石上神宮は、三重県の伊勢神宮と並び、日本最古の神社の一つとして知られています。古くから健康長寿、除災招福、百事成就の御利益があることで、創建から悠久の時を経た今なお人々の信仰の拠り所となっています。

高さ7メートル、横幅10メートルの大鳥居は、神域への入り口です。緑のトンネルのような参道と、檜造りの鳥居のコントラストは美しく、どの角度から見ても絵になります。

朱色の柱と白壁で圧倒的な存在感を放つ楼門は、1318年に建立された建築物で重要文化財に指定されています。

国宝に指定されている拝殿は、1081年に第72代白川天皇が宮仲の神嘉殿（しんかでん）を石神神宮に寄進したものです。正確な建立時期は定かではありませんが、現存する拝殿としては日本最古のものと推定されています。

拝殿の前庭には、楼門を中心に拝殿を取り囲むように廻廊が造られています。廻廊を支える朱色をした柱が、周囲の緑の美しさを引き立てています。

石神神宮では、御神鶏として東天紅鶏、烏骨鶏など多数の鶏が境内で飼育されています。

石神神宮には、日本書紀に「4世紀頃、百済の国から倭に献上した」と記述されている七支刀（しちしとう）があります。一般公開はされていませんが、七支刀の刺繍を施された御守りなどが売られており、お土産としておすすめです。

石上神宮の御朱印帳はとってもオシャレです。鮮やかな緑色の表紙に金糸の美しい刺繍が施された御朱印帳は、まるで石上神宮境内を表しているかのようです。

御朱印帳を購入すると、石上神宮オリジナルの絵葉書がプレゼントとしてついてきます。御神鶏の絵柄が描かれており、とっても上品で可愛らしいですね。

石上神宮では、2種類の御朱印をいただくことができます。通常の御朱印のほか、神社に眠る国宝、七支刀を記した御朱印もいただくことができます。

城郭のような門が特徴的なレストラン、ル レーヴは、石上神宮外苑公園に隣接しています。周囲の美しい自然が、荘厳な佇まいをした日本家屋風の外観の美しさを引き立てています。

自然光が入り込む明るい館内は、落ち着いたインテリアで統一されており、居心地の良い空間となっています。

四季折々で美しい景色を見渡せるお洒落な空間で、レ ヴール自慢のオリジナル料理をいただき、贅沢なひとときを味わってみませんか。