出典: 春とも夏ともはっきりと言えないこの季節の天候は、時間帯や日によって空模様や気温が変わりますね。まるで人の心のような天気がしばらくの間続きます。私たちがこの気候に適応するのにも、洋服やコーディネートの知識や工夫が必要になってきました。ただただ、「暑かったら半袖でOK」というわけにはいきませんね。洋服の素材やデザイン選び、コーディネートを上手く活用して快適に過ごしましょう!
出典: 初夏の日中は清々しく爽やかな気候ですが、陽が落ちるとグッと冷え込みますね。さらにこの時期は、日差しの紫外線量も真夏並みに増える季節です。日差しはポカポカ温かいのですが、吹く風は冷たいので身体をうっかり冷やしてしまう気候です。朝夕の気温の差が激しく体調を崩しやすい季節なので、身体を冷やさないように洋服でコントロールしましょう。
人の身体は温度差を大きく感じると、うまく温度変化に対応しきれずに自律神経が乱れ、血液の巡りが悪くなり手足から冷えていきます。コーディネートする際に、涼しくしても良い部分と体温が逃げないように冷やさない部分を把握しておきましょう。
出典: 朝の内や陽が沈んで空気がヒンヤリとしてきたら、着脱可能なサッと羽織れるアイテムがあると便利です。とくに首を温めると、全身に血液が巡る効果があり、全身を温めるのと同じ効果があります。持ち運びができるストールは、この季節にはおすすめのアイテムです。
①まだ薄寒い朝夕。スカーフやストールで首回りを温かく
出典: 朝のうちの日が昇るまでは、空気が冷たく感じます。ストールを首回りに巻いたり、肩にかたりするだけでも体温は上がります。お昼頃になって、日差しが強くなってきてもストールで首回りやデコルテをカバーすることで、UV対策になります。さらに、陽が落ちて空気が冷えてきた時にも再びストールが活躍します。
出典: 日差しがポカポカ陽気になってきても、吹く風は冷たく、うっかり風邪をひきやすい季節でもあります。ストールやスカーフを上手に活用しましょう。時にはストールの巻き方も工夫して楽しみましょう。「ループノット」と呼ばれるスカーフの基本的な巻き方をして、結び目を後ろにすることで今年らしさもアップしますよ。
出典: 1枚は持っておきたいスタンダードなカーディガン。ポカポカ陽気で気持ちよくても、日陰などはまだ薄寒く感じますね。半袖やノースリーブのワンピースやトップスと合わせてコーディネートしましょう。冬に着ていたカーディガンではなく、生地も季節感のあるものを選びましょう。コットンやリネン生地は通気性に優れているので、着心地良く重ね着できますよ。
出典: 日中が暑くなってきたけれど、半袖1枚はまだ抵抗があるかもしれませんね。ワンピースにも羽織にも使えるロングワンピースはこの季節に大活躍なアイテムです。いつものコーディネートにプラスしやすいところも魅力的です。長袖や七分袖のものを選んで二の腕を冷やさないようにすることがポイントです。
出典: 前開きのシャツタイプのワンピースは、ゆったりとしていて、リラックスして着られるアイテムです。ノースリーブタイプののワンピースやトップスと重ねることで、肩や二の腕を冷えからカバーすることができます。フロントを閉じてパーカーやカーディガンと重ね着するのもおすすめですよ。
出典: 春らしい明るいカラーが可愛いシャツワンピース。ボタンを留めるとスプリングコートのようなシルエットを楽しめますよ。ボトムスにパンツやレギンスを組み合わせることで冷え対策にもなります。
出典: 半袖でも肘のあたりまである五分丈を選びましょう。二の腕がすっぽり隠れることで腕の冷えを防ぐことができますよ。さらに足首を保温してくれる10分丈レギンスもおすすめです。通気性の良いコットン素材を選んで気持ちよくはきましょう。
出典: サラッと一枚で着るのであれば、肌に心地良い素材を選びましょう。人の肌に一番近いと言われているシルク素材のシャツは長袖でも気持ちよく着られるのでおすすめです。シルクは肌に優しく、吸湿性や保温性に優れています。そのため、余分な水分を外に出してくれるので、少し汗ばむ季節にはおすすめです。暑い時はサラッと1枚で、寒くなったら上にカーディガンなどを羽織って着こなしましょう。
出典: ロングカーディガンは今年のトレンドアイテムでもあります。こちらの商品のようにドライタッチな肌触りの羽織があると、風が冷たく感じる夜も安心ですね。日中はたたんでカバンに忍ばせておきましょう。
出典: 肌触りが気持ち良いシャツも1枚あると便利です。こちらの商品のようにコットン100%の生地は、通気性と吸水性に優れているので、汗などの水分を吸収して外に放出してくれます。袖をまくって好きな丈に調整しましょう。
出典: 春夏の冷えが気になる方は、コーディネートの中にも冷え対策アイテムを取り入れてみましょう。こちらの靴下は、シルクとウールを組み合わせた4枚1セットの「冷えとり靴下」です。サマーセーターなどに用いられる、梳毛(そもう)ウールが使われており、汗をかいても水分を外に出してくれます。
出典: 「冷えとり靴下」は、どんなコーディネートとも合わせやすいリブ編みになっています。ワンピースやスカートと組み合わせてみましょう。スポーティーなサンダルとも相性ピッタリです。
出典: 麻・コットン・シルクで作られた「腹ぱん」もインナーとしておすすめです。涼しいコーディネートを楽しみたいけれど、冷えるのが怖い方の強い味方です。無縫製で縫い目がなく、肌に触れる内側がシルク素材になっているので、肌にも優しくストレスフリーで着ることができますよ。
出典: 日本では本格的な夏になる前に、曇りがちで雨の多い「梅雨」を向えます。「はしり梅雨」や「梅雨の前触れ」と呼ぶように、5月の終わり頃から徐々に雨の日が増えていきます。日本の地域によって雨の降り方の特徴は異なりますが、湿気が高い日が続くので、体感的にはジメジメと蒸し暑く感じることが多いです。反対に「梅雨冷え」と言って、蒸し暑いと思ったら、急に気温が下がって寒く感じることもある季節です。
湿度が高い日は汗をかきやすく、着ている洋服によっては湿っぽく感じることもあります。さらに、「梅雨冷え」という言葉もあるように、急に気温が下がり冷え込むことがあります。また、雨に濡れると身体を冷やしてしまう原因にもなります。毎日を半袖1枚で外出するのはまだ早いでしょう。カーディガンなどの羽織ものがまだ手放せない季節です。
出典: 洋服の素材選びも大切な季節です。ジメジメとした梅雨時期は通気性の良いリネンや薄手のコットン素材がおすすめです。吸湿性の高いデニムや厚手のコットンは、梅雨時期にはムレたり、少し暑苦しく感じたりするかもしれません。洋服のデザインも身体にぴったり密着するものよりも空気を通しやすい通気性の良いものを選びましょう。
出典: 湿度は高くジメジメ蒸し暑くても、雨に濡れると身体は冷えます。重ね着でトップスをコーディネートしましょう。羽織るものもサラッとしたリネン生地のものを選ぶと、暑苦しくなく心地良く着られます。
出典: この季節になると出番も増えるTシャツは、湿度が高い時期はパーカーと重ねると少し蒸し暑く感じることも。シャツをアウターとして活用するのもおすすめです。ゆるく着られるので、Tシャツの上から羽織ってもを肌に密着させることなく、心地良く着られます。袖を通さずにショルダーにかけるだけでもおしゃれ感がアップしますよ。
出典: 網目調の透け感が涼しげなロングワンピースですが、羽織としても素敵ですね。腰から下にかけてレース素材なので、パンツとコーディネートしても気持ちよく着られますよ。袖の丈が少し短めなのも、梅雨時期には嬉しいですね。
出典: カーディガンなどの羽織ものの下に着るトップスはノースリーブもおすすめです。湿度が高い梅雨はなるべく、肌と衣服をくっつけたくないですね。身体にぴったりフィットするものよりも、ふわっと風通しが良く、少し余裕のある洋服がおすすめです。
出典: ワッフル調の洋服は生地に凹凸があるので、肌に直接触れる面積が少なく、吸水性に優れた素材です。透け感のある薄手のワッフル生地のトップスを、タンクトップなどのインナーと組み合わせると着心地が良いですよ。
出典: 1枚でサラッと着るなら、裾広がりのチュニックもおすすめです。素材選びも大切ですが、身体と衣服の間に空気が通るようなデザインを選ぶことで、気持ちよく過ごせます。
出典: パンツスタイルもリネン素材のパンツはサラッとしているので梅雨時期におすすめです。デニムやチノパンは動きやすいですが、厚手になると吸水性は高くても放湿性が低いのでムレやすくなります。湿度が高い時に着ると身体に張りついたり、逆に水分で身体を冷やしたりする原因にもなります。
出典: 薄手のコットン素材のペチパンツは1枚あると便利です。こちらのコーディネートのように、ロングワンピースの下に重ね着してみましょう。梅雨時期は、コットン素材を選ぶなら薄手のものを選びましょう。薄手のものなら、通気性も良く気持ちよく着られます。コットンは保温性にも優れている素材なので、身体を冷えから守ってくれます。
出典: 梅雨時期にはくスカートは何かと悩みますね。プリーツ素材のものは湿気でプリーツ加工が伸びてしまうことがあります。また、フレアスカートもフレアのふわっとした部分に雨がかかりやすかったり、湿気を吸収しやすかったりします。タイト過ぎず、風通しの良いシンプルなIラインのスカートがおすすめです。レインブーツをはくこともあるので、丈も長すぎないのがポイントです。
出典: 家を出る前から雨が降っている時は、くるぶしまでしっかりと丈のあるレインブーツがおすすめです。ぬかるみや水たまりも安心です。通気性の良い靴下と合わせてはきましょう。
出典: 雨が本降りではないけれど、いつ降ってもおかしくないような空模様の時は、パンプスタイプのレインシューズがおすすめです。雨が降ると滑りやすくなるので、レインシューズをはくことで安定感が出ますよ。
出典: 梅雨の時期はバッグも気にかかりますね。防水加工が施されているカバンは梅雨の時期には強い味方です。こちらのトートバッグのように、ファスナー付きのものなら、大切な書類や本などを雨から守ってくれますね。
出典: 夏まであと一歩!半袖や薄手の洋服の出番になると夏が待ち遠しくなりますね。雨続きで憂うつに感じる梅雨でも、コーディネートや生地選びをひと工夫すれば快適にサラッと過ごせますよ。重ね着がもっとも活躍するこの季節のおしゃれを楽しみましょう!
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朝の内や陽が沈んで空気がヒンヤリとしてきたら、着脱可能なサッと羽織れるアイテムがあると便利です。とくに首を温めると、全身に血液が巡る効果があり、全身を温めるのと同じ効果があります。持ち運びができるストールは、この季節にはおすすめのアイテムです。