とにかく「保湿」が大切。
乾燥しているときは、基礎化粧品を少し多めに
乾燥・しわ・にきび・日焼けなど、ほぼすべての肌トラブルの原因と言っても過言ではない「保湿不足」。スキンケアにおいて、保湿はとても重要です。乾燥している感覚があるときは、化粧水やクリームなどの基礎化粧品を、いつもの1.5~2倍の量でつけてみましょう。あまりに大量につけるのは、逆に乾燥をまねきます。
お風呂上がりは、1分以内に化粧水をつけよう
乾燥を防ぐため、お風呂から上がったら、1分以内に化粧水をつけるようにしましょう。スプレーボトルに入れた化粧水を脱衣所に置いておき、お風呂から上がったらすぐシュッとふきつけるとお手軽です。
アルコールフリー&セラミド配合のものがおすすめ
もし基礎化粧品を見直すなら、肌の乾燥を招くと言われているアルコールやエタノールが配合されていないものがおすすめです。さらに、肌の水分バランスを整えてくれる「セラミド」が入っているものだと、保湿力アップに効果があると言われています。
無意識のうちに肌を痛めている…「摩擦」に気をつけよう
「泡を動かして洗顔する」ことがポイント
肌表面の皮膚は薄く、ちょっとした摩擦でダメージを受けてしまいます。洗顔をするときは、まずモコモコの泡を作り、その泡を静かにすべらせて洗いましょう。指が肌に直接触れる感覚がまったくないぐらいがベストです。泡が汚れを吸着してくれるので、ゴシゴシこする必要はありません。
メイク落としはとにかくやさしく、素早く
肌に最も負担をかけてしまうと言われているクレンジング。決してこすらず、かつ素早く行うのがポイントです。クレンジング用品はなるべくたっぷりと手に取って、摩擦を防止するようにしましょう。
タオルドライは顔をおさえる程度に
せっかく摩擦に気をつかって洗顔しても、タオルでこすってしまっては台無し。洗顔後の肌は、清潔なタオルで軽くポンポンとおさえましょう。多少水分が残っているぐらいでOKです。
メイクアップのときも、スキンケアに気を配ろう。
パフやブラシはこまめなお手入れを
メイク用のパフやブラシが汚れていると、雑菌が繁殖し、ニキビや赤みの原因になるとも言われています。最低でも週に1回は専用のクリーナーや中性洗剤で洗い、陰干ししましょう。洗うのが面倒な場合は、30~40個入りで売られている小さなパフを活用し、思い切って使い捨てするのも◎。
アイシャドウを塗るときの力加減、大丈夫?
まぶたは顔の中でも特に皮膚がうすいため、アイシャドウをグリグリと塗るとダメージを受けてしまいます。付属の小さなチップはどうしても力が入ってしまうため、力の入りにくい薬指でポンポンとつけるのがおすすめです。
体を温めると、肌の調子が上向きに。
普段の生活で、ちょこちょこと運動をしてみよう
積極的に運動をしていると、体が温まり、肌細胞の活性化にもよいと言われています。とはいうものの、忙しい毎日の中に運動を取り入れるのはなかなか難しいもの。そんなときは、階段を使うことを心がけてみましょう。毎日エスカレーターを使わず階段を選んでいると、意外なほどの運動量になります。
毎日湯船につかることは最高のエステ
シャワーで入浴を済ませている人も多いかもしれませんが、体はなかなか温まりません。たまに高いエステに行くよりも、毎日湯船につかるほうが美容効果としてはおすすめです。ただし、肌がふやけるほどの長風呂や、温度の高すぎるお湯は乾燥をまねくので注意してください。
「蒸しタオル」で手軽に肌を温めよう
くすみやクマがひどいときは、蒸しタオルで肌を温めましょう。濡らしてよくしぼったタオルをラップにくるみ、レンジで1分チンして、肌にのせるだけ。熱すぎるときは、心地よく感じる温度まで冷ましてからのせてくださいね。
そのほかにも、気軽にできるスキンケアあれこれ
清潔な枕カバーで、ぐっすり眠ろう
毎日6~8時間、ぐっすり眠ることは肌にとって何よりのごちそう。よりスキンケア効果を高めたい場合は、毎日枕カバーを取り替えて眠るようにしましょう。枕カバーにひそむ雑菌で引き起こされる肌荒れを防ぐことができます。
肌にやさしい美容オイルを活用しよう
オリーブオイルやホホバオイルなどの美容オイルを持っている場合は、スキンケアの最後に一滴だけ肌になじませると、乾燥肌がしっとりします。また、ブースターとして洗顔後すぐに顔になじませると、化粧水が吸収されやすくなるものもあります。お肌の状態にあわせて、上手に美容オイルを取り入れてみましょう。
自分にやさしく、無理のないスキンケアを楽しもう
お金がかかりすぎたり、手間がかかりすぎるスキンケアはストレスのもとになってしまいます。肌にとって大切なのは、毎日のちょっとした積み重ね。無理をせず、自分にやさしいケアをコツコツ続けていきましょう。
季節の変わり目やストレスで肌の調子が悪いとき、どんなことをしていますか?エステに駆け込んだり、新しいケア用品を試したり…というのも手ですが、ダメージを受けた肌にとっては、かえって刺激になってしまうことも。忙しくても実践できる、自分&肌にやさしいスキンケアをご紹介します。