歴史を感じながら。蔵の町「栃木市・嘉右衛門町」をのんびり散策しませんか

歴史を感じながら。蔵の町「栃木市・嘉右衛門町」をのんびり散策しませんか

今度の休日は、栃木県の穴場スポット「嘉右衛門町(かえもんちょう・かうえもんちょう)」を訪れてみませんか?江戸時代から残る蔵造りの建物と近代西洋建築の建物が混在する風情のある町なんですよ。建物を見ながらのんびりお散歩したり、ステキな雰囲気のカフェでひと息ついたり。人々の暮らしに息づく、歴史を感じられる町の魅力をご紹介します。2019年10月05日作成

カテゴリ:
旅行・お出かけ
キーワード
北関東栃木県カフェ観光スポット歴史
お気に入り数242

栃木に残る歴史と伝統の町を歩いてみよう

歴史を感じながら。蔵の町「栃木市・嘉右衛門町」をのんびり散策しませんか
出典:
嘉右衛門町(かえもんちょう・かうえもんちょう)は、栃木市内にある小さな町です。江戸時代には京都と日光東照宮をつなぐ日光例幣使(れいへいし)街道として栄えた宿場町でもありました。その街道沿いには、伝統的な蔵造りや、西洋建築など江戸時代末期から昭和初期にかけてのさまざまな様式の建物が今も多く残っています。

目次

古い町並みをゆっくり散策

嘉右衛門町通り

広い歩道が整備された嘉右衛門町通りには、趣きのある建物が並んでいます。こちらは、郵便局として使われていた建物をリノベーションした喫茶店。映画の撮影にも使われたことがあるんですよ。
出典:

広い歩道が整備された嘉右衛門町通りには、趣きのある建物が並んでいます。こちらは、郵便局として使われていた建物をリノベーションした喫茶店。映画の撮影にも使われたことがあるんですよ。

嘉右衛門町地区は、その多様な町並みが栃木県初の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。地区内の建物も国登録の有形文化財に指定されているものが多く、石造建築のこちらは「下都賀酒造協同組合事務所」として使われていたもので、当時のままの姿が残されています。
出典:

嘉右衛門町地区は、その多様な町並みが栃木県初の重要伝統的建造物群保存地区として選定されています。地区内の建物も国登録の有形文化財に指定されているものが多く、石造建築のこちらは「下都賀酒造協同組合事務所」として使われていたもので、当時のままの姿が残されています。

今は見かけることの少なくなった提灯を扱うお店も。通りにはところどころに蔵造りの建物が並んでいて、レトロな雰囲気を楽しめます。
出典:

今は見かけることの少なくなった提灯を扱うお店も。通りにはところどころに蔵造りの建物が並んでいて、レトロな雰囲気を楽しめます。

こちらの「市村理髪館」は、栃木県で最も古い理髪店。室町時代から続く名家・岡田家の敷地に明治4年(1871年)に開業したとされていて、県外からもお客さんが訪れる人気の理髪店だったそう。当時に想いを馳せて歩くのも楽しみのひとつではないでしょうか?
出典:

こちらの「市村理髪館」は、栃木県で最も古い理髪店。室町時代から続く名家・岡田家の敷地に明治4年(1871年)に開業したとされていて、県外からもお客さんが訪れる人気の理髪店だったそう。当時に想いを馳せて歩くのも楽しみのひとつではないでしょうか?

巴波川(うずまがわ)

嘉右衛門町通りの中心にある「巴波川(うずまがわ)」は、江戸に材木を運ぶために利用されていました。当時たくさんの品々を取り引きするため川沿いに蔵が建てられ、商人の町として栄えた歴史があります。
出典:

嘉右衛門町通りの中心にある「巴波川(うずまがわ)」は、江戸に材木を運ぶために利用されていました。当時たくさんの品々を取り引きするため川沿いに蔵が建てられ、商人の町として栄えた歴史があります。

おすすめは「蔵の街遊覧船」です。20分ほどかけてゆっくりと進む舟からは、歩きとは違った景色を楽しめます。また、季節のイベントも開催され、3~5月には「うずまの鯉のぼり」として1151匹もの鯉のぼりが気持ちよさそうに空を泳いでいます。
出典:

おすすめは「蔵の街遊覧船」です。20分ほどかけてゆっくりと進む舟からは、歩きとは違った景色を楽しめます。また、季節のイベントも開催され、3~5月には「うずまの鯉のぼり」として1151匹もの鯉のぼりが気持ちよさそうに空を泳いでいます。

川べりに下りると鯉の姿も。そよ風が心地よく、ゆったりとした時間が流れていきます。
出典:

川べりに下りると鯉の姿も。そよ風が心地よく、ゆったりとした時間が流れていきます。

蔵の街遊覧船
公式サイトはこちら

横山郷土館

巴波川沿いにある立派な建物は「横山郷土館」。明治時代に建てられた栃木共立銀行の建物がそのまま残っている貴重なものなんです。もともと横山家は麻問屋を営んでいたことから、店舗の右半分で麻問屋、左半分で銀行を営んでいたそう。登録有形文化財に指定されているほど有名なので、ぜひ立ち寄ってみてください。
出典:

巴波川沿いにある立派な建物は「横山郷土館」。明治時代に建てられた栃木共立銀行の建物がそのまま残っている貴重なものなんです。もともと横山家は麻問屋を営んでいたことから、店舗の右半分で麻問屋、左半分で銀行を営んでいたそう。登録有形文化財に指定されているほど有名なので、ぜひ立ち寄ってみてください。

外側は洋風建築で、内部は和洋折衷という独特の造りが特徴。郷土館の中には当時使われていた帳場などが再現されています。
出典:

外側は洋風建築で、内部は和洋折衷という独特の造りが特徴。郷土館の中には当時使われていた帳場などが再現されています。

建物の中を見学することもできますよ。“明治の豪商”と呼ばれた横山家の、華やかな暮らしぶりがうかがえるような立派な造りに圧倒されます。お手入れされた庭園もゆっくりと歩いてみませんか?
出典:

建物の中を見学することもできますよ。“明治の豪商”と呼ばれた横山家の、華やかな暮らしぶりがうかがえるような立派な造りに圧倒されます。お手入れされた庭園もゆっくりと歩いてみませんか?

横山郷土館 – 栃木市観光協会
公式サイトはこちら

小腹が空いたらちょっとひと休み

油伝味噌 田楽あぶでん

嘉右衛門町通りから1本入った小道にある「油伝味噌」は、江戸の天明年間に油屋として開業し、江戸元年からお味噌の製造を始めた老舗。建物は、明治時代の土蔵を含めた5棟が国の登録有形文化財の指定を受ける貴重なもので、「田楽あぶでん」はその一角にあります。
出典:

嘉右衛門町通りから1本入った小道にある「油伝味噌」は、江戸の天明年間に油屋として開業し、江戸元年からお味噌の製造を始めた老舗。建物は、明治時代の土蔵を含めた5棟が国の登録有形文化財の指定を受ける貴重なもので、「田楽あぶでん」はその一角にあります。

江戸時代にタイムスリップしたような風情ある店構え。店内では味噌田楽をいただけるので、散策の途中でひと息つきましょう。
出典:

江戸時代にタイムスリップしたような風情ある店構え。店内では味噌田楽をいただけるので、散策の途中でひと息つきましょう。

おすすめは「田楽盛り合わせ」。目の前で焼かれるこんにゃくとお豆腐、里芋の田楽は、それぞれ違うお味噌が塗られています。こうじを多く使った甘めのお味噌は、まさに江戸の味。
出典:

おすすめは「田楽盛り合わせ」。目の前で焼かれるこんにゃくとお豆腐、里芋の田楽は、それぞれ違うお味噌が塗られています。こうじを多く使った甘めのお味噌は、まさに江戸の味。

油伝味噌 田楽あぶでん | とちぎ江戸料理ホームページ
公式サイトはこちら
田楽あぶでん
新栃木 / カフェ
住所
栃木市嘉右衛門町5-27
営業時間
[月]
 10:00 - 16:30
[火]
 定休日
[水]
 10:00 - 16:30
[木]
 10:00 - 16:30
[金]
 10:00 - 16:30
[土]
 10:00 - 16:30
[日]
 10:00 - 16:30

■ 定休日
火曜(祝日の場合は営業)
定休日
火曜日
平均予算
~¥999
データ提供:

ALWAYSカマヤ

ランチをするなら、蔵の街大通り沿いにある「ALWAYSカマヤ」がおすすめ。昭和9年(1934年)に建てられた旧足利銀行をリノベーションした洋食レストランで、大ヒット映画の撮影場所としても使用されました。
出典:

ランチをするなら、蔵の街大通り沿いにある「ALWAYSカマヤ」がおすすめ。昭和9年(1934年)に建てられた旧足利銀行をリノベーションした洋食レストランで、大ヒット映画の撮影場所としても使用されました。

店内は、クラシックな雰囲気を残し、かつで銀行だった頃を彷彿とさせる高い天井や広い空間が印象的です。
出典:

店内は、クラシックな雰囲気を残し、かつで銀行だった頃を彷彿とさせる高い天井や広い空間が印象的です。

洋食屋さんと言えば「ハヤシライス」を食べたくなりますよね。まろやかでコクのあるソースは、どこかノスタルジックな味わい。ちょっと優雅な気分でランチを楽しんでみてはいかがでしょうか?
出典:

洋食屋さんと言えば「ハヤシライス」を食べたくなりますよね。まろやかでコクのあるソースは、どこかノスタルジックな味わい。ちょっと優雅な気分でランチを楽しんでみてはいかがでしょうか?

ALWAYSカマヤ
新栃木 / 洋食
住所
栃木市万町15-25
営業時間
ランチ  11:30~15:00(LO)
ディナー 団体予約のみ(応相談)


           
定休日
月曜日 2018年10月22日(月)~リニューアルのためお休みになります。新規開店日は現在未定。
平均予算
¥1,000~¥1,999
データ提供:

cafe Bazzar(カフェバザール)

例幣使通交差点から少し入ったところにある「cafe Bazzar(カフェバザール)」は、古い床屋を改装した隠れ家のようなお店。看板の向こうにある門をくぐった先に入口があります。
出典:

例幣使通交差点から少し入ったところにある「cafe Bazzar(カフェバザール)」は、古い床屋を改装した隠れ家のようなお店。看板の向こうにある門をくぐった先に入口があります。

古民家ならではの柱や梁を残しつつ、スタイリッシュな家具を配置した店内。アジアンテイストも感じられ、海外にいるかのような気分も味わえます。
出典:

古民家ならではの柱や梁を残しつつ、スタイリッシュな家具を配置した店内。アジアンテイストも感じられ、海外にいるかのような気分も味わえます。

ランチはエスニック風のごはんものから、写真のようなタコライスなど日替わりで4種類からセレクトできます。おしゃれなだけでなくて味も抜群と、地元の方にも人気なんですよ。
出典:

ランチはエスニック風のごはんものから、写真のようなタコライスなど日替わりで4種類からセレクトできます。おしゃれなだけでなくて味も抜群と、地元の方にも人気なんですよ。

cafe bazzar(カフェバザール) 栃木 ホームページ - cafe bazzar (カフェバザール)
公式サイトはこちら
カフェバザール
新栃木 / カフェ
住所
栃木市嘉右衛門町4-6
営業時間
[月]
 定休日
[火]
 11:30 - 14:00
[水]
 11:30 - 14:00
[木]
 11:30 - 14:00
[金]
 11:30 - 14:00
 17:00 - 21:00(L.O. 20:00)
[土]
 11:30 - 14:00
 17:00 - 21:00(L.O. 20:00)
[日]
 11:30 - 14:00

■定休日
日曜日不定休
定休日
月曜日
平均予算
¥1,000~¥1,999
データ提供:

歴史に触れながらのんびり散策♪

歴史を感じながら。蔵の町「栃木市・嘉右衛門町」をのんびり散策しませんか
出典:
栃木県には日光や那須などの名所が多くありますが、その中で「嘉右衛門町」は穴場スポットとして今密かに注目されています。有形文化財に指定されている建物が今も店舗や住居として使われていたり、リノベーションして新しい歴史を刻んでいたりと、新旧が入り交じったステキな雰囲気が残されています。今回ご紹介したスポットは、歩いてまわれる距離なので、カメラを片手にゆっくり散策するのもおすすめです。まだ行ったことがない方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。

アプリ限定!
12星座占い、天気予報と気温に合わせたコーデをお楽しみいただけます

お買いものも
キナリノアプリで◎

キナリノアプリ

「これが好き」「これが心地よい」と感じてもらえるお買いもの体験と情報を。自分らしい暮らしがかなう、お買いものメディア

App Store バナーGoogle Play バナー