最初にご紹介するのは、西荻窪の一角に佇む、花とお菓子のお店「cotito（コチト）」さん。おすすめは、一目で心奪われるエディブルフラワー（食べられるお花）の焼き菓子やケーキです。画像はザクザクとした食感で、素朴な味わいが広がるビオラのサブレです。シンプルで美しいハナサブレは、お友達へのちょっとしたプレゼントにぴったり。

プレーンの他に甜菜糖がアイシングされたサブレも。のせられているお花の種類はその時々で違うので、何度買いに行っても選ぶ楽しみがありますね。食材には安心して食べることができるものをじっくりと選び、一つ一つ手作りされています。（※お一人で丁寧に作られているため、ハナサブレは購入数の制限があります。大量購入はできませんのでご注意ください。）

手土産を選んだら、店舗内のイートインカフェでお花やグリーンに囲まれながらのひと休みもいいですね。お店は不定休なので、サイトでチェックしてからお出かけくださいね。

次にご紹介するのは、100年以上の歴史を持つドイツの老舗菓子店「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ（HOLLANDISCHE KAKAO-STUBE ）」。

「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」のバームクーヘンは、厳しい基準に基づいたドイツの伝統的な手法を守り、無添加で焼き上げた逸品です。

外側は薄くシュガーコーティングされており、中身は一層一層丁寧に目が詰まった生地。一口頬張れば、しっとり、バターの風味が広がります。素材の味がいかされた昔ながらの美味しさで、日本でも大人気のバームクーヘンです。冷やしてしまうと味が損なわれるそう。冷蔵庫に入れずに常温保存してくださいね。

帰省時には、持ち運びやすい箱のお菓子は重宝しますね。レトロな雰囲気のイラストが可愛いこちらのお菓子は「ザ・メープルマニア」のメープルフィナンシェ。ザ・メープルマニアは、東京駅グランスタのお土産ランキングでも１位に輝いており、メディアでもよく取り上げられる話題のお店です。

表面はカリッと焼き上げ、カナダ産のメープルをたっぷり使ったフィナンシェ。中はしっとり、メープルの甘さが濃厚に広がるクセになる美味しさです。賞味期限も1ヶ月ほどと長く、持ち歩く時の扱いにあまり気を使わなくて良いので、帰省にはぴったりですね。

父の日や還暦などの節目のお祝い。年配の男性への手土産を探す時には「ジョンカナヤ」がおすすめです。恵比寿にあるお店には、ダンディズム溢れる空間に美しくディスプレイされたスイーツが並びます。

ジョンカナヤは、美食家が通いつめた名レストラン「西洋膳所JOHN KANAYA麻布」の流れを組んだショコラティエ。粋な昭和人として知られるオーナー、金谷鮮治氏の美学を受け継いだお店です。ショコラを中心としたスイーツと共に、金谷氏の愛用したセンス溢れる品々も展示されています。商品やパッケージデザインもシックで、男性への贈りものにぴったりな雰囲気となっています。

看板商品は「ボンボンショコラ」。蜜蝋のデザインが特徴で、《美味しさと品質を封じこめる》という意味があるそう。画像は「ボンボンショコラスタンダード」。ノアール、ビター、ミルク、アールグレイ、キャラメル5種のアソートが楽しめます。それぞれの風味が際立ち、口の中にとろけていく味わい深い大人のためのチョコレートです。

ボンボンショコラにはユニークなシリーズもあります。
例えば、画像上段は、金谷鮮治氏が愛したシャンパーニュの銘酒をガナッシュ生地に練りこんだ贅沢な「ボンボンショコラ ナポレオン」。また、下段の「ボンボンショコラ 酒」は、リキュールやワインのアロマを楽しむアソートで、ノチェロ、アブサン、ポワール、アルマニャック、赤ワインの5種のショコラが詰め合わせに。お店やショコラにまつわる粋なストーリーも、きっと喜んでいただけると思いますよ。

個包装でシェアしやすく、一口でつまめるスイーツは、会社や事務所訪問などに差し入れする手土産に向いています。ご紹介するのは、オフィスでも食べやすくおしゃれな「NUMBER SUGAR（ナンバーシュガー）」のキャラメル。

NUMBER SUGAR の特徴は、12種類のフレーバーごとにキャラメルがナンバリングされていること。定番の＜バニラ＞や＜ソルト＞から、ユニークな＜ラムレーズン＞や＜ジンジャー＞など、豊富な味わいとまろやかな口どけが大人気なお菓子です。

1ヶ月ほど日持ちもするので、事前に買っておいても大丈夫。パッケージもシンプルでおしゃれです。キャラメルは一つから購入可能で、少量から詰め合わせまで、目的に合わせて調節できるのも嬉しいポイント。手土産ついでに、自分用もちゃっかり買っておきたくなりますね。

老舗和菓子「風土菓 桃林堂」の看板商品である「小鯛焼」は、誕生日、祝い事、結婚式の引き出物など、”おめでたい”日の喜びを祝うお菓子として親しまれています。

手のひらサイズの可愛らしい鯛焼きには、粒あんがぎっしりと贅沢に詰まっています。丹波大納言小豆をまろやかな井戸水で何日もかけて炊き上げ、丁寧に手焼きした鯛焼きは、ふっくら甘くどこかほっと落ち着く味。

女子会やホームパーティーには、美味しさと華やかさと話題性を兼ね備えた手土産を持って行きたいもの。そんなワガママな願いもかなってしまうのが、「タケノとおはぎ」です。

なんだか地味...そんなイメージを覆す、色とりどりのおはぎたち。定番のこしあん、つぶあんに加え、＜ナッツ＞＜ココナッツとレモンピール＞＜麻の実ときなこ＞＜焼きそらまめ＞＜アプリコットキャンディー＞など、ユニークなラインアップが日替わりで登場します。見た目は斬新ですが、オーナーの祖母の味を受け継ぎいだ控え目な甘さが特徴で、昔ながらの優しい味わいが基本となっています。日本の伝統的な味と、新しい感覚が出会い生み出されたおはぎは、多くのファンを惹きつけてやみません。

杉の木箱に端正に並んだおはぎを選んでわっぱに詰めてもらったら、そのわっぱに貼るマスキングテープも自分で選べます。お買いものをしながら、センス溢れる世界観も楽しむことができるお店です。ぜひ未知なる新しいおはぎの世界を堪能してみてはいかがでしょうか。

海外の方への手土産に、和風のものを贈りたいなと思ったことはありませんか。和菓子といってもあんこに抵抗がある方がいらっしゃる可能性も…。そこでおすすめしたいのが、日本らしい華やかさを堪能しながら、口にもしやすい飴細工のお菓子。ご紹介する「浅草 飴細工アメシン」は、伝統的な技術を受け継ぐ老舗の飴細工専門店。その技術の素晴らしさや細工の精巧さでテレビでも話題です。画像は東京ソラマチ店で扱う、江戸の生活必需品であったうちわをモチーフにした「うちわ飴」。

帰省先で久しぶりにお会いする方などには、季節を感じる手土産はいかがでしょう。美味しくて上質、店舗数も多くて買い求めやすい老舗の和菓子ブランド「宗家 源 吉兆庵」の期間限定商品は、季節の手土産におすすめです。その中でも、今回ご紹介したいのは、岡山県産のマスカット・オブ・アレキサンドリアの果実をまるっと求肥で包んだ、「陸乃宝珠（りくのほうじゅ）」。

陸乃宝珠は、5月から9月中旬までの限定販売。（※2019年6月現在の情報なので、詳細は公式サイトでご確認ください。）

爽やかで涼感あふれる見た目も、夏の手土産にぴったり。フルーツの形や味わいを生かした、自然の美味しさをお届けしてみませんか。

普段から甘いものをあまり召し上らない方には、噛むほどに香ばしい日本の伝統菓子「おこし」を贈ってみましょう。その名前から「身を興し、名を興し、家興し」として縁起物として用いられてきたおこしは、ご進物としてもぴったりです。画像は、洗練された雰囲気が話題の和菓子専門店「HIGASHIYA（ヒガシヤ）」のおこしです。