ほんわり。やさしい香りに癒されるナチュラルソープ
自然派さんにおすすめのナチュラルソープ。
ナチュラルソープを手作りで楽しむ
“グリセリンソープ”なら初心者さんにも簡単に作れるのでおすすめです。
手作りのナチュラルソープなら、香りや色など自分で素材選びができるのでとっても安心ですよね。
"石鹸作り"と聞くと、「なんだか難しそう」、「取り扱いに注意が必要な苛性(カセイ)ソーダを使うのでは?」と思うかもしれないですが、大丈夫。
ここでは、“苛性ソーダ”を使わない石鹸の作り方をご紹介します。石鹸作りがはじめてという方も失敗しない“グリセリンソープ”を使ったとっても簡単なナチュラルソープの作り方があるんです。
もちろん、色や形などデザインも思いのまま、自分好みに作れるので、ハンドメイドの過程でも楽しさが味わえるのが嬉しいトコロ。
お気に入りのナチュラルソープを手作りしてたくさん活用してみて下さいね。
"ナチュラルソープ"ってどんな石鹸のこと?
ナチュラルソープとは主に、天然素材で作られた石鹸のことをいいます。天然植物オイルのなかでは、オーリーブオイルを原料として作られた"マルセイユ石鹸"などが有名ですよね。
原料や香りなど自然由来のものなら、お肌にも優しく安心。美容を気にする女子だけでなく小さなお子さまにも嬉しい石鹸です。
グリセリンソープの作り方
簡単だし、香りも色も思いのままに作れるのも楽しいですよね。
グリセリンソープを使った石鹸作りの材料・道具
石鹸素地を溶かす容器(耐熱ガラス製のもの)
かくはん棒(シリコン製のスパチュラやステンレスのスプーンなどでもOK)
型(シリコン製のモールドや牛乳パックなど)
≪材料≫
・グリセリンソープ 100g
・エッセンシャルオイル 10~20滴位
・色素(色付けに使います)適量
グリセリンソープを使った石鹸作り
・グリセリンソープを小さく刻みます。
・刻んだグリセリンソープを耐熱容器に入れて湯煎します。
およそ60度前後が融点です。
湯煎ではなく電子レンジでもOK。
10秒ずつ区切って様子を見ながら融かしましょう。
・溶けたら色素・エッセンシャルオイルを加えて混ぜます。
ドライハーブを入れる時にもこのタイミングで!
・型に流し込んで1時間ほどそのままにして固めます。
*スタンプなどを押すときは様子を見て、少し固まったところで押すようにしましょう。
・型から取り出したら完成!
クリアな発色が綺麗なグリセリンソープならこんなビタミンカラーの石鹸も簡単に作れます。
牛乳パックなど大きめの型で作ってからカットしたい時には数十秒電子レンジで温めると切り分けしやすくなります。完全に固まる少し前に型から取り出してカットしてもOK。
モールドに流し込むだけで可愛いナチュラルソープに♪
モールドを使ったアートな石鹸の作り方
四角いモールドの中に模様やアートをちりばめたい時の作り方です。
・薄く固めたものを好きな形に切り抜きます。
・四角いモールドの配置したい場所に切り抜いた石鹸を置きます。
・ベースとなるグリセリンソープを融かしたものを静かに注ぎます。
・固まったら完成!
出来上がりはこんな感じになります。
中に入れたいものに合わせて入れるタイミングやベースのグリセリンソープの色をかえて色々遊んでみて下さいね。
ハンドメイドソープのマネしたいアイディア
作り方の豆知識もほんのちょっとちりばめてお届け。
ドライハーブを細かく刻んだものを入れて作ったナチュラルハーブソープです。断面から覗くドライハーブがアクセントになっていて素敵。
色別に流し込むタイミングをずらすと簡単に作れます。ボーダー感がかわいらしいですね。
「えっ!これって石鹸なの?」と目を疑ってしまうようなスイーツデザインの石鹸。飾っておいてもインテリアとして通用する見事な出来栄えです。
マドレーヌの型で作ればこんなにおしゃれなシェル型の石鹸も作ることができます。
手作りナチュラルソープはこんな風にも使えます
そのヒントになる活用アイデアを3つご紹介します。
ヒモを通した手作りソープは、お部屋に飾っても素敵です。風の通り道や、良く通るところに飾ればいい香りがふんわりと広がります。
好きな香りや色で自分だけのナチュラルソープ作り!
ラベンダーやイランイランで癒し系に、レモンやオレンジでフレッシュに、エッセンシャルオイルを使ったお好みの香りで作れるナチュラルソープ。
型(モールド)を使ったり、ハーブやアロマをプラスしたり...
デザインや色使いも楽しめる"グリセリンソープ"でお気に入りの石鹸をたくさん作ってみて下さいね。
毎日の暮らしの中で使われる石けん。ナチュラル派さんの間では、洗顔や洗髪などにも石けんを取り入れている方もいたり。あらためて石けんがブームになっています。