だんだん気温が下がり、これから一気に本格的な寒さが訪れそうですね。
冷たい風が吹く日は、おうちの中でぬくぬく過ごしたいものです。後編では素敵な戸建に住む方に、冬のお部屋づくりのコツと過ごし方について伺いました。いつもより家にいる時間が増える冬だからこそ、素敵なお部屋で心地よく過ごしませんか？まだ冬ごもりの準備ができていない！という方はぜひ参考にしてみてくださいね＊

冬になるとストーブの前で過ごすことが多くなるというRiri（@riri.tree）さん。犬のぺんと猫のうるも暖を取りに集まってきます。Ririさんが飲み物とおやつを持ってラウンジチェアに座ると、ぺんはもそもそと起き出し、おやつ狙いでRiriさんのことをじっと見つめているんだとか。

「冬の外の匂いが好きですね。最近はストーブの匂いも好きで、幼い頃の記憶が蘇ってきます。ラウンジチェアで猫のうるを膝に乗せて、ぼーっと庭を眺めるのが至福の時間です」
庭に飛来した小鳥たちの声を聴きながら、お気に入りのハーブティーやコーヒー、おやつを食べたり、ゆっくりと本のページをめくったり。そんな冬の昼下がりが、Ririさんの憩いのひとときだそうです。

「使っているのは『Aladdin』のブルーフレームヒーターです。以前はエアコンと加湿器を併用して冬を過ごしていましたが、室内の乾燥や植物の成長が気になり、ストーブと鍋で蒸気を発生させる、昔ながらのスタイルにシフトしてみました。どうやら我が家にはその方法がピッタリだったようで、秋冬でも植物たちが元気に過ごせています」

また、Ririさんの家はダイニングとリビングの区切りがなく、テーブルやテレビ、ソファなどの大型家具は置いていません。人も動物たちも、誰もが自由に楽しめるスペースを部屋のあちこちに作っているそうです。ぺんとうるがのんびり気持ちよさそうに過ごしている姿に、癒やされますね。

この季節に大活躍するのが、直火で簡単にエスプレッソが飲める「BIALETTI」のモカエキスプレス。そのまま飲んだり、ミルクフォームを乗せたりと、その日の気分で楽しんでいるそうです。お手入れも簡単なんだとか。

ぬくぬくアイテムも欠かせません。
「アイスランド・レイキャビクの街で見つけた手編みのブランケットがお気に入りです。淡い色合いがアイスランドの風景と見事に重なっていて、見るたびに思いをはせています」
うるもお気に入りなのか、居心地がよさそうですね。

寒い日のお布団の中って本当に心地よくて、抜け出したくないですよね。青い絨毯が素敵なz.k_home_（@z.k_home_）さんの寝室にも、暖かそうな毛布が。秋冬になると肌触りのいい毛布を出して、お子さんと絵本を読んだりゴロゴロしたりして過ごしているそうです。ベッドに入るとなかなか出られないので、手の届くところに本や水を置いているんだとか。

お子さんが寝静まったあとは、紅茶やホットレモネードを飲みながらリビングで一人の時間を堪能。北欧ヴィンテージ家具と落ち着いた床やラグの色。夜にほっと一息つくのにはぴったりの空間ですね。

「子どもが1歳でゆっくり過ごせる時間が貴重なので、お気に入りの『Arabia』のヴィンテージカップを相棒に、お一人タイムを存分に味わっています。寒い季節はホットドリンクで身体を芯から温めて、気持ちをほっとさせています」

リビングの一角には、素敵なヴィンテージの椅子とベニワレンのラグを配置。椅子で雑誌を読んだり、ぼーっとしたりするとき、足元に暖かいラグがあると安心するそうです。

z.k_home_さん宅のキッチンで、冬になると大活躍するのが「STAUB」のお鍋。
お鍋やポトフなど、温かい煮込み料理をよく作っているそうです。キッチンは作業スペースを広くとれるように、なるべく物を置きすぎないように工夫。すっきりとしていて、お掃除も楽そうですね。

「寒いからか、外から家に帰ると安心感があります。年末は友人や家族とわいわい集まり、1年を振り返るのが恒例です」とz.k_home_さん。大切な人たちと囲む食卓は、心までほかほかしてきますね。

寒い日に飲みたくなるのがおいしいホットコーヒー。ご友人が働いている、スペシャルティコーヒーロースター『TRUNK COFFEE』の珈琲豆がお気に入りだそう。
「我が家にとっては高級なコーヒーなので、気合を入れたい時など『ここぞ！』というときに淹れています。友人が淹れてくれるのが一番おいしいのですが、自分でもがんばって淹れています」

ハンドクリームはどちらもプレゼントでもらい、大事に使っているもの。「Aesop」は香りが好きで就寝前に、「Buly」は香りが控えめなのでシーンを問わず使っているんだとか。心地いい香りを身にまとうと、リラックスして過ごせそうですね。

寒くて心身ともに縮こまってしまいがちな冬ですが、家で過ごす時間が最も愛おしい季節かもしれません。今回ご紹介した5名のお部屋&過ごし方を参考に、寒い日が楽しみになる冬じたくをしませんか？心身ともに“ぬくぬく”過ごしてくださいね。