スウェーデン人にとってバルコニーはくつろぎの場所
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みなさんにとってバルコニーはどのような場所ですか?日本では、洗濯物を干すだけの場所になっている場合も多いですよね。スウェーデンに暮らす人々のバルコニーの活用法を取り入れて、もっとバルコニーを楽しみませんか?
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ちょっと一息つくために、コーヒーと本を持ってバルコニーに行ったり、天気の良い日はバルコニーで朝食を食べたり……。日本のご自宅でも同じように楽しむことができる、アイデアをご紹介します。
バルコニーへの意識を変えよう
洗濯物は干さない
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「バルコニー=洗濯物を干す場所」というイメージがある方も多いと思いますが、スウェーデンで洗濯物をバルコニーに干している家庭はほぼありません。基本的に洗濯乾燥機で洗濯物を乾かすことができるという生活習慣もありますが、日本のようにバルコニーに服を干す光景を見ることは本当に稀なのですよ。
バルコニーはもう一つのリビング
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日本だとバルコニーは完全に「外」という感覚ですが、スウェーデンではバルコニーは家の「中」という感覚を持っている人が多いです。バルコニーはお部屋の延長として考えている場合が多く、素足でスタスタとバルコニーまで行く姿に最初は驚きました。
くつろぎの空間
バルコニーを、もう一つの部屋として考えているので、まるでリビングでくつろぐかのような感覚で、まったりすることが多いです。冬は日照時間がとても短く日光浴を楽しむことができないスウェーデン。その分、冬が終わればバルコニーで日光浴を思う存分に楽しみます♪
小さいバルコニーでもOK
スウェーデンのバルコニーって結局は、日本ほど小さくない&とっても広いのでは?と思われてしまいがちです。でも実は、スウェーデンのバルコニーもアパートであれば、日本のマンションと同じくらいの大きさです。場所によっては、日本のマンションよりもコンパクトで小さい場合も多いのですよ。限られた空間をいかに楽しむことができるのかも鍵となります。
バルコニーの楽しみ方
ハーブや野菜などの栽培
好きな花やハーブ、そして野菜を育てたりバルコニーで家庭菜園を楽しみませんか?スウェーデンでは「バルコニーのハーブをちょっと採ってきて」なんていう場面も日常茶飯事。育てたハーブを紅茶やお料理に入れて楽しんでも◎。
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スウェーデンでは、冬の寒い日々に少しでも日光を感じることができるよう、バルコニー前面をガラス窓で覆って温室のようにしている家庭もあります。その温室を利用して、家庭菜園をしたり趣味の盆栽を育てたり、おのおのの趣味を楽しむ空間にもなっていますよ。
テーブル&椅子を置いてお食事を
お天気が良い日の食事をバルコニーで楽しんでみませんか?家族みんなと、恋人と、そして一人でも、いつもの食事やテーブルウェアでも、違う環境で楽しむことで気分もわくわくしますね!
バルコニーにあまりスペースがない場合でも大丈夫!実は、スウェーデンのアパートのバルコニーも、日本と同じくらいのスペースである場合が多いんですよ。簡易的なテーブルと椅子を活用すれば、簡単にバルコニーにお食事の空間を作ることができます♪
おうちカフェを堪能
スウェーデンで生活をしていると、ちょっと一息つきたい時に、お気に入りのコーヒーを淹れたマグカップを持って、さらっとバルコニーへ出て行く姿をよく見かけます。ちょっとした気分転換に、お気に入りのドリンクやお菓子を持って、日光欲を堪能すれば気分も最高です。
照明&キャンドルでムーディーに
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バルコニーに照明やキャンドルを灯して、ムーディー&癒しの空間を演出しませんか?まるで屋外のバーや、リゾートホテルに来たかのような。おしゃれな空間を作ることもできます。
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バルコニーがあまり広くない場合は、持ち運び可能なコンパクトな照明やランタンを活用してもGOOD。夜に照明を持ってバルコニーでくつろぐことに最初は少し抵抗を感じるかもしれませんが、いざ試してみると案外快適♪
読書でホッと一息
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読みかけの本や、時間がなくてなかなか読むことができない本を持ってバルコニーへ。簡易なテーブルや椅子が用意できない場合でも、大丈夫です。ラグやレジャーシートを広げてクッションを用意すれば、まるでピクニック気分。
バルコニーをもっと自由な空間へ
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日本ではあまり馴染みのない、バルコニーを「もう一つの部屋」としてくつろぎの空間を作る考え。いざ実践してみると、実はとっても快適でクセになるものばかりです。自分だけのお気に入りの空間を演出して、バルコニーでほっと一息つきませんか?