そんな御船山楽園で2015年から開催されているのが森のアート展「チームラボ かみさまがすまう森」。

御船山楽園×チームラボを代表するアート作品「小舟と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング
」。池の水面に映し出された色とりどりの光の美しさ。水面はセンシングされているため、小舟と一緒に光の映像が変化していきます。光が生み出す幻想的な雰囲気に圧倒されてしまいますね。

水面にいる魚の群れは小舟がいると集まってきて、小舟が動くと魚達はパーッと逃げ出します。魚の群れに意思はなく、他の魚に影響を受けて自律的に泳いでいるんだそう。小舟と魚の群れの動きにも注目してみてください♪

高さ約5.5mもある巨石にこの地域の花々が現れる「増殖する生命の巨石」。花が生まれてから枯れて消えるまでを1時間を通して描いています。花が生まれては消える生命の連続性を感じさせてくれるアート作品です。

これは用意されていた映像を流しているのではなく、コンピュータプログラムがリアルタイムに描いているもの。
ずっと変化し続けるため、同じ絵を見ることはできません。その瞬間の花々の美しさや儚さを心に焼き付けましょう。

実際にある巨石に光の滝が降り注ぐアート。巨石を仮想の三次元空間に再現し、巨石の形によって変わる水の動きをシミュレーションして描かれたもの。水の粒子の連続体で表現したという繊細な水はまるで本物のよう。サーッと静かに流れ落ちる滝は神聖な雰囲気に満ちています。

御船山楽園内の廃墟の湯屋にある「メガリス」。メガリス同士、時空がつながっているため、影響を与えながら変化します。増殖する生命の巨石と同じでリアルタイムで描かれているアートで、同じ瞬間はなく常に変化し続けています。

メガリスに現れるのは花や滝。人に影響を受けて変化を続けるアート作品です。人が静かに立っていると花々が多く生まれ、逆に人が動くと花々が散ってしまいます。滝は人が近付くと水の動きが変化します。

御船山楽園ホテルのロビーには「森の中の、呼応するランプの森とスパイラル」が常設展示されているんです。数えきれないほどあるムラーノ・ガラスは、森の花々や木漏れ日などをイメージしているんだそう。「かさねのいろめ」をテーマに、それぞれの季節に合わせたランプの演出を楽しめます。

思わず息を呑む美しさ。時間が許せばずっとこの世界に包まれていたいと思うほどに美しい空間です。常設展示なので一年中楽しめますが、その季節にしか見ることができない光の演出は必見です！

ロビーにあるティーハウス「EN TEA HOUSE」では、嬉野の茶葉ブランド「EN TEA」のお茶や茶菓子を幻想的な光に包まれながらいただけます。

ランチもディナーどちらも人気！キッシュのランチは大きめのキッシュに野菜がたっぷり添えられています。食後にはケーキがおすすめです♪

カフェモンティからほど近い場所にある「Beee+marche&cafe」。『野菜が変われば人生が変わる』をコンセプトにしたメニューを味わえるお店です。本日のパスタランチが大人気で、他にもBeee+ランチやアヒージョランチなどがあります。