いきなりですが、「タップ」という言葉を知っていますか？2018年に放映されたドラマの中で「5tap」というお店が出てきたこともあり、タップという言葉の認知度も上がったと思います。実はこの“タップ”が、美味しいビールには重要なんです。

結論から言うと、タップとはビールを注ぐ蛇口のことです。「ビールに蛇口？」と思う方もいると思いますが、ビールを樽で置いている場合、樽に蛇口であるタップをつけ、ビールを注ぐのです。樽1つにタップ1つですので、5タップだと、5つの樽（5種類の樽ビール）があることになります。つまり、タップ数が多ければ多いほど、いろんな種類のビールを楽しむことができるのです！
それではさっそく、樽詰めの美味しいビールが飲める都内のお店を紹介します♪

ビールに合わせるのは、赤ワインビネガーとオリーブオイルで味付けした種類豊富なタコス。手作りの生地がSNS映えも◎の一品です。

原宿駅から歩いて3分ほどの場所にある『原宿タップルーム』。赤い旗が目印です。

カウンターからのタップが綺麗に並ぶ眺めは壮観。常時12種類のクラフトビールが楽しめます。

日比谷線2番出口より徒歩約2分の場所ある『ゴリゴリバーガー タップルーム』です。外観の通り、ハンバーガーがメインのお店なのですが、ビアバーでもあるんです。

店内は落ち着いた空間が広がっています。スタンディングのカウンター席の前にあるのは、綺麗に磨かれたタップたち。ここでは、日本、アメリカ各地から厳選したビールが最大13種類用意されているのだそう。

せっかく来たなら、ビールのおともにお店自慢のバーガーはいかが？ハンバーガーを頬張り、クラフトビールで流し込む瞬間は、まさに至福のひとときです♪

こちらは赤羽橋駅から徒歩約6分の場所にある『RISE & WIN Brewing Co. KAMIKATZ TAPROOM』です。徳島県上勝町のマイクロ・ブリュワリー『RISE & WIN Brewing Co. BBQ & General Store』が東京に初出店したのが、このお店。

カウンターには、ビアタンクに模した8台のビアタップが並びます。木造の壁に、シルバーのタップが輝いて見えます。レバーの部分には鹿の角が施されていて、とってもおしゃれ。

上勝の柑橘「ゆこう」を使ったフルーティーな「ルーヴェンホワイト」をはじめ、ヨーロッパ系とアメリカ系のホップを合わせたオリジナルのクラフトビール「ペールエール」など、ここでしか飲めないこだわりの詰まった1杯を飲むことができます。

いかがでしたか？今回は、タップでビールが飲める都内のお店を紹介しました。気になっていたけど勇気がなくて行けなかった人も、お店に行くきっかけになってのではないでしょうか。「とりあえずビール」から、お店こだわりのクラフトビールへ。ぜひ今回紹介したお店でタップを楽しんでください。