日本の三大温泉の1つに数えられる静岡県熱海市にある熱海温泉。開湯はおよそ1200年前にも遡り、全国でも有数の湯量を誇る日本を代表する温泉地です。

熱海温泉の特徴は何と言ってもその豊富な湯量！1日の総湧出量が約24,000トンもあり、贅沢な源泉かけ流しの温泉を堪能できます。泉質は塩化物温泉と硫酸塩温泉が約9割を占め、源泉のほとんどが肌に優しい弱アルカリ性のため、湯あたりが柔らかく美肌効果があり、女性にも人気です。

雑貨がディスプレイされたショーケースが印象的な店内。それぞれの品の縁をお店の人に尋ねながらくつろぐのもいいですよね。

サイフォンで一杯毎に丁寧に淹れられるコーヒーは絶品。そして外せないのは、お店が「超人気」と誇るハンバーガー。シンプルですが、パテもバンズも信頼を裏切らない美味しさです。

1919年（大正8年）に建てられ、岩崎別荘や住友別荘と並んで「熱海の三大別荘」と賞賛された起雲閣内にある喫茶室。大正ロマン溢れるアンティークな空間は慌ただしい日常を忘れてゆったり過ごすには最適。大きな窓からは昭和の「鉄道王」と呼ばれた根津嘉一郎により整えられた見事な庭園が一望できます。

館内は見学が可能。日本の伝統的な建築様式が残されている本館と離れは、旅館として使われていた時代もあり、太宰治や谷崎潤一郎、志賀直哉などの文豪に愛されていました。洋館には日本、中国、欧州などの装飾・様式が用いられ、美しい色合いと独特の風合いが見られます。写真はダイニングルームです。

尾崎紅葉の小説「金色夜叉」で有名な貫一・お宮の像のすぐ傍にある昔ながらの純喫茶。

元々は旅館だったのですが、1968年頃から喫茶店として営業。店内には70年代の粋な雰囲気が漂い、訪れる人誰もがほっこりとした気分を味わえます。海沿いにあるので、時間帯によって移り変わる海を眺めながらのコーヒータイムは格別です。

海を見ながら味わうなら、「王道の味」と評判のナポリタン。鉄板のお皿にたっぷりのケチャップを絡めた太麺は、まさに純喫茶の黄金メニューです。

起雲閣の近くにあるコーヒー一筋40年の喫茶店。

ザ・王道といった内装は銀座の名店を参考にデザインされたとか。アットホームな雰囲気が漂い、初めての訪問でも心から寛げます。

モボやモガに思いを馳せながら味わいたいのは、ミルクたっぷりのカフェオレ。近ごろ流行のカフェラテとは一線を画す懐かしい味で、ほっこりしたい熱海の午後にぴったりの一杯です。

草津で一番おいしいコーヒーを出すお店、と言われるくらい人気の喫茶店。観光地にありながら地元価格でコスパ抜群なのも嬉しいです。

赤いビロードの椅子、白いレースのカーテン、レトロなシャンデリアなどノスタルジックな店内はほっとひと息つくのにぴったり。箱根観光で立ち寄るべき名店です。

静かにクラシック音楽が流れる解放感ある高い天井と座り心地の良いソファがある寛ぎの空間はまるで知り合いの家にお邪魔したような居心地の良さ。