コツをつかんで、日差しを寄せ付けない肌へ
塗り忘れや、塗りむらがあると“うっかり焼け”なんてことにもなりかねません。ただ何となく塗っていた日焼け止めを、今年は改めて見直してみませんか?きちんと効果を発揮するための、ちょっとしたコツや正しい塗り方をご紹介します。
そもそも日焼け止めはどうして必要?
紫外線を浴び続けると今は肌の表面に表れていなくても、将来シワやシミ、そばかすになったり、皮膚ガンの原因を作ってしまう事があります。
肌を老化から守る
紫外線の浴びすぎはシミやシワだけでなく、肌のハリや弾力の元となるコラーゲンを低下させ、お肌たるみの原因になります。お肌を老化から守るためにも、女性に限らず、男性、子供も日常での日焼け対策はとても大切なことなんです。
顔には『SPF』の入った化粧下地で、一年中対策を
効果的な正しい塗り方や、ちょっとしたコツをマスターしよう
基本的な知識
日焼け止めは、塗る場所に応じた適量をその都度とって塗りましょう。多く塗りすぎるとべたついたり、薄く塗りすぎると折角の効果が薄れてしまうことも。
塗りむらがあると、その部分だけ日焼けしてしまいます。少量ずつ出して、塗りむらの出ないように均一に伸ばしましょう。
強くこすってすりこまないようにしましょう。肌への刺激が強くなってしまいます。正しい塗り方としては、ぽんぽんと優しくたたくように塗るのがおすすめですよ。
せっかく塗った日焼け止めも、時間がたつと汗などで落ちてしまいます。毎日は難しいので、休日のお出かけ時や一日中レジャーを楽しむ際には、忘れずに2~3時間を目安に塗り直すと効果的です。
実はNG or 気をつけたいポイント
乾燥した肌は、免疫力、抵抗力が弱まっていることがあります。しっかり保湿して、お肌の状態を整えてから日焼け止めは塗るようにしましょう。
夏の日差しはとても強く、特に日焼けしやすい季節です。海でのサーフィンやプールなど、ついつい時間を忘れてしまう日には、普段よりもしっかりと日焼け止めを塗り、塗り直しも忘れずに行いましょう♪
好みのテクスチャーを選ぼう
パウダー
パウダータイプの日焼け止め。スティックタイプの物もあり、持ち運びにも便利です。べたつきも気にせずサラサラな肌に仕上げたい人におすすめです。
クリーム
ローション
ジェル
スプレー
スプレータイプは、自分では塗りにくい背中や、髪の毛などの日焼け対策に便利です。
早速パーツごとに塗ってみよう
顔
顔は塗りむらを防ぐために、指先でメイクをするような感覚で、丁寧に塗っていきましょう。
①適量を両ほほ、額、鼻、あごの5か所に置く。
②指全体を使って、頬からなじませていく。
③額は中心から髪の生え際に向かって伸ばします。
④鼻筋は上から下に、あごは中心からフェイスラインに向かってなじませましょう。
⑤目元は、目頭から目尻に向かって優しくなじませます。
⑥最後に、もう1度適量を取り重ね付けしましょう。
小鼻などの細かな場所は、スポンジなどを使ってポンポンとなじませてあげても◎。
腕
足
髪
髪には、スプレータイプの日焼け止めがおすすめです。紫外線でダメージを受けてしまうと、元に戻すことの出来ない髪には特に、きちんと日焼け止め対策を行いましょう。
①ブラシで髪をとかしておく。
②スプレー缶をよく振ってから、髪から10~20cm離してから、髪全体にスプレーをふきかけましょう。
③むらなくいきわたるように、再度ブラシて髪をとかします。
また髪が傷んでいる時には、髪の修復効果も期待できるUVカットの洗い流さないトリートメントがおすすめです。
しっかり日焼け止めを塗って、さあ出かけよう!
一年中気を付けたい日焼け対策。特にこれからの季節は顔だけじゃなく、腕や足などでも念入りな対策が必要となってきます。正しい塗り方でしっかりと対策し、強い日差しにも負けない肌でお出かけを楽しみましょう!
一年中化粧下地として欠かさず塗る人も多いですが、これからのシーズンは顔以外にも本格的な日焼け止め対策が必要となってきます。でも、家を出る直前に腕や首元に塗っているのその塗り方は、はたしてきちんと効果を発揮できていますでしょうか?