今回のお題:腹巻
私が試しました!
そしてなんといっても替えを揃えやすいお手頃な価格帯も魅力のひとつです。私も3枚持っていますが、ズボラなので洗濯物をためてしまうことも…。毎日つけたいものなので、替えがあることで「セーフ!あと1枚ある!」と安心できます(笑)。私のおすすめは、インナーの色をリンクさせる使い方。“THE・腹巻” 感が薄れるので、腹巻にちょっと抵抗がある人でもトライしやすいですよ。
ボトムスにインし、あえてカットソーの上から着用してみましたが、丁度良いフィット感と厚さでもたつきは気になりませんでした!私の愛用2年モノは多少の伸びはありますが、ずり落ちたりすることもなく耐久性に優れ、今も現役でお腹周りを守ってくれています。
私はこの時季、腹巻もインナーのひとつとしてお風呂上りに着用していますが、湯船で温まった体をガッチリガードで保温してくれるので、湯冷めすることもなく温かいまま心地よく眠りにつけます。今季は東京でも雪が降り全国的にも寒い冬になりましたが、折って2重にして温かさを調節できたので、寒さで心が折れそうな日もこの“じんわりぽかぽか”感に何度も助けられました。
バックの裾が丸い、ほかにはないデザインも魅力。お尻を包み込むようにピッタリとフィットし、着用時はかなりの安心感がありました。しゃがんだ時も背中やインナーが見えてしまうのを防ぎます。
月経週は肌が敏感になり、化学繊維を多く含むインナーが急に合わなくなる私。しかしながら人の肌と同じタンパク質で構成されたシルク素材は痒くならず、安心して素肌の上から着用することができました。そして素材の特性を生かし、意外と冷えやすい夏にも大活躍してくれます!汗をかいてもすぐに吸収し放湿するので、サラリと快適に1年中お腹周りを守ることができますよ。
極薄2mmは脇に縫い目のない丸胴縫いなので、ウエスト周りがタイトなボトムスの下に着用してもまったくひびきません。ゆったりと体にフィットするので、あまり締め付けたくない就寝時や、妊婦さんでも心地よく着用できます。
ふわふわのパイル地は毛足を長めのループ状に編んでいるのでとても軽く、ほかにはないむちっとした肉厚感もやみつきに。外出の増える年末年始も温かさをしっかりとキープでき、暖房の効いた部屋では汗ばむほどの保温効果を実感することができました。
またリバーシブルでも使えるので、オーガニックコットンの裏地を表にして着用すれば、パイル地がより温かくお腹や腰を包んでくれます。冬は室内外で気温差が激しいので、その日の体調や気温に合わせてベストな着方を見つけてみてくださいね。
木々を表現した腹巻の格子模様とアップリケの鳥は、テキスタイルデザイナーはしもとなおこさんのデザイン。好きな箇所にアイロンで圧着させれば、まるで鳥が止まり木で寛いでいるような物語のある1枚に。メッシュ地のような格子模様は通気性も兼ね備えたつくりなので、重ね着で汗をかいてしまった日も蒸れることなく快適です。
この腹巻を制作したお店「趣佳」がおすすめしているのは、裾を見せた着こなし。私はスウェットとチノパンでメンズライクなアイテムと合わせました!無地だしちょっとカジュアルすぎたかな~と思いましたが、チラッと覗かせた腹巻がいいアクセントになってくれ、おしゃれなレイヤー風コーデが完成しました。
総評:腹巻は季節や用途に合わせて選ぶべし
・天然素材は温めと通気性どちらも兼ね備えている
・ポリウレタンや弾性糸はちょうどいいフィット感をつくる
・素材によっては一年中使えるものもあり
・インナーに合わせやすいデザインが多い
ー選ぶ際の注意点ー
・シルクは引っ掛けに注意が必要、手洗い必須
・汗っかきの方は通気性のよい素材選びを
・厚めの素材や締め付けが緩めのものは、くるくると捲れてくる可能性あり
・外出時や就寝時など、用途に合わせてフィット感を選べはもっと快適に