都内には無数のホテルが存在しますが、1度は泊ってみたいと思う憧れのホテルが皆さんの中にあるのではないでしょうか?ホテルによって様々な特徴があり、どのホテルもホスピタリティ溢れる素敵な滞在を楽しめますが、今回取り上げるのは、長い歴史の中で磨かれてきたクラシックホテル!今回は、都内の御三家と呼ばれるホテル、『帝国ホテル東京』、『ホテルオークラ東京』、『ホテルニューオータニ』と、リニューアルしてさらに魅力がアップした『東京ステーションホテル』をご紹介していきます。2017年12月19日作成
都内にはいくつものホテルが存在しますが、その中でも歴史ある瀟洒なクラシックホテルには、やはり1度は泊ってみたいと憧れちゃいますよね。どのホテルもアクセス良好で、ちょっとした気分転換や自分へのご褒美に滞在するのもいいですよね。では、都内にある魅力的なクラシックホテルをご紹介していきます。
空港も新幹線もすべてアクセス抜群の東京駅の中に位置する「東京ステーションホテル」は、1915年開業。建物自体が重要文化財にも指定されている由緒正しきホテルです。2012年には耐震補強工事を終え、全館リニューアルオープンしました。
窓から駅構内の様子も伺えるお部屋も。1日中利用者が絶えない東京駅を俯瞰しながら観察するのも楽しそうです。
東京駅創業当時のドームを忠実に再現した漆喰や木造の装飾がとても美しいですね。細かく見ていくと干支のレリーフや剣のレリーフなど当時と同じように装飾が施されています。一番上にあるワシは小さく見えますが全長2.1メートルもあるそうですよ。
まるでサスペンス映画に出てくるようなどこまでも続くクラシックな長い廊下。東京駅自体が細長い作りなので、ホテルの廊下が長いのも納得ですね。
客室も2012年にリニューアルされ、WiFiはもちろん、iPod dockや空気清浄器など機能面でも大充実。お部屋の天井も比較的高く作られており、せわしない東京駅と隣り合わせということを忘れてしまうくらいくつろげます。
一見普通のミラーに見えますが凸面鏡になっています。細かいところまで凝っていておしゃれ!
ホテル周辺も飲食はとても充実していますが、ホテル内にも10件のカフェ・レストランが入っています。羊羹で有名な老舗、虎屋のカフェ『トラヤ トウキョウ』も入店。こちらの写真は、小倉羊羹「夜の梅」とカフェの人気メニュー「あずきとカカオのフォンダン」、「ポワールキャラメル羊羹」の3つの美味が一度に味わえる“TOKYOプレート”です。
都内のホテル業界で昔から『御三家』と呼ばれるグループがあり、帝国ホテル東京、ホテルオークラ東京、ホテルニューオータニの3軒を指し、外せないクラシックホテルです。
1890年創業と長い歴史が息づく帝国ホテルは東京千代田区にある高級ホテル。JR有楽町駅より徒歩約5分、地下鉄日比谷駅より徒歩約3分と観光にもビジネスにも便利な立地です。宿泊した方は駐車場を無料で使用できるのも都内ではとっても有難いですね。
本館、タワー館などいくつかのタイプがありますが、どの部屋も内装は落ち着いた雰囲気でゆったりとくつろげます。
すべてのお部屋のバスルームは、ホテルにありがちなシャワーと浴槽が一体になったタイプではなく、浴槽とは別に洗い場がついているのが日本人の私たちには嬉しいポイント◎
お部屋によっては銀座、汐留の美しい夜景や日比谷公園の緑豊かな景色も楽しめます。窓からの景色がきれいだとより非日常的な感覚を味わえますね。
各階へ行くためにはカードキーが必要となり、セキュリティ面も万全です。エレベーター内にはばらの生花が飾られているのも珍しいですよね。帝国ホテルの隅々までいきわたるホスピタリティを感じます。
街中でよく聞く『バイキング』と呼ばれる自分でサーブ台からとって食べるスタイルはここ、帝国ホテルで始まったそうです。ローストビーフや美味しいデザート、と目移りしてついつい食べ過ぎちゃいそう!そんな「ブフェレストラン インペリアルバイキング サール」は人気レストランなので前もっての予約は必須です。
ロビーの大きな階段は結婚式でも使われる写真撮影スポット。ロビーのお花も毎月変わりますがドーム型が定番のようです。チャーリー・チャップリンやマリリン・モンローもこちらに宿泊したことがあるそう。記者からの質問に、「シャネルの5番を着て寝る」と答えたマリリンは、どんな気持ちでロビーを歩いていたのでしょう。
ホテルオークラは帝国ホテル会長経験もあった大倉喜七郎が「帝国ホテルを超えるホスピタリティのホテルを」という目標を掲げて1962年に創立。東京メトロ神谷町駅 または南北線の六本木一丁目駅が最寄駅となります。虎ノ門ヒルズも程近い、最近、再開発で注目を集めるエリアに位置しています。
現在ホテルオークラも再開発中。2020年の東京オリンピックに向けて本館の建替え工事が進められており、2019年にリニューアルオープンが予定されています。海外著名人からも愛されている由緒正しきホテルのため、この立替工事には周囲から反対の声も沸き起こり話題になりました。新しい本館は、このオークラを象徴する照明、『オークラランターン』や満開の花をイメージしてデザインされた『梅のテーブルと椅子』、六大陸各都市の時を刻む『世界時計』などは、そのままの形で再利用するそうです。
本館はリニューアル中ではありますが別館は営業中です。新しくなった本館がどんなお部屋になるかも楽しみですね。
お出迎えには鶴や亀の折り紙が。ちょっとしたことではありますが、和のこころを感じる、心がこもった嬉しいおもてなしですね。海外のお客様に大変評判の良いサービスのようです。
有名なフレンチトーストはレストラン「ラ・ベル・エポック」で食べることができますが、24時間漬け込んでおかなければならないという事情から数量限定で作っているため、あっという間に売り切れてしまうのだそう。弾力があってとっても美味しそう!朝食が楽しみなのもホテル滞在ならではですよね。
千代田区紀尾井町にあるホテルニューオータニは前回東京オリンピックがあった1962年に開業。赤坂見附、永田町から徒歩約3分、少し歩くとJR麴町の駅もありメトロ、JRとアクセス方法が沢山あり便利な立地です。
スタンダードルームでも35平米あり、ゆったりくつろげます。レディースプランがあったりオペラ鑑賞とのセットプランがあったりと魅力的な宿泊プランが多数用意されているので、賢くお得に泊まりたい方にもいいですね。
ニューオータニは快適なステイはもちろんですが広大な日本庭園も敷地内にあり、ここが都心だということを忘れてしまいそうな美しい景色が楽しめます。
宿泊者でなくともこちらの庭園に入園できるので、庭園散策をしてからホテルでアフタヌーンティーを楽しむ日帰りプランもおすすめ。カフェやレストランも多数入店しているので、どこにしようか迷ってしまいそうです。
都内には本当に沢山のホテルがあり、最近では新規参入の外資系ホテルばかりが話題にのぼりがちですが、昔ならではのクラシックホテルも改めて注目したいですね。東京オリンピックを前に、改めて日本の『おもてなし』を体験するのもいいかも。「何もしない」をするためにホテルで読書をしたりのんびりくつろぐのもよし、いつもよりオシャレをして、食事したり景色を楽しむのもまたいい息抜きになりそう。皆さん思い思いの素敵な滞在を体験されてくださいね。
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都内にはいくつものホテルが存在しますが、その中でも歴史ある瀟洒なクラシックホテルには、やはり1度は泊ってみたいと憧れちゃいますよね。どのホテルもアクセス良好で、ちょっとした気分転換や自分へのご褒美に滞在するのもいいですよね。では、都内にある魅力的なクラシックホテルをご紹介していきます。