「ハーバリウム」とは、植物標本のこと。ドライフラワーやプリザーブドフラワーもそのひとつですが、最近はガラス容器に専用オイルを入れ、その中に花材を閉じ込めて鑑賞するハーバリウムがとても人気です。

ゆらゆらとゆれて、光に映えるさまが美しく、癒しのインテリアとして注目されています。いくつものハーバリウムを並べて楽しむのも素敵ですし、プレゼントにしても喜ばれそう。ハーバリウムは、手入れの必要もなく、1年ほど持ちます。

ハーバリウムの材料としては、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、ドライフルーツ、木の実などの素材をはじめ、専用オイル、瓶のボトル、長いピンセットなどが必要になります。

ベビーオイルでもできるといわれますが、花が溶ける場合もありますので、専用のオイルを使うのがおすすめです。写真は、ハーバリウム用の安心な100％純粋ミネラルオイル。花材は、生花ではなく、必ずドライフラワーやプリザーブドフラワーを使いましょう。

ハンドメイド初心者の方は、必要な材料が全てそろった手軽な「キット」からはじめてみるのもおすすめです。

ドライフラワーの花材を同系色でまとめるのも素敵。ボトルを並べると、繊細な色のグラデーションが楽しめます♪寒色系でそろえれば、お部屋がスタイリッシュで洗練されたイメージになりますね。

ピンク系でまとめると、全く違う印象に。柔らかな女性的な雰囲気ですね。お部屋によって、テーマを決めて、色づかいを変えるのも楽しいのでは？

こちらは、すべて無着色のプリザーブドフラワーを使用。植物本来の色を楽しむために、あえてシンプルに仕上げています。植物の名は、ブルーが爽やかな“デルフィ二ウム スーパープラチナブルー”。

バラの花びらをいっぱい詰め込んだローズガーデン。そこに、深紅のあじさいをアクセント的にきかせたシンプル・エレガントなハーバリウム。色を対比させることで、バラの美しさがより際立っていますね♪

まるでキャンディのように色鮮やかなハーバリウム。お部屋がパッと明るくなりそうなデザインですね。たまには、こんなハーバリウムに元気づけられるのも♪

植物を混ぜず、それぞれ個別にボトルに詰めていくのも、標本的な美しさがありますね。ずらりと並べれば、壮観。ハーバリウムに囲まれた暮らしは、想像以上に素敵です♪

お花とベリー類を組み合わせるのも、とてもお似合い。同系色でシックにまとめれば、写真のようにエレガントなできあがりに。色のコントラストをきかせれば、鮮やかで華やかな雰囲気に。

ドライフルーツを使うことで、明るくはつらつとした印象に。こんな素敵なハーバリウムがあれば、毎日の元気をチャージできそうですね♪

ガラスの中に、南国の浜辺と青い空を再現した、リゾート感たっぷりの作品。瓶の底の砂やサンゴ、貝殻は、ジェルで固めているので、浮き上がることはありません。空の部分は、ライトブルーと白のあじさいで、ゆれると雲のよう。キャップの部分も透明なボトルで、天に抜けるような開放感もすてき！

一輪のバラとかすみ草のさりげないハーバリウムに、メッセージを添えて。パーティーなどにも使えるアイデアです。同じものを並べても、すべて表情が違うので楽しいですね。

ハーバリウムは、細長い瓶に入れるのが一般的ですが、写真のようなまあるいフォルムのボトルに入れるのも可愛らしいですね。窓辺に置いて、光と戯れるようにゆらめく花たちをずっと眺めていたくなります♪

しずく型のボトルも素敵。このシリーズは、ボトルを優しく振ってお花とじゃれ合う、遊び心を大切にした作品。確かに、しずく型は、中の花材がゆれやすいのが特徴ですね。

一方、こちらはキューブ型。キャンディーのようで、可憐な姿ですね。光にかざして、瓶をゆらゆら。そんな癒しのひとときを、暮らしの中に♪素敵ではありませんか？

電球型の瓶に、ミモザを。テラリウムならぬ、フラワリウムの美しさ。ガラスの中に、ゆらりゆらりと花々の不思議の世界が広がります♪瓶を傾けて置いたり、吊るしても可愛い。

積み重ねるタイプのスタッキングボトルでハーバリウムを。横に瓶を並べるのも素敵ですが、縦に積むのはまた違った雰囲気で楽しいですね。写真のように瓶の首にチャームをつけるのもいいですね。

シャンパングラスを瓶の代わりに、ハーバリウムを作るのもアイデアですね。カクテルをモチーフにした、おしゃれなフラワーインテリアです。

ハーバリウムは、アクセサリーにもアレンジできます。こちらは、あじさいのドライフラワーをガラスドームに閉じ込めた、おしゃれなネックレス。動くたびにゆれる花が印象的です。

耳元でゆれるハーバリウムのピアスも可愛い！本物の花をドライフラワーにして使っていますので、少しずつ色が変化していきますが、それもまた楽しみ。

ハーバリウムをしずく型のブックマークにアレンジ。しおりとしての役目はもちろん、最高の癒しアイテムとして、バッグの中にいつも入れておきたくなりますね。

ハーバリウムにアロマの香りを加えて、ランプに。昼間は、光にゆれるインテリアとして、そして夜は優しい灯りを投げかけてくれるランプとして、2通りの楽しみ方があります。灯を消したあとは、より香りが強くなります。おやすみ前にいかが？

ハーバリウムの下から光を当てて、幻想的な花々の姿を浮かび上がらせるLEDのライト台。昼間の太陽光にきらめくハーバリウムとは違った、夜の顔が素敵すぎます♪眠る前のくつろぎの時間を、こんな魅力的なハーバリウムで彩ってみませんか？

リビング、寝室、玄関、バスルーム…お部屋に合わせて、さまざまなハーバリウムをデザインするのは、とてもわくわくしますね。視界に入るたびに微笑んでしまう、そんな素敵なハーバリウムをあなたも作ってみませんか？