ひとつ結びは、程よい抜け感があると、より一層おしゃれに見えます。いつも通り結んだら、ヘアゴム部分をおさえながら、少しずつ髪を引き出していきましょう。結ぶ前にワックスやバームなどを付けておくといいですよ。

もっとルーズな感じにまとめたい時は、後れ毛をとります。もみあげやこめかみ、襟足部分の毛を少し残し、あえて結ばないスタイルです。やや高めの位置で結んで、襟足に後れ毛を取ると、こなれた雰囲気に。顔回りの後れ毛は、小顔に見せてくれます。

ひとつ結びの仕上げはゴム隠しです。ヘアアクセサリーを使えない時でもおしゃれに見えますよ。いつも通りひとつ結びをした後、毛束から少しだけ髪を取り、ゴム部分を隠すように巻き付けます。毛先をゴムに入れ込んだら、基本のゴム隠しの出来上がり♪

くるりんぱする位置を工夫すると、雰囲気を変えることができます。こちらは、ハーフアップスタイル。ボブやミディアムヘアの方でもできるまとめ髪です。サイドの髪が伸びてきたと感じた時にぜひ。

低い位置でくるりんぱすると、大人な印象になります。くるりんぱ部分の髪を多めに引き出してあげることがポイントです。ヘアアクセサリーとも相性がいいので、ぜひチャレンジしてみてください。

慣れてきたら、くるりんぱする回数を増やしてみましょう。こちらは、2回くるりんぱしたスタイル。1回目はハーフアップの要領でくるりんぱ、2回目は全体をまとめてくるりんぱ。仕上げにリボンを巻いて完成です。もちろん、リボンなしでもかわいく仕上がりますよ。

こちらは4回くるりんぱしたスタイル。今人気の「たまねぎヘア」のようにも見える、かわいいまとめ髪スタイルです。1回目のくるりんぱを低い位置から始めると、甘すぎない雰囲気にまとまります。

髪の長い方は、毛先の巻き付け方次第で色々な雰囲気が楽しめます。くるくるねじってしっかり巻き付けると、スッキリした印象のお団子に、ゆるめに巻き付けるとラフな感じに、巻き髪からお団子を作るとふんわりした印象に…。やり方はたくさんあるので、できそうなものから挑戦しましょう。

お団子ヘアの印象は、高さによって大きく変わります。高い位置でのお団子は明るく活発な印象を、低い位置でのお団子は、落ち着いた印象を与えます。オンオフや服装に合わせて、高さを変えてみてください。

もうひとつが抜け感です。お団子部分を少し崩したり後れ毛を残したりすると、ラフな印象のお団子になります。反対にゆるみがないようにまとめると、きっちりとした印象になります。こちらもオンオフや服装に合ったスタイルを選びましょう。

ヘアピンもおすすめです。おしゃれなピンなら、崩れ防止もできて一石二鳥♪特に崩れが気になる方は、襟足部分に付けると安定感が出ますよ。この他に、バレッタやクリップ、コーム、カチューシャ等もお団子ヘアをおしゃれに見せてくれます。

髪を巻いてから作ると、大人ガーリーな印象になります。お団子部分の髪を分ける時は、親指でギザギザを書くように動かすのがポイント。地肌のラインが目立ちにくくなります。

最後に、前髪のまとめ方をご紹介します。他の部分よりも長さが気になりやすい前髪。次に美容室に行くまでの間、すっきりおしゃれにまとめてみませんか？

一番簡単な前髪のまとめ方は、ねじってピンで留める！トップで留めるとかわいらしく、サイドで留めると大人っぽい印象になります。ピンをクロスさせたり、2本使って少しずらして並べたり、留め方も工夫したいですね。

伸びた前髪がどうしても気になるという方は、思い切ってセルフカットに挑戦してみるのもひとつの手です。鏡を見ながら少しずつカットしていきましょう。前髪を引っ張ったり、前かがみの状態でカットしたりするのは失敗のもと。髪をなるべく体と”水平”になるような位置で少しずつ切りましょう。

髪が短い方は、ハーフアップのお団子スタイルもおすすめです。サイドにはふわっと後れ毛を残しておきましょう。毛先はまとめなくてもOK。少しフォルムを広げると自然な仕上がりになります。

思い切って前髪もまとめてお団子に。額を見せることで若々しく元気なイメージになります。普段、前髪を作るスタイリングをしている方はこれだけで手軽にイメチェンできますね。

伸ばしかけ、ショートなど髪が短い方は低めの位置でまとめればスタイリングしやすいですね。まとまらない長さの髪は無理に入れ込まず、そのまま出してゆるさを意識してみましょう。

お団子も低めの位置なら作れそうですね。襟足はすっきりと、サイドのルーズさでバランスのよい雰囲気づくりを。

シンプルなひとつ結びはオフィスでは定番のヘアスタイルですね。緩めに結んだり、ほぐして柔らかさを出してカチッとなりすぎないグッドバランスを。