昔ながらの「丁寧な暮らし」を見直そう
そこには、いつもさまざまな「道具」がありました。先人たちの知恵と工夫が詰まった道具たちの魅力を改めて見直し、現代の暮らしに取り入れる。そんな提案をしてくれている素敵なお店があります。
暮らしに寄り添うお店『暮らしのほとり舎』がキナリノモールに仲間入り!
コンセプトは「和ごよみと暮らしによりそう工芸品」
『暮らしのほとり舎』厳選の、暮らしの道具たちをご紹介
山本勝之助商店|棕櫚(しゅろ)製品
現代では、すっかり掃除機に取って代わられてしまった昔ながらの箒。しかし、「電気を使わない」「静かなので夜間でも掃除ができる」といった、現代の暮らしにとってもメリットがたくさんあるんです。さらに、原料となるヤシ科の植物「棕櫚(しゅろ)」には天然のワックス効果もあり、お掃除をしているうちにフローリングや畳に艶が出てくるという嬉しいポイントもあります。
あまり見慣れない「棒たわし」は大きな鍋から小さなグラスまで、サイズによって使い分けられる豊富なバリエーション。洗剤ができる前からある道具なので、汚れ落としの頼もしいパートナーになるはず。職人さんの手によって丁寧に巻かれた銅線は、見た目にも美しいですよね。
白木屋傳兵衛|はりみ
和紙に柿渋を塗って作られた「はりみ」は、静電気が起きず、ゴミやホコリがまとわりつきません。紙製でも柿渋を塗ることで防虫・防水・防腐効果か期待できるそう。まさに先人の知恵ですね。
ツルヤ商店|籐製品
国産にこだわり続け、素材選びから仕上げまで熟練の職人さんによる手作業。国内では、伝統的な技術で作られる籐工芸品は僅かとなってしまったそう。とても貴重なもの、大切に受け継いでいきたいですよね。ツル性の植物・籐の千差万別な性質を見極めて「編む」「曲げる」「巻く」といった技術で作られる、芸術品のような美しさがあります。
2段のランドリーラックは収納力もバツグン。下段のカゴは取り外して別で使えるという、フレキシブルな実用性も備えています。これひとつあれば、水回りのインテリアもすっきりとした状態が保てそうですよね。
クナプラス|エコバッグ
提灯や扇子に見られるような、日本古来からある「たたむ」という知恵。このエコバッグは使わないときはプリーツを畳んで結ぶととてもコンパクトになります。鞄に入れて持ち歩き、荷物が増えたらサッと広げて使えます。
美しい姿は、もちろんメインのバッグとして日常使いにもおすすめ。どことなく和を感じる佇まいは洋装だけでなく、和装にも合いそう。大小2サイズ展開で、大サイズは持ち手が長いので肩掛けもできます。