1階はショップになっていて、ドアを開けると大きなメロンが目に入ります。「果房 メロンとロマン」を運営しているのは、青森県つがる市。メロンの名産地でもあるつがる市が、メロンの魅力を広めるためにお店を開いたのが始まりです。

パンにもこだわっていて、メロンの香りと相性が良いレーズンパンを使用しています。意外な組み合わせのように思えますが、食べてみると納得。甘いレーズンとメロンの華やかな香りがベストマッチ。メロンのサングリアや、生メロンで作る“本物のメロンソーダ”と一緒にいただけば、贅沢な気分を堪能できますよ。

水曜日・日曜日だけ店頭販売を行っている「634ベーグル」。砂糖や油、動物性材料を使わず、北海道産の小麦粉と天日塩、麦芽、天然酵母で作る生地がおいしいと評判のお店です。そのまま食べてもおいしいベーグルですが、くだものをサンドしていただくと、また新たなおいしさを発見できますよ。

サンドするフルーツは、旬のものを中心にさまざま。たとえば、フレッシュなアメリカンチェリーやブルーベリーに、はちみつとくるみ、クリームチーズを組み合わせたサンドなど、個性豊かなものばかり。

豪徳寺の駅から4～5分歩いたところにある「uneclef（ユヌクレ）」は、デニッシュのおいしさが評判を呼び、行列ができる人気店。キラキラと輝くデニッシュは、一度食べてみる価値がありますよ。

カウンターにはデニッシュを始め、たくさんのパンがずらり。お惣菜系も多いので、甘いものとおかずパンを両方味わうのもおすすめです。

東銀座にある「銀座 月と花」は、大人ののジャムパン専門店。ジャムパンの概念を覆すパンに出合えると注目されています。大学で発酵学を学び製粉メーカーの研究職に従事した経験と知識を活かし、パンにもこだわています。

「キウイ＆パッション」「すももと桃」「島バナナとレモン」など、どれも食べてみたくなるラインナップばかり。国産のくだものだけを使用しているため、旬の時期にしか出合えないことも。今まで食べたどんなジャムパンよりもおいしいと評判の味は、食べてみる価値がありますよ。

船橋にある「Boulangerie Queue （ブーランジェリー クー）」は、一軒家のような佇まいのパン屋さん。ハード系やドイツパンなど豊富なラインナップがそろうなかで、注目されているのがフルーツデニッシュです。

店主は、千葉県松戸の有名ベーカリー「zopf（ツオップ）」の出身。そこで培った技術を活かし、現在は毎日150～160種類のパンを焼き上げていて、季節のデニッシュも人気商品のひとつ。何層にも重なったデニッシュ生地と、こんもりとのったくだものは、食べるのがもったいないぐらいの美しさです。

こちらは、シャインマスカットのデニッシュ。皮がプチっと弾けるジューシーな果実と甘酸っぱいベリーソース、カスタードクリームと生地が一体となり、絶妙なハーモニーを奏でます。

ほかにも、くだものを使ったブリオッシュなどもあり、くだもの好きさんもパン好きさんもうれしくなりますね。