生い立ちも暮らし方も違う7人の「小豆島カメラ」メンバー
小豆島カメラは、小豆島で暮らす女性7人と、写真雑誌「PHaT PHOTO」を出版するCMS(株式会社シー・エム・エス)、カメラメーカーOLYMPUS、写真家MOTOKOが一緒になって進めている地方×カメラプロジェクト。7人のメンバーが、それぞれの日常の暮らしの中で出会うシーンをオリンパスのカメラで撮影し、Webサイトや雑誌などで発信しています。
写真を撮るのは、その小豆島で暮らす7人の女性。
日々の暮らしのなかで出会う、美しい景色、おいしい食べ物、優しい人々を
オリンパスのカメラで撮ります。
その写真を通して、 「見たい、食べたい、会いたい。小豆島に行きたい!」
さらには 「小豆島で暮らしたい!」という流れを生み出せたらいいなと思っています。
私たちはプロのカメラマンでも、いわゆるクリエーターでもありません。
それぞれ別の仕事をしていたり、主婦だったりします。
そうやって島で普通に暮らしているからこそ出会える、そういうシーンを撮りたいなと思っています。
どんな写真を撮ったら、外の人が小豆島に行きたいと思ってくれるのか。
少し離れて「客観的に小豆島を見る」ようにする。
趣味の写真じゃなくて、小豆島を伝える写真。
そう意識しながらとにかく撮っています。
撮って、外に公開していくことで、反応を見ながら、
自分たちなりの小豆島写真をつくりあげていきたいなと思っています。
小豆島の魅力
香川県の北東沖に位置し、2013年度推計で人口約3万人。
オリーブやみかんなどの栽培が有名です。
素麺、醤油、佃煮、胡麻油なども盛んに作られています。
また数々の映画のロケ地になるなど、自然豊かで美しい島として知られています。
近年では「瀬戸内国際芸術祭」や「アート小豆島・豊島2014」を開催し
芸術・文化の舞台としても盛り上がりを見せています。
島で暮らしているからこそ出会える風景
島で暮らしているからこそ出会える、人とのやりとりやシーンを見る事が出来ます。
海の干潮でできる道。
「小豆島カメラ」サイトでは写真に添えられたコメント下の
[map]ボタンを押すとこの場所の地図を見る事が出来ます。
海も山もいっぺんに見渡せる贅沢な場所!
大きなヤシの木陰。
まるで絵ハガキのようです。
7月頃。オリーブの木に小さな実が!
オーナー制度が導入された中山千枚田。
「瀬戸内国際芸術祭」をきっかけに小豆島を好きになった方々が田植えをしています。
江戸時代から350年以上続いているという伝統行事「虫送り」。
虫よけと豊作を祈願しながら火手(ほて)を持って田んぼのあぜ道を歩きます。
都会では味わえない、なんとも風情がある伝統行事です。
400年の伝統をもつ醤油製造の一場面。
馬木地区の夏祭り「金羅明神祭」で行われた、伝統芸能「ヤッシッシ」。
地元の人だけでなく、島外や海外から見にくる人も。
アメリカからやってきた Alexander M.Clinthorneさん。
小豆島に滞在し、島の砂浜で見つけた貝殻やシーグラス、石などを使い作品を制作するアーティスト。
シンガーソングライターのSASAKLAさんとアイルランドの太鼓トシバウロンさん。
古民家カフェではこんなに身近にライブを見ることが出来ます。
小豆島で育てられた米と塩で作ったおにぎりをほおばる子どもたち。
「瀬戸内国際芸術祭」の作品「目」の受付の元気いっぱいなお母さんたち。
島の人たちの表情が生き生きと豊かなのは、自然豊かな風土のせいでしょうか。
2014年夏・秋には写真展「見たい 食べたい 会いたい」を開催
写真展「見たい 食べたい 会いたい」を順次開催!
「見たい 食べたい 会いたい」
2014年7月15日~8月24日 graf(大阪)
2014年7月28日~9月15日 小豆島ジャンボフェリー船内
2014年7月28日~8月7日 オリーブナビ小豆島(小豆島)
2014年8月13日~8月31日 迷路のまち・石奉行陣屋跡(小豆島)
2014年10月24日~11月6日 オリンパスプラザ大阪(大阪)
お問い合わせ 小豆島観光協会 0879-82-1775(坊野)
http://shodoshima-camera.tumblr.com/
島外との交流や受け入れにも積極的な小豆島
写真を見て「行ってみたい!」と感じたら一度、小豆島に訪れてみてはいかがですか?
島に住むメンバー7人の生活スタイルはさまざま。
役場に勤めていたり、フリーランスで仕事をしていたり、主婦だったりするそう。