうやって整理すればいいか分からない、使いやすい収納方法が知りたい！という方も多いですよね。こまごまとしたモノ、形の不揃いなモノこそ、整理収納の二大アイテム「突っ張り棒」「収納ケース」を使ってスッキリ解決しちゃいましょう。

デッドスペースやわずかな隙間も有効活用できるのが、突っ張り棒。短いミニサイズのものからロングサイズのものまで、100円ショップでも手に入る整理収納の頼れる存在です。好きな位置に自由に取り付け、棚や仕切りの代わりにしたり、フックやクリップと組み合わせて引っかける収納にしたり、使い方は無限大。そのなかから実用的なアイディアをいくつかご紹介します。

生活感が出がちな洗濯機まわり。ラックを設置したり、目隠しをしたり、工夫をされている方も多いですよね。もっとシンプルにしたい、必要最小限のものだけにしたい。そんな方にご紹介したいのが、突っ張り棒を使った究極の収納方法です。たった1本の突っ張り棒を設置するだけで、洗剤のボトル類が収納できてしまいます。

引っかける収納は突っ張り棒の得意分野です。置き場所に迷う掃除道具も、掛けておくだけでいつでもサッと手に取ることができます。ふきんやクロスなども、乾かしながら収納できて実用的。突っ張り棒を段違いに設置することで、奥のものも取り出しやすく、使い勝手がよくなります。

かさばるタオルやウエスの収納にも、突っ張り棒が使えます。お好きな場所に突っ張り棒を2本設置し、その上に置くだけの簡単収納。使うときは下から引っ張り出し、洗ったものは上に重ねるため、どのタオルも均等に使うことができます。ティッシュを取り出すような感覚でウエスを常備しておけば、汚れが気になったときにササっと拭き取れて便利です。

帽子や手袋、ストールなどのファッション小物は、意外と収納場所に困ったりするもの。そんなときは、クローゼットのデッドスペースを活用してみませんか？扉のたたみ代の後ろ部分や、ハンガーを掛けた背面部分はデッドスペースになりがち。そこで、突っ張り棒の出番です。クリップ上のフックに掛けて収納すれば、型崩れも防げます。重みに耐えられるよう、強度のある突っ張り棒を選びましょう。

手前のくぼみを押すだけで蓋が開く、ワンプッシュケース。片手でサッと取り出せるため、メラミンスポンジや使い捨ての手袋のような掃除道具の収納に便利です。蓋つきで衛生的ですので、綿棒やコットン、爪楊枝、使い捨てコンタクトレンズ、お弁当グッズなどの収納にもぴったり。シンプルな収納ケースはまとめ買いしておき、見た目をそろえてスッキリさせるのが賢い使い方です。

セリアの「ライナーケース スリムL型」と無印良品の「ラタン長方形バスケット・大」との組み合わせは、バスケットをざっくりと仕切るのにぴったり。そのままでは中身がごちゃごちゃとしてしまうバスケットも、仕切りがひとつあるだけで、ずいぶんと使い勝手がよくなります。子どもさんのゲームやおもちゃなども、入れるだけの簡単収納でお部屋もスッキリ片付きますね。

無印良品の「ステンレスワイヤーバスケット5」と「ファイルボックス1/2」との清潔感のある組み合わせは、キッチンまわりにおすすめの収納方法です。プレートやカッティングボード、トレーなどの立てる収納に適しています。ほかにも、レシピブックやランチョンマット、キッチンクロスなどの収納などにも重宝する組み合わせです。

整理収納の二大アイテム「突っ張り棒」「収納ケース」を使った、こまごまとしたモノの整理収納アイディアをご紹介しました。そのどれもが、ちょっとの工夫で「何とかしたい」をスッキリ解決できてしまうものです。ご紹介したアイディアをご参考に、痒い所に手が届くような整理収納を叶えてくださいね。