芦ノ湖と富士山の絶景。杉木立が続く旧街道の情景。
首都圏からアクセス抜群の温泉観光地「箱根」
「箱根」は、首都圏から近い、全国屈指の人気温泉観光地です。
けれども、一口に“箱根”と言っても、その名から想起されるイメージや印象は、人それぞれです。
「箱根」は、奥が深く、エリア毎で雰囲気も景色も大きく異なります。また、観光スポットも名所も数多く、一筋縄ではいかない多彩さがあります。「箱根」の場合は、何を旅に望むのかによって、訪れる先(エリア)が変わってきます。

本記事の目次
◆本記事の目次◆
1.多彩な「箱根」総合ガイド
1-1.温泉と街道によって開かれた別天地 “箱根”
1-2.箱根の温泉は、バラエティ豊か。
1-3.箱根の楽しみ方は、色とりどり。
1-4.日帰り・一泊で「箱根」を楽しむのなら、エリアを絞って。
1-5.豊かな自然を満喫。「箱根」でハイキング。
1-6.エリアの特徴を知って、さあ「箱根」へ出掛けましょう。
2.多彩な旅が楽しめる「箱根」エリア別ガイド
2-1.”気楽に温泉”を楽しんで。箱根湯本・塔ノ沢・大平台
2-2.散策中心にゆったりと。宮ノ下・小涌谷・二ノ平
2-3.リゾート気分で思いのままに。強羅
2-4.箱根の大自然を満喫。仙石原・大涌谷
2-5.湖畔の景色を楽みながら。芦ノ湖・元箱根
2-6.古き時代に思いを馳せて。旧街道・畑宿
3.アクセス抜群!の箱根旅。首都圏・横浜方面から箱根湯本へ。
◇首都圏からの所要時間 ◇乗換なしの長距離バスも便利 ◇箱根を周るのなら、フリーパスが断然お得。◇アクセスInformation
◆旅のおわりに
◆旅のInformation
【画像は、箱根ガラスの森美術館】
1.多彩な「箱根」総合ガイド
1-1.温泉と街道によって開かれた別天地 “箱根”
1-2.箱根の温泉は、バラエティ豊か。
「箱根」なら、改善したい症状や好みに応じた温泉場が選べます。
冷え性や筋肉痛、疲労といった一般的な症状なら、大方の温泉で改善が期待出来ますが、特異な症状を改善したいのなら、泉質(温泉場)を選び、入浴しましょう。
温泉場が豊富な「箱根」であれば、ご自身の求める泉質や好みの温泉場を選ぶことが出来ます。
例えば、皮膚乾燥症の症状を緩和したいのなら、「宮ノ下」や「堂ヶ島」の“塩化物泉”や「二ノ平」の“温泉炭酸水素塩泉”、アトピー性皮膚炎なら、「湯ノ花沢」や「芦之湯」といった“硫黄泉”といったように、「箱根」なら、ご自身の症状に合う泉質の温泉場を選ぶことができます。
せっかく足を運んで温泉に入るのですから、訪れる前に一度泉質、効能を確認してみましょう。
【※症状の活動期、衰弱が激しい場合は、疾病に悪影響を及ぼし、増悪することに繋がるので、入浴は避けること。画像は、宮ノ下「時の雫」の源泉かけ流しの内湯。】
日帰りでも。素泊まりでも。一人旅でも。
1-3.箱根の楽しみ方は、色とりどり。
1-4.日帰り・一泊で「箱根」を楽しむのなら、エリアを絞って。
エリアの特徴を掴んでから、旅をスタートしましょう。
1-5.豊かな自然を満喫。「箱根」でハイキング。
1-6.エリアの特徴を知って、さあ「箱根」へ出掛けましょう。
2.多彩な旅が楽しめる「箱根」エリア別ガイド
以下では、「箱根」の6エリア【1.箱根湯本・塔ノ沢 2.宮ノ下・小涌谷 3.強羅 4.仙石原・大涌谷 5.芦ノ湖・元箱根 6.旧街道・畑宿)の特徴を、順に代表観光スポットとともに紹介します。
ぜひ、ご自身の旅心と調和するエリアを選んで“箱根の旅”を楽しんで下さい。
【※地図上の①は、1.箱根湯本。箱根山を中心に反時計回りに、各エリアを紹介します。】
2-1.”気楽に温泉”を楽しんで。箱根湯本・塔ノ沢・大平台
しっとりした風情。塔ノ沢・大平台
箱根湯本・塔ノ沢・大平台 Information
2-2.散策中心にゆったりと。宮ノ下・小涌谷・二ノ平
宮ノ下・小涌谷・二ノ平Information
★二ノ平の観光スポット:箱根彫刻の森美術館
2-3.リゾート気分で思いのままに。強羅

箱根の中心に位置する「強羅」は、箱根登山鉄道の開通を機に発展した温泉リゾート地。明治から大正期にかけて、政財界や文人らの避暑地、別荘地として開発されました。【箱根強羅公園の噴水】
強羅Information
2-4.箱根の大自然を満喫。仙石原・大涌谷
仙石原・大涌谷Information
★観光スポット(中央):仙石原ススキ草原・箱根湿生花園・仙石原温泉・箱根ガラスの森美術館・星の王子さまミュージアム・箱根ラリック美術館・ポーラ美術館など
2-5.湖畔の景色を楽みながら。芦ノ湖・元箱根
芦ノ湖周辺Information
2-6.古き時代に思いを馳せて。旧街道・畑宿
東京の日本橋から、京都の三条大橋まで全長512kmを繋ぐ、東海道五十三次で知られる「旧東海道」。
その内、小田原宿から箱根湯本の三枚橋、箱根関所、箱根宿、箱根峠、三島宿までの「箱根八里」は、“箱根旧街道”と呼ばれています。かつては、泥道の急坂が続く“天下の難所”として知られていましたが、江戸初期になって歩きやすい石畳道へと整備されました。
現在も、鬱蒼と茂る杉並木が続く石畳の道は、5地区にわたって(合計で約2km)保存され、国指定の史跡となっています。
この風情ある石畳の道と旧東海道を合わせたルートは、箱根ウォーキングの定番として知られ、ハイカーや観光客が、史跡や名所を訪ねながら、往時の風情を楽しんでいます。
旧街道・畑宿Information
3.アクセス抜群!の箱根旅。首都圏・横浜方面から箱根湯本へ。
◇首都圏からの所要時間
◇乗換なしの長距離バスも便利
◇箱根を周るのなら、フリーパスが断然お得。

2018年3月現在では、新宿駅から2日間有効で、大人一名5,140円。3日間なら5,640円。特急ロマンスカーの場合は別料金(片道1090円が必要。詳細は、直接サイトで確認の事。サイトでは、ロマンスカーの空席照会と予約も受け付けています。
【箱根登山ケーブルカー】
◇アクセスInformation
旅のおわりに
旅のInformation
箱根町観光情報ポータルサイト
【東海道最大の難所を描いた歌川広重『東海道五拾三次 箱根 湖水図』。険しい峠を超える大名行列が手前に描かれている。】
【箱根湯元「菊川」の「箱根まんじゅう」】