もう常識?髪も日焼けする!
髪が日焼けすると、どのようなダメージを受けるのでしょうか?髪が強い紫外線を浴びると、毛髪内部のタンパク質や表面のキューティクルを傷めてしまいます。そうすると、髪がパサついたり、切れ毛や枝毛といったダメージが目立ったりするようになります。さらに、紫外線によってメラニン色素が分解されるので、日焼けした髪が色褪せてしまいます。特にカラーリングをしている髪はダメージを大きく受けてしまい、色が明るく抜けたような感じになってしまいます。
ダメージから頭皮を守ってあげて!
UVケア効果のあるスプレーなどのスタイリング剤は使いやすくて、日中髪をコーティングするのにおすすめです。ただ、UVスプレーには「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」といった化学成分が入っているものもあり、かえって髪にダメージを与えてしまう場合があります。使用する際はパッチテストをして、自身の身体に合う製品かどうか確かめてから使うようにしましょう。使用後も薬品が頭皮や髪に残らないように、きれいに洗ってすすぎましょう。
髪のダメージと聞くと、髪の傷みに先に目が行ってしまいがちです。しかし、直接ダメージを受ける「頭皮」にも注目しましょう。頭皮は髪を育む土壌の役割を担っているので、しっかりケアが大切です。頭皮に紫外線を受けると、皮膚の細胞が壊されてしまい、水分やハリがなくなってしまう原因となります。さらに、毛髪をつくる細胞が破壊されると抜け毛や薄毛の原因となり、白髪の発生にもつながってしまいます。紫外線のダメージを防ぐには、帽子や日傘のように物理的な方法で紫外線から頭部をガードしましょう。まとめ髪のように紫外線があたる髪の表面積を小さくすることは、簡単にできる効果的なケア方法です。帽子+ヘアアレンジでおしゃれにUVケアをして夏を乗り切りましょう!
麦わら帽子からのぞかせたい、ロングヘアアレンジ
出典:www.instagram.com(@ovede.shop)
①憧れのふんわり三つ編みスタイル
②憧れのシニヨンにもチャレンジ!
出典:www.instagram.com(@shotarange)
1.髪を左右で分けます。
2.おくれ毛を残して、左の毛束を1つに結び、くるりんぱします。
3.右側も2.と同様に1つに結び、くるりんぱします。
4.2つの毛束を1つにまとめ、三つ編みをします。
5.三つ編みをした毛束をくるくると巻きつけ、襟足をピンで2ヶ所に留めます。
6.おくれ毛をコテで巻いて完成です。
③くるりんぱより簡単!結びっぱなしアレンジ
慌ただしい朝でも大丈夫。クイックまとめ髪
①ふたつの三つ編みで作るお団子
②輪っかとくるりんぱだけのお団子
ロングほど長さが足りない!
①ねじって作るルーズボブアレンジ
②左右のくるりんぱで作るボブアレンジ
ショートやショートボブならスタイリング剤でまとめるだけでもOK
帰宅後のヘアケアもしっかりと。
出典:unsplash.com
日中強い紫外線を浴びた髪は、帰宅後に丁寧にケアを行うことが大切です。ダメージを受けた髪はパサつきがちなので、保湿成分が含まれたオイルなどのヘアケア製品でしっかりと潤いを与えることが大切です。ヘアパックやトリートメントで傷ついた髪のキューティクルを補修しましょう。タオルドライの後は、洗い流さないタイプのトリートメントを髪になじませてドライヤーで乾かすことで、就寝中もヘアケアをすることができますよ。
日中に使用したUVスプレーなどのガード製品は、髪にSPF成分などの薬剤が残りがちになります。できれば、スペシャルケアとして週に1回クレンジングタイプのシャンプーを使って、頭皮の汚れをしっかりと落として髪を健やかに保つのがおすすめです。
おしゃれに健やかに、髪を保とう。
毎日浴びる紫外線は、一朝一夕では対策することが難しいですね。昼間は帽子とUVケア効果のある製品で頭皮と髪を守り、夜は保湿効果の高いヘアケアでいたわることが大切です。帽子やヘアアレンジはおしゃれ度もアップするので、日頃のお手入れとともに楽しみながら紫外線対策を心がけましょう。
帽子+まとめ髪で、頭皮や髪が紫外線を受ける表面積を小さくしましょう。UVスプレーなどは、帽子から出る部分の髪のみに使うなど、部分づかいでケアするのがおすすめです。