まるで時間が止まったかのよう。郷愁感じる-東海地方・静岡県-の秘境駅を訪れませんか

まるで時間が止まったかのよう。郷愁感じる-東海地方・静岡県-の秘境駅を訪れませんか

秘境駅という言葉は、1998年に鉄道フリーライター所澤秀樹氏が発刊した著書『列島周遊 もっとへんな駅!?』で登場してから知られるようになりました。やがて、日本の秘境駅訪問家の牛山隆信が全国の秘境駅を訪問し、テレビやWebサイトなどのメディアを通じて全国の秘境駅を紹介し、「秘境駅」という言葉は一躍有名となりました。人里から遠く離れ、駅へのアクセスが困難でありながらも、歴史を感じさせる駅舎、風情あるホームなど秘境駅は人々を魅了してやみません。今回は、東海地方・静岡県にある秘境駅をご紹介します。2017年08月21日作成

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旅行・お出かけ
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秘境駅とは?

「秘境駅」とは、人が生活する集落から遠く離れた場所にひっそりと佇む静かな鉄道駅のことを指します。
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「秘境駅」とは、人が生活する集落から遠く離れた場所にひっそりと佇む静かな鉄道駅のことを指します。

秘境駅は日本全国にあります。山の奥深い場所であったり、断崖が続く海岸沿いであったり、人里離れた野原にたたずむ駅であったり、様々な場所に秘境駅が点在しています。
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秘境駅は日本全国にあります。山の奥深い場所であったり、断崖が続く海岸沿いであったり、人里離れた野原にたたずむ駅であったり、様々な場所に秘境駅が点在しています。

人里離れた鬱蒼としげる森の中にある秘境駅に、列車が乗り入れる瞬間は情緒満点です。秘境駅では、日本に鉄道が乗り入れたばかりの開拓時代を彷彿とさせるノスタルジックな雰囲気が漂っています。
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人里離れた鬱蒼としげる森の中にある秘境駅に、列車が乗り入れる瞬間は情緒満点です。秘境駅では、日本に鉄道が乗り入れたばかりの開拓時代を彷彿とさせるノスタルジックな雰囲気が漂っています。

尾盛駅/大井川鐵道

尾盛駅は、秘境駅訪問家の牛山隆信が、「日本で2位」に指定した大井川鐵道沿線の無人駅です。
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尾盛駅は、秘境駅訪問家の牛山隆信が、「日本で2位」に指定した大井川鐵道沿線の無人駅です。

1面1線の駅構内は、どこが駅ホームになっているのか一見しただけでは分からないほどです。地面からわずかに高くなっている古いコンクリート製の駅ホームは、1959年に開業されたときから、約50年以上の時を静かに刻み続けています。
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1面1線の駅構内は、どこが駅ホームになっているのか一見しただけでは分からないほどです。地面からわずかに高くなっている古いコンクリート製の駅ホームは、1959年に開業されたときから、約50年以上の時を静かに刻み続けています。

尾盛駅に通じる公道は無く、人里が住む集落から離れています。まさに「秘境」そのものである尾盛駅に小さなディーゼル列車が乗り入れる瞬間を見るとは、鉄道開拓史時代から時間が止まっているかのような錯覚を感じます。
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尾盛駅に通じる公道は無く、人里が住む集落から離れています。まさに「秘境」そのものである尾盛駅に小さなディーゼル列車が乗り入れる瞬間を見るとは、鉄道開拓史時代から時間が止まっているかのような錯覚を感じます。

小和田駅/飯田線

愛知県豊橋駅と、長野県辰野駅を結ぶ飯田線沿線にある小和田駅は、1936年に開業された無人駅です。
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愛知県豊橋駅と、長野県辰野駅を結ぶ飯田線沿線にある小和田駅は、1936年に開業された無人駅です。

現在は待合室として使われている古い木造駅舎が、小和田が持つノスタルジックな雰囲気を引き立てています。
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現在は待合室として使われている古い木造駅舎が、小和田が持つノスタルジックな雰囲気を引き立てています。

静岡県、長野県、愛知県の3県境に近い場所に位置する小和田駅は、「3駅境界駅」と記された古い木製標識があります。
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静岡県、長野県、愛知県の3県境に近い場所に位置する小和田駅は、「3駅境界駅」と記された古い木製標識があります。

小和田駅ホームから眺める景色の素晴らしさは格別です。悠然と流れる天竜川と深緑の山々が織りなす景色は、深山幽谷としており人を寄せ付けない魅力を漂わせています。
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小和田駅ホームから眺める景色の素晴らしさは格別です。悠然と流れる天竜川と深緑の山々が織りなす景色は、深山幽谷としており人を寄せ付けない魅力を漂わせています。

土本駅/大井川鐵道

道土本駅は、大井川鐵道沿線にある1959年に開業された無人駅です。1面1線の低く狭いホーム、古びた小さな駅舎が可愛らしく、周囲の深い森と融和して独特の魅力を放っています。
出典:www.flickr.com(@Nao Tsuji)

道土本駅は、大井川鐵道沿線にある1959年に開業された無人駅です。1面1線の低く狭いホーム、古びた小さな駅舎が可愛らしく、周囲の深い森と融和して独特の魅力を放っています。

奥大井湖上駅/大井川鐵道

奥大井湖上駅は、寸又峡観光のハイライトでもある「奥大井レインボーブリッジ」に挟まれた無人駅です。ホームの一部は、接岨湖の上に位置しており、奥大井湖上駅は、その名の通り“湖上”に浮かぶ駅です。
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奥大井湖上駅は、寸又峡観光のハイライトでもある「奥大井レインボーブリッジ」に挟まれた無人駅です。ホームの一部は、接岨湖の上に位置しており、奥大井湖上駅は、その名の通り“湖上”に浮かぶ駅です。

奥大井湖上駅ホームに広がる景色の素晴らしさには思わずため息が出るほどです。波一つ無い静かな湖面を持つ接岨湖、周囲に広がる山々と豊かな森、湖に浮かぶ奥大井レインボーブリッジが織りなす景色は絶景そのものです。
出典:

奥大井湖上駅ホームに広がる景色の素晴らしさには思わずため息が出るほどです。波一つ無い静かな湖面を持つ接岨湖、周囲に広がる山々と豊かな森、湖に浮かぶ奥大井レインボーブリッジが織りなす景色は絶景そのものです。

閑蔵駅/大井川鐵道

閑蔵駅は、大井川鐵道の終着地でもある井川駅の隣駅です。林の中にある小さな駅は、1959年に開業された時から変わらない佇まいをしています。
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閑蔵駅は、大井川鐵道の終着地でもある井川駅の隣駅です。林の中にある小さな駅は、1959年に開業された時から変わらない佇まいをしています。

神尾駅/大井川鐵道

目も眩むような切り立った断崖絶壁のすぐ近くに位置する神尾駅は、1928年に開業された大井川鐵道沿線の無人駅です。
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目も眩むような切り立った断崖絶壁のすぐ近くに位置する神尾駅は、1928年に開業された大井川鐵道沿線の無人駅です。

神尾駅は、駅開業から約90年の時を経た今でも、開業当初から変わらない面影を残しています。1面2線の小さなホームには蒸気機関車が乗り入れる瞬間は、神尾駅が開業された90年前にタイムスリップしたかのような気分を覚えます。
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神尾駅は、駅開業から約90年の時を経た今でも、開業当初から変わらない面影を残しています。1面2線の小さなホームには蒸気機関車が乗り入れる瞬間は、神尾駅が開業された90年前にタイムスリップしたかのような気分を覚えます。

東海地方・静岡県には紹介した駅以外にも、素晴らしい魅力を持つ秘境駅がたくさんあります。アクセスは大変不便ですが、自然の中にぽつんと佇む静かな魅力を放つ秘境駅を訪れ、時間の流れを忘れてみませんか。

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