グラデーションボブとは?
丸みと重みがポイント!
グラデーションボブのカットの仕方
カットする際に重要になってくるのは髪を引き出す角度。グラデーションボブでは、髪を引き出す角度を平行よりやや下方に設定し、上が長く、下か短くなるようにカットします。角度を大きくすると段差の幅が広がり軽い印象に、角度が小さければ小さいほど段差の幅が少なくなり、重い印象になります。
レイヤーボブとの違い
こちらの写真はレイヤーボブ。レイヤーカットはグラデーションとは逆で、下が長く、上が短くなるようにしてカットするため、トップに軽い動きが出ます。
レイヤーは髪の厚みを減らしたり、毛先に流れを出やすいので、軽やかなフォルムにしたい人にはレイヤーが向いています。
こちらは、段差が少なく毛先が内側に流れているグラデーションボブ。レイヤーボブに比べて毛先にまとまりがありますね。髪全体の広がりを抑えてしっとりとまとめたい人は、このようなグラデーションカットがおすすめです。
グラデーションボブの魅力・メリット
面長さんも小顔に!
丸みのあるシルエットが作りやすいグラデーションボブは、面長さんも小顔に見せることができます。シャープな輪郭が気になる人はぜひ丸みを帯びたグラデーションにトライしてみて。
「重めふんわり」はまとまりやすい!
くせ毛で広がりやすい人、ナチュラルな大人の表情を出したい人には、ウエイトラインをやや低めにしたグラデーションがおすすめ。ほどよい重みで髪全体がまとまりやすくなります。
女性らしい柔らかな雰囲気に!
ふんわりとしたナチュラルな丸いシルエットは女性らしさをより引き立ててくれます。柔らかく優しげな印象に近づけるグラデーションボブスタイルは、大人の女性におすすめですよ。
グラデーションボブの人気スタイル
黒髪前下がりボブ
ぱっつん前髪ショートボブ
しなやかな大人のワンカールボブ
ガーリーなショートボブ
ナチュラルな丸みが上品な大人グラボブ
切りっぱなし風リラックスパーマ
グラデーションボブ × ヘアカラー
清楚で優しい印象を作るグレーアッシュ
トレンドの赤系カラーでおしゃれに
顔周りを明るく見せてくれ、寒色系に比べ色持ちもいい赤系カラーは近年特に人気のカラー。特に春はふんわりやわらかなピンクが旬。ベーシックなグラデーションボブスタイルもグッと垢抜けた印象になりますよ。
重めのミディアムボブはハイライトで明るく
グラデーションボブはある程度の重さが長所ですが、印象を明るくしたければカラーリングで演出していきましょう。明るめのハイライトを加えると軽さと動きが増してさらに美しく見えます。
インナーカラーでさりげない個性をプラス
グラデーションボブにちょっぴり個性を出したい時は、インナーカラーがおすすめです。目立ちにくいので寒色系などの少し個性的な色でも挑戦しやすいですよ。
フォルムを立体的にするグラデーションカラー
トップから毛先に向かって徐々に明るくなるグラデーションカラー。スタイルに立体感が出て、おしゃれ度も上がります。初めてのハイトーンでも毛先だけならトライしやすいですね。
グラデーションボブをスタイリングするコツ
毛先を丸く収めたいなら根元の立ち上げを意識して
毛先の美しいラインを出すには、ドライヤーをかける時にしっかり根元から乾かすことが大事。毛先だけ動きを出そうとしてもうまくいかないので、トップもふんわり立ち上げましょう。
ウェーブヘアは抜け感を意識したスタイリングが◎
ウェーブがかかったボブスタイルは、ジェルやワックスを使ってウェットに仕上げると、自然な抜け感のある動きがプラスされます。
繊細な技で自然に見せるグラデーションボブで魅力アップ♪
毎日のスタイリングがラクで、アレンジも自在。落ち着いた大人の表情を作れるので年齢を問わず挑戦できるスタイルです。
特に、アレンジが苦手な人、縮毛矯正をしていて髪をスマートにまとめたい人、甘すぎない大人可愛いを目指したい人はぜひ、グラデーションボブにトライしてみてはいかがでしょうか?
内側と外側の髪の長さに幅の狭い段差があるボブスタイルのことを「グラデーションボブ」といいます。細かな段差をつけることによって丸みのあるフォルムや、癖を目立たせない重みを作ることができます。