お世話になった方へのご挨拶回りや実家への帰省など、ちょっとした手土産が必要になる季節がやってきました。相手が負担に思うことなく、美味しく食べてもらえるものを上手にチョイスしていきたいものですね。

もらった人も贈った人も笑顔になれるような手土産を選べたら、きっと幸せなひとときを過ごすことができますね。東京にあるおすすめの和菓子屋さんをご案内していきます。

志ほせという焼き印の入った志ほせ饅頭はあっさりとしていてとても上品です。こしあんと皮のほどよいバランスに、いくつでも食べたくなってしまいます。

草月のどらやきである黒松は、トラ柄がユニークなどらやきでふんわりとした皮としっとりとした餡が最高の美味しさを醸し出しています。やさしい黒糖とはちみつの香りに思わず喉が鳴ってしまいますよ。

世の中のどらやきの値段が高くなっている中、こちらのどらやきはとてもリーズナブル。丁寧に淹れたお茶と一緒にいただきたくなる名品です。

護国寺駅から徒歩1分、江戸川橋駅から徒歩7分、茗荷谷駅から歩いても10分ほどで着く場所にあるこちらのお店。いつ行っても、行列していて、売り切れ次第終了になってしまうという人気店です。

この看板の前に並べるように、タイミングよく並びたいものですね。前の人がいくつ買うのか、ドキドキすることになってしまいますよ。

とらやの和菓子は羊羹なども美味しいのですが、最中はとくにおすすめです。三種類ある最中は、「御代の春　紅、白」「弥栄」といい、名前まで素敵ですね。「弥栄」に使われている菊の花は気高くおめでたい花であることから、年末年始の手土産にもぴったりですね。

こちらは大泉学園駅・朝霞駅などからバス利用と駅からすこし離れているのにも関わらず、爾比久良（にいくら）というお菓子が人気の地元密着型の和菓子店です。

こちらが人気の和菓子、爾比久良（にいくら）です。周りは卵黄と白餡がほどよくアレンジされた黄味羽二重時雨餡で、中には小豆餡ところんとした栗が一粒入っています。

銀座一丁目駅からすぐ、ポーラ銀座ビルの2階にあるこちらのお店。和菓子を売っている売店部分とお食事がいただける茶寮部分から成っています。

ころんとした可愛らしいひと口果子は、古代のスイーツであった干した果実や木の実に想いを馳せてつくったというお菓子です。お菓子にはそれぞれ日本の伝統色の名がつけられています。

パッケージもとてもお洒落なHIGASHIYA。シックな色合いとデザイン性の高い紋様に心がときめきます。箱を開ける前から素敵なものが入っているという予感がします。

こちらのお店は人形町駅から徒歩6分、小伝馬町駅から徒歩5分ほどの距離にあります。1861年創業の行列の絶えない人気の和菓子店です。

定番のどらやきは大判と小判の二種類。二枚の皮ではさんだ通常タイプの大判どらやきはもちろん人気なのですが、このかたちの可愛らしい小判どらやきは女性に特に人気の商品です。一枚の皮でワッフルのようにあんこを包み込んでいます。

すべてどらやきが売れてしまうと閉店になってしまいます。確実に購入するためにはすこし早めの出足を心がけるといいでしょう。

七福神の顔を象ったキュートな人形焼にはこし餡がたっぷり詰められています。白餡入りの登り鮎と粒餡入りのつぼ焼き、餡なしのカステラ焼きとラインナップも充実。しっかりとした甘さの餡がお茶によく合います。

皮が薄めなので翌日でも硬くならず、美味しい人形焼です。いろいろ入っている詰め合わせを手土産にしたらみんなに喜ばれますね。

当主が三代にわたり、寅年生まれだったことから鞍馬寺の和尚さんが名付けたという虎家喜（とらやき）。薄紙をはがしていくと、虎のもようが浮かび上がるんですよ。かたちを残したままの粒餡が贅沢ですね。

草餅には通常タイプの餡入りのほか、餡なしも人気があります。餡なしの草餅は表面にくぼみが作られており、別添えのきなこと白蜜をかけていただくと美味しいそう。

添加物を一切使っていないので、賞味期限は当日中です。すぐに差し上げるときの手土産としてチョイスするといいですね。