なんだかチクチク…。冬のお悩み
ふんわり暖かいウールのニットアイテムは、寒い冬には欠かせないですよね。でも、ウールの洋服を身に着けたとき、お肌がなんだかチクチクしてかゆい…そんな経験はありませんか?今回は、ウールがチクチクする原因と対処法、おすすめのアイテムをご紹介します。
どうしてチクチクするの?知っておきたい原因
原因その1:繊維の太さ
原因その2:お肌のトラブル
お肌は乾燥すると刺激に弱くなり、かゆみや痛みを感じることがあります。特に冬場は空気が乾燥しているので、チクチクを感じやすくなってしまうのです。また、暖房の効きすぎた部屋で汗ばみ、柔らかく湿った状態のお肌は少しの刺激にも敏感になり、ウール繊維の刺激をさらに感じやすくなってしまいます。
ニットのおしゃれを楽しむために。覚えておきたいチクチク対策
対策その1:素材に注意する
動物性繊維の中でもカシミヤやアンゴラなど、チクチクしにくい細めの繊維のものを選ぶと良いでしょう。ウールの中ではクイーンウールや、ランクの高いエクストラファインメリノを選ぶとベスト。
エクストラファインメリノ&カシミヤを使用
柔らかなカシミヤシルク
対策その2:インナーにこだわる
ニットが直接肌に触れることがないよう、インナーでワンクッションを置きましょう。シルクやコットンなど、刺激の少ない素材で作られたインナーがおすすめです。
シルクコットンのインナー
対策その3:ゆったりシルエットを選ぶ
対策その4:スキンケアを念入りに
乾燥した肌はバリア機能が低下している状態で、放置しているとウールの摩擦と相まって炎症を起こしてしまうことがあります。入浴後なるべくすぐに、ローションやボディクリームなどでしっかりとケアすることが大切です。
自然のエキスがギュッと詰まったボディー用コスメ
チクチクとおさらば!お肌にやさしいおすすめアイテム
コットンシルクのプルオーバー
なめらかなカシミア混のニットレギンス
綿麻のダブルフェイス素材でお肌に優しい
お肌に当たる裏地はコットン100%
チクチクしないカシミヤ100%
おわりに
冬のお悩みのひとつ、不快なニットのチクチク。お肌に優しい素材のアイテムを選びつつ、きちんと対策を施して、快適な冬のおしゃれを楽しみませんか?
チクチク感じる大きな原因は「ウール繊維が太い」こと。お肌が刺激を感じ始めるのは、通常20~21ミクロンから、日本人は22ミクロン以上でチクチクを感じると言われています。一般的にウールの繊維は24~42ミクロンほど、カシミヤは14~16、アンゴラは12~14ミクロンとされています。カシミヤなど、なるべく細い繊維のものを選ぶと刺激を感じにくいかもしれませんね。