BBクリームとCCクリーム。はたらきや違いってなんだろう？
実は両者ともそれぞれ違う役割があるんです。
今回は、その両者の違いや使い方を解説してみます♪
メイクに高いカバー力を求めるなら「BBクリーム」
BBクリームはの「BB」は、ブレミッシュバーム（Blemish Balm）の略。
Blemishは「傷」や「欠点」という意味を持つ単語で、本来BBクリームはピーリング跡や傷など隠す軟膏として処方されていましたが、いつしかコスメアイテムとして発売されるようになりました。
・肌の凹凸のカバー
・ファンデーション下地
・日焼け止め
・コンシーラー
などの機能を兼ね備えています。
現在では、これに加え、美容液成分やビタミン成分なども入ったものも多いのも魅力！
これ1本で保湿〜ファンデーションまで完了するため、メイク道具を減らしたい方にも人気のようですね。
これらの特徴から、
・ベースメイクはカバー力重視！
という方におすすめです。
色補正力・ナチュラルな仕上がりを求めるなら「CCクリーム」
メーカーやブランドによって定義はやや違いますが、主に
・肌色補正
・スキンケア
・日焼け止め
などの機能を兼ね備えたクリームです。
これらの特徴から、
・メイクはナチュラル仕上がりが良い！
・お肌の色むらや赤みをナチュラルに隠したい
という方におすすめです。
ヒアルロン酸やコラーゲンが入ったものがあれば、さらに保湿力が見込めますので、乾燥肌にお悩みな方はこれらの成分が入ったものを選んでみてくださいね！
BBクリームの使い方・塗り方
では、BBクリームやCCクリームはどう使えば良いのでしょうか？
下地・ファンデーションとして使うのが両クリームのメイン用途なのですが、それぞれ相性が良いコスメがちょっと異なるんです。
さっそく、BBクリームからおすすめの使い方をご紹介します♪
使う前には必ず保湿を！
BBクリーム・CCクリームを使う前に必ずしておきたいのが「保湿」！
朝忙しい時は数ステップ飛ばしてしまいがちですが、保湿されたお肌でないとどちらのクリームもうまく伸びず、化粧崩れの原因に。
美しいお肌を守るため、必ず洗顔後の保湿を怠らないようにしておきましょう。
保湿後、クリームや乳液などの余分な油分はBBクリームやCCクリームをのせるまえに軽くティッシュオフしておくとよりクリームのりが良くなりますよ。
化粧下地としてもファンデーションとしても使える！BBクリームの塗り方
まず、BBクリームを使う方法からご紹介。
下地として使う場合もファンデーション代わりに使う場合も、必ずパッケージ記載の適量を守りましょう。
多すぎる場合は厚塗り感が出やすく、少なすぎる場合はムラになりやすくなってしまいます。
塗り方としては、
1. おでこ・鼻・ほお・あごにクリームをのせる
2. やさしくなじませる
という2ステップで完了。
あまり力を入れず、やさしくのばすのがコツです！
また、目周りや口周りなどよく動く場所は少なめに塗っておくとヨレにくいですよ。
BBクリームのあとにのせるファンデーションは「パウダーファンデーション」がおすすめ
BBクリームはカバー力が高め。
BBクリームを下地として使う場合は、なるべくライトな仕上がりになるパウダーファンデーションを選んでおくのがおすすめです。
これで、BBクリームを塗ったお肌の表面がすべすべに。
パウダーファンデーションでは重すぎるかな？と感じる方は、よりライトな日焼け止めパウダーやルースパウダーをつけておくと軽く仕上がりますよ。
【年代・お悩み別】おすすめの人気BBクリーム
ここまで、BBクリームのおもな使い方をご紹介してきました。
ですが「自分の年齢にあったBBクリームを使いたいな」「自分の肌質に合うものがあるかな？」と思った方もいらっしゃるかと思います。
ここからは、年齢別・お悩み別におすすめのBBクリームを見ていきましょう♪
20代の方におすすめ：ナチュラグラッセ「モイストBBクリーム」
10代の頃と比べてお肌の水分が減ってくる20代。
皮脂バランスも崩れがちなのですが、お肌が必要とするものをバランスよく与えてくれる「バオバブ」やお肌の保湿・キメを整えてくれる「トウキンセンカ」が配合されたナチュラグラッセの「モイストBBクリーム」がおすすめ♪
お肌への負担も抑えられており、毛穴をカバーし、油分バランスもしっかり整えてくれますよ。
30代の方におすすめ：D.U.O. 「ザ・セラムBB」
30代は、お仕事や家庭のストレスがお肌にはっきりと現れやすくなる年代といわれています。
生活ストレス由来の肌荒れにぴったりなのが、D.U.O.の「ザ・セラムBB」。
光補正成分が入っており、肌荒れ部分を光で反射して飛ばしてくれるだけでなく、成分中72.8%がエイジングケア成分で構成されています。
お肌のトリートメント効果も期待できるスグレモノです♪
40代の方におすすめ：クラランス 「BB クリーム イドラタン」
40代に入ると、本格的なアンチエイジングケアを始める方も多いのではないでしょうか。
この年代の方で多いお悩みが「小じわ」「くすみ」「しみ」といったお肌のトラブル。
小じわやたるみなどのちょっとしたお肌の変化を感じている方におすすめなのが、クラランスの「BBクリーム イドラタン」。
シミなどのお悩みをさっとカバーしてくれ、これだけ塗っただけでも「もともとお肌がきれいな人」と思わせるほどのカバー力を誇っているのはさすがデパコスです♪
敏感肌・ゆらぎ肌にお悩みの方におすすめ：資生堂 dプログラム「アレルバリア エッセンス BB」
お肌が敏感な方や、季節の変わり目にお肌の状態が悪化してしまう方には、資生堂の敏感肌向けシリーズ・dプログラムの「アレルバリア エッセンス BB」がおすすめ。
敏感肌・ゆらぎ肌になった時に出てきがちな赤みなどを自然にカバーしてくれるBBクリームです。
花粉やPM2.5などの気になる微粒子からもお肌をブロックしてくれることから、春先や秋はじめ頃に特に人気が出るアイテムでもあります。
乾燥肌にお悩みの方におすすめ：エテュセ BBミネラルクリーム
季節問わずどうしてもお肌が乾燥していてしょうがない！という方におすすめなのが、プチプラコスメブランド・エテュセの「BBミネラルクリーム」。
最大の魅力は製品の79%が美容液でできた保湿・スキンケア特化型BBクリームであるところ！
さらに、ベビーミネラルパウダーも配合されているため、皮脂が出にくく脂っぽくならないのも人気理由の一つ。
乾燥肌と乾燥からくるお肌のテカリにお悩みの方にいちおしのBBクリームです♪
CCクリームの使い方・塗り方
次に、CCクリームの使い方を見ていきましょう♪
化粧下地・日焼け止めとして使う場合
CCクリームもこれ1つで下地として使えるため、BBクリームと同じ使い方でOK。
少量を顔のパーツにおき、やさしく伸ばして完了です。
ちょっと油分が多いかな？と思った時はスポンジやティッシュで軽く油分をオフしておくとファンデーションのモチ・ノリがアップしますよ。
CCクリームのあとはファンデーションでカバー力を高めよう
CCクリームを塗ったら、次にファンデーションを塗っていきます。
CCクリームの場合はBBクリームよりもやや薄づき。
ナチュラルに仕上げたい場合はパウダーファンデ、しっかりメイクをしたい場合はリキッドファンデーションを薄めに塗るときれいに仕上がります♪
ファンデーションとして使う場合
【年代・お悩み別】おすすめの人気CCクリーム
ここからは、年代別・お悩み別におすすめのCCクリームをご紹介します♪
20代の方におすすめ：24h「24ミネラルCCバーム」
仕事もプライベートも大忙しな20代の方におすすめなのが、「24時間つけてても大丈夫！」がコンセプトのミネラルコスメブランド・24hの「ミネラルCCバーム」。
バームタイプで塗りやすいのはもちろん、夜は美容クリームとしても使える万能さで人気になった美容CCバームです。
オーガニックアルガンオイルや国産にこだわったボタニカル原料も魅力です。
石鹸で落ちるため、疲れ切った日もクレンジングに時間をかけなくても良いのも◎♪
30代の方におすすめ：LANOA「ミネラルCCクリーム plus」
出産やストレスでお肌が敏感になったかも…と感じていらっしゃる30代の方にもおすすめなのがLANOAの「ミネラルCCクリーム plus」。
パラベンやタールなどお肌への影響が気になる成分不使用で、これ1つで日焼け止めからファンデーションまで6役果たしてくれます♪
30代に入ってお肌が敏感になった方だけでなく、子育てなどでメイクの時間が取りにくくなった…という方にもおすすめの1本です。
筆者も愛用中ですが、低刺激でカサつきにくいだけでなく、毛穴の開きなど気になる部分を光で飛ばしてくれるのでどんな肌コンディションの時も安心して使えています＾＾
40代の方におすすめ：エクスボーテ「CCクリーム」
お肌のカサつきや色むらが気になっている…という40代の方におすすめなのが、エクスボーテの「CCクリーム」。
1本でベースからファンデーションまで完結する手軽さと、ナノサイズのパウダーでたるみや小じわなどのお肌の凹凸までもカバーしてくれる高機能さが大きな魅力です。
こちらも、光を拡散してくれるタイプなのでお肌の気になるところを薄く反射させて目立たないようにしてくれますよ。
敏感肌にお悩みの方におすすめ：アクアアクア「オーガニックトリートメントCCベースUV」
お肌が敏感な方におすすめしたいのが、植物とフルーツでできた美容液に色をつけただけの「オーガニックトリートメントCCベースUV」。
オーガニックミネラルコスメブランド・アクアアクアから発売されている人気アイテムです。
お肌をほどよくトーンアップしてくれるだけでなく、厚塗り感のない素肌のようなすべすべぷるん肌を演出してくれます♪
クレンジング不要で石鹸のみで落とせるため、クレンジング剤に敏感な方でも安心してベースメイクを楽しめます。
乾燥肌にお悩みの方におすすめ：つむぎコスメ「美白CCクリーム」
べたつかずサラサラの素肌感が得られるのに乾燥しない！と人気なのが、つむぎコスメの「美白CCクリーム」。
分子量が違う2種類のヒアルロン酸も配合されており高保湿なだけでなく、有効成分のプラセンタエキスで美白対策もできるので、お肌の美白ケアもあわせて行いたい方にもおすすめです。
保存料やアルコールなども無添加なので、お肌に優しい仕上がりを楽しみながらお肌を自然にトーンアップさせることができちゃいます♪
BBもCCもうまく伸びない…そんな時はどうすれば良いの？
ここまで、BBクリームやCCクリームの使い方や塗り方、おすすめアイテムをご紹介してきました。
しかし、アイテムによっては、あまり伸びないタイプのものもあり、お肌に伸ばすと厚塗りになってしまった…という方も少なくない模様。
ここからは、クリームが伸びない時にためしてみたいアイテムを見てみましょう♪
おすすめアイテム1. シリコンスポンジ
最初におすすめしたいのは「シリコンスポンジ」。
指につかず、少量で薄くクリームを伸ばせるため、こちらを使うことでクリームを節約することも可能ですよ。
サッと石鹸で洗って乾かすだけで管理ができるため、衛生面もGOOD！
おすすめアイテム2. ファンデーションブラシ
BBクリームによっては、塗るほどに厚塗りに見えるものもあります。
指やシリコンスポンジではたくさん付きすぎる…という場合は、ファンデーションブラシを使ってなじませるのがおすすめ♪
手の甲にクリームを取り、先端が平らになったブラシに少しだけなじませ、円を描くようにやさしくお肌にのせながらなじませていきます。
力を入れてしまうとお肌への刺激になってしまうためご注意！
お肌悩みや気分でBBクリーム・CCクリームを使い分けよう♪
お肌のお悩みはもちろん、その日のメイクや気分で使い分けられるのが魅力的なBBクリームとCCクリーム。
最近は普及率もどんどん高まっているため、プチプラのものも増えてきているのもBB・CCクリームの魅力でもあります。
気になったものがあれば、一度購入してみて普段のスキンケアやメイクに役立ててみるのも良いでしょう。
なりたいお肌の印象に合わせてクリームを選んでみてくださいね♪
素敵な画像をありがとうございました！
ここ数年、ずっと定番人気のBBクリームとCCクリーム。
ドラッグストアやコスメストアでよく目にするコスメですが、「どう違うの？」と思った方、結構多いのではないでしょうか。