無垢床（無垢フローリング）とは、無垢の木材で作られた床材のことを言います。「無垢」の定義は、薄い木材を重ね合わせたりしておらず、継ぎ足し素材も全く使わない加工なしの木材を利用しているということになります。

無垢床の特徴はたくさんありますが、まずはその天然木ならではの見た目の優しさと肌触りのよさ。そして、天然木は自然のあたたかみがありますから、裸足でいても足から冷えるということがないのです。冬はあたたかく、夏はさらりと、快適な生活を支えてくれます。

温度とともに、湿度の調整もしてくれるのが無垢床のすごいところ。湿気を吸収したり、放出したり、室内の空気を快適な状態に保ってくれるのです。

ウォールナットは、クルミ科の広葉樹です。深い色が印象的で、落ち着いた深みのある色合いが、室内の印象をがらりと変えます。床や家具だけではなく、楽器や彫刻などにも使われる木材です。

スタイリッシュな空間にも似合うウォールナット。

木材の中でももっとも堅いといわれているメープル。柔らかで優しい色合いがとても印象的な、人気の木材です。ナチュラルな色むらが活きる素材でもありますね。

北米では、古くから家具に利用されていたといわれているメープル。やわらかな空間づくりには欠かせない素材です。

ブラックチェリーは古くからヨーロッパへも輸出されている、高級家具の素材としても知られています。とてもきめ細かく、滑らかな肌触りが特徴です。落ち着いた色味も人気の秘密です。

時間が経つと、色合いと艶が深まっていき経年変化を楽しむことができます。

タモ材は、ヤチダモやホワイトアッシュと呼ばれることもあります。はっきりとした木目が見えるのが特徴。

木目や年輪の出方は素材や切り取り場所によっても違いますが、塗装などをしても木目が活きるので着色素材としても好まれています。

家具用の木材としては代表的なものです。とても硬くて、あまり狂いがないのでギターなどの楽器にも使われる木材です。

光沢もあるので、高級感を演出したい空間にはとても合うはずです。

昔からとても馴染みのある木材としても知られています。無垢材らしさを感じることができる素材なのでとても人気ですよ。

日本の木材である「ナラ」に近い雰囲気をもっていることから「欧州ナラ」という呼ばれ方もしているようです。

「カバザクラ」という名前からも分かるように、サクラを連想させるような淡くて優しい色味の木材です。

幼稚園の床や、明るい日差しが入るような空間にぴったり合う木材でしょう。