ナチュラルでかわいい「白樺(シラカバ)」の雑貨たち
近ごろ、インテリアショップや雑貨屋さんでも見かけるようになった「白樺(シラカバ)」の雑貨たち。白樺と名前だけ聞くとわかりにくいかもしれませんが、きっと誰もが知っているアイテムばかりです。
白樺ってどんな木?
出典:unsplash.com
日本では北海道や長野など寒い地域で出会うことのできる「白樺」は、その美しい木目が印象的。
北欧の国・フィンランドでは、事実上の国樹に指定されているまさにシンボルです。そのほっそりとして爽やかな見た目から「高原の白い貴公子」とも呼ばれているのだとか。
出典:unsplash.com
白樺は材質としてはやわらかいため、木材として使うのは難しいのだそう。けれど、樹皮や樹液には魅力がいっぱい。さらに、やわらかい材質は、民芸品や雑貨作りにぴったりです。まずは、数ある白樺の魅力をご紹介します。
スキンケア・美容液
白樺は、雪解けの時期になると、たくさんの水分を土から吸い上げて幹の中を満たします。その樹液には、ミネラルや糖、ビタミンなどが多く含まれており、古くから北欧のナチュラルスキンケアとして親しまれてきたのだそう。
出典:pixabay.com
*画像はイメージです
北欧では千年も前から美容や健康のために使用されてきたという白樺樹液。かの大英帝国のヴィクトリア女王も、スキンケアに愛用したそうです。フィンランドでは早春の頃、毎朝の洗顔に使用されています。
キシリトールガム
また、白樺から抽出される成分を原料にキシリトールが作られ、ガムやタブレット菓子などに使われているのはご存知の方もおおいのではないでしょうか。キシリトールは甘みがありますが、虫歯の原因にならない甘味料として注目されるようになりました。
キシリトールとは、シラカバやカシなどの樹木や植物からつくられる甘味料(甘み成分)です。
砂糖とほぼ同じ甘さなのに、カロリーは砂糖の75%程度。しかも、虫歯の原因となりません。
サウナ
北欧と日本文化で似ているもののひとつに「サウナ」がありますよね。
フィンランドでは、バスタイムやサウナにて『ヴィヒタ』とよばれる白樺の若い枝葉をまとめたもので、全身を叩く健康法があるのだとか。体に刺激を与え、新陳代謝を促してくれるので体がポカポカするそうですよ。香りも良いので、森林浴をしているようなリラックス効果を楽しめそうですね。
フィンランドでは、バスタイムやサウナにて『ヴィヒタ』とよばれる白樺の若い枝葉をまとめたもので、全身を叩く健康法があるのだとか。体に刺激を与え、新陳代謝を促してくれるので体がポカポカするそうですよ。香りも良いので、森林浴をしているようなリラックス効果を楽しめそうですね。
出典:unsplash.com
初夏に出てくる若葉をたくさんまとった若木だけを手折って集め、十分なボリュームになったら持ち手部分を柔らかい枝でぎゅっとしばって、あっという間にできあがり。夏のコテージなどでのサウナ浴の前には、この葉束をあらかじめいくつか作っておいて、サウナの中に持ち込みます。はじめ少し水でぬらして葉をしんなりさせ、そのあと勢いよくバッシバシと自分や他人の身体の各所をしばいてゆきます。
小物・雑貨
そして、みなさんご存じの通り、白樺は雑貨や民芸品、日用品などをつくる材料にぴったり。北欧らしいナチュラルで優しい印象のアイテムが多く、その魅力の虜になっている方も多いのではないでしょうか。
白樺で作られた雑貨・道具カタログ
自然を大切にして暮らすフィンランドの国では、白樺のアイテムは「幸せの贈り物」とされているのだとか。そんな、ギフトにもぴったりの白樺の雑貨や道具を集めてみました。
オーナメント
KUKSA(ククサ )
lovi (ロヴィ)
Puulelut(プーレルット)ムーミン ツボ押し人形
白樺カゴ・バスケット
いかがでしたか?
出典:www.instagram.com(@hushykke)
白樺の魅力と、白樺をつかった素敵なアイテムをご紹介してきましたがいかがでしたか?
自然を愛する国・フィンランドだからこそ生まれた伝統の工芸品や日用的にも使いやすいおしゃれな雑貨・道具の数々。
ぜひ、おうちのキッチンやインテリアに加えてみてくださいね。
特に、人気なのが、おしゃれなブロガーさんのおうちにもよく登場するカゴやバスケット。パンや手作りのお菓子を入れてそのまま食卓へ並べたり、キッチンアイテムの収納に使うひとも。