出典: 北陸新幹線かがやきで、約2時間30分。東京から、片道約14000円で手軽に行くことが可能になった城下町・金沢。
金沢に初めて行く方にも、久しぶりに行く方も、まずは、定番の観光スポットからご案内しましょう♪
金沢の茶屋街は、「ひがし茶屋街」「にし茶屋街」「主計町茶屋街」と3か所あり、国の重要伝統的建築群保存地区に指定されています。
出典: 一番規模が大きい「ひがし茶屋街」は、京都の祇園と並ぶ、日本の二大茶屋街。明治初期に建築された茶屋様式の町屋が多く、金沢の城下町の風情を醸し出す歴史ある佇まいが魅力です。歴史ある建物を大切に使い続けるお茶屋さん、お洒落にリノベーションしたカフェやショップなどもあり、街歩きを楽しめます。
出典: ひがし茶屋街の「懐華楼」は、昼は建物見学やカフェ利用ができ、夜はお茶屋さんとして営業しています。夜は一見さんお断りですが、年に数回行われる一般向けの「艶遊会」で、実際に芸妓さんに会える機会もあるそうです。タイミングがあえば、体験してみたいですね。
北鉄金沢 / カフェ
- 住所
- 金沢市東山1-14-8
- 営業時間
- [月]
10:00 - 21:00
[火]
10:00 - 21:00
[水]
定休日
[木]
10:00 - 21:00
[金]
10:00 - 21:00
[土]
10:00 - 21:00
[日]
10:00 - 21:00
■ 営業時間
[夜は要予約]
17:00~21:00
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 加賀百万石の文化を今に伝える歴史的文化遺産である兼六園。水戸偕楽園(かいらくえん)、岡山後楽園(こうらくえん)とならぶ日本三名園の一つです
出典: 春には桜、夏はカキツバタ、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の美しい庭園が楽しめます。兼六園の冬の風物詩「雪吊り」は、樹木を雪から守るために5本の芯柱が建てられ縄で枝を吊ります。11月から春に撤去されるまでの季節限定の景色です。
出典: 兼六園内には、時雨亭、夕顔亭、内橋亭、三芳庵、兼六亭、寄観亭などがあり、お抹茶や食事を楽しめますので、休憩しながらゆっくり散策できますね。
加賀百万石のシンボルであった金沢城の城址を整備して、平成8年(1996年)より一般公開を開始した金沢城公園。天正11年(1583年)から前田利家による建城が行われた金沢城は、明治2年(1869年)まで加賀藩前田家の居城でした。度重なる火災により、建物のほとんどは消失しましたが、古絵図や古文書などをもとに、石川県内の熟練した宮大工により、日本古来の釘を一切使わない伝統的な木造軸組工法で復元された木造城郭建築物は、一見の価値があります。
出典: この橋爪門は、金沢城内で最も格式の高い門とされ、2015(平成27年)に復元が完成しました。
出典: 加賀藩三代藩主・前田利常により作られ歴代の藩主に愛でられた「玉泉院丸庭園」も再現され、優雅な大名庭園の風情を楽しめます。
日本海で採れた新鮮な魚介類や、加賀野菜と呼ばれる金沢独特の野菜が並ぶ「近江町市場」。
出典: 「近江町市場」は、一般人向けのため、9時開店の店が多く、遅めの朝ごはんにいかがでしょう?
出典: ここで食べる新鮮な海鮮丼は、一味違いますね。その場で食べられる新鮮なカキやボタンエビ、ウニなどのお刺身やお寿司、焼き物、カットフルーツなどもあり、お好きなものをお好きなだけ楽しめます。もちろん、持ち帰りや地方発送も可能です。
歴史ある金沢には、文化を受け入れる懐の深さがあるのでしょうか、現代アートを楽しめる施設も多数あり、是非、立ち寄ってみたいスポットです。
金沢21世紀美術館は、『まちに開かれた公園のような美術館』として、金沢市の中心部に2004年10月に開館。妹島和世+西沢立衛/SANAAによる設計で、ガラスのアートサークルが採用され、トップライトや光庭などで創出された明るさや開放感は、だれもがいつでも立ち寄れて、様々な出会いや体験ができる美術館を表しています。
出典: カフェレストランやミュージアムショップの他、託児室、キッズスタジオ、アートライブラリーなど、気軽に立ち寄れるスペースも完備しています。
出典: ■ 市民ギャラリー 2004.10.09 -2005.03.21
美術館の休憩コーナーの壁一面を埋め尽くす、花模様のアート作品。アーティストのマイケル・リンは、金沢に滞在して工房を訪ね加賀友禅の歴史や手法を調査して、この作品の構想を練りました。
出典: ■ スイミング・プール
美術館の中でも人気の作品で、多くの人が画像を公開しています。光庭に設置されたプールを見下ろすと、深い水で満たされているように見えますが、透明のガラスの上に深さ約10センチの水が張られ、ガラスの下は水色の空間となっています。鑑賞者は、下の空間にも入ることができます。プールを見下ろして、水の中に人を見つけたときの驚きを体験してみたいですね♪
金沢市の市立図書館ですが、建築ユニット・シーラカンスにより設計され国内外数々の建築賞を受賞しているため、県内はもちろん、県外からも多くの人が訪れています。
出典: 白を基調にした、開放感的な図書スペース。40万冊もの本が収められているとか。
出典: 金沢海みらい図書館は、一般的な図書館なので、誰でも無料で利用できます。事前の申し込みが必要ですが、当日図書館スタッフが、施設や設備、使い方について説明してくれる「うぇるかむ図書館」とうサービスもあるので、利用してみてはいかがでしょう?
出典: 室内もデザイン性にあふれています。写真を撮りたい場合は、忘れずに、入り口で申請書を提出してくださいね。
金沢に生まれた、世界的に有名な仏教哲学者・鈴木大拙の生涯を学び、思想に出会う場所「鈴木大拙館」。
出典: 無駄のないシンプルなデザインで美術館建築に定評のある、世界でも有名な建築家・谷口吉生氏の手による建物も見ごたえがあります。
出典: 静謐な空間で、自分と向き合い、「禅(ZEN)」の世界を体感してみてください。
旅には、美味しいご飯が欠かせませんね。城下町らしい古い建物をリノベーションした素敵な空間で、金沢グルメを堪能できるお店をご紹介します♪
町屋ごはん 根菜料理と市場直送のお魚 東山やつはし
出典: ひがし茶屋街の西側にある、町家をリノベーションした和食スポット「東山やつはし」。カウンターと奥にテーブル席がある、こじんまりとしたお店です。
出典: お昼のランチメニューもありますし、夜は、加賀レンコンや五郎島金時・金時草と言った加賀野菜や、甘海老や梅貝などの地魚が取り入れてあるので観光客にも嬉しいです。金沢城の器が、可愛らしいですね。
北鉄金沢 / 日本料理
- 住所
- 金沢市東山3丁目2-22
- 営業時間
- [月]
11:30 - 15:00
17:30 - 22:00
[火]
11:30 - 15:00
17:30 - 22:00
[水]
11:30 - 15:00
17:30 - 22:00
[木]
11:30 - 15:00
17:30 - 22:00
[金]
11:30 - 15:00
17:30 - 22:00
[土]
11:30 - 15:00
17:30 - 22:00
[日]
11:30 - 15:00
17:30 - 22:00
■ 定休日
不定休
- 定休日
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
データ提供: 出典: 東京銀座などに飲食店を多店舗構える矢部慎太郎さんが、明治時代の町家を金沢らしく絢爛豪華にリノベーションしました。日中は「天守カフェ」、夕方からは「和食紋」、夜はバーとしても営業しています。日本料理のおすすめは、天守コース15000円、前日までの予約が必要ですが、贅沢な夜を過ごせそうです。
出典: 奥能登でとれたお米や、地元野菜などの新鮮な食材、金沢焙煎のオリジナルコーヒーや地元のお酒などを扱う古民家カフェ「FULL OF BEANS」。ランチもディナーも楽しめます。
こちらは、金沢発祥の洋食メニュー:ハントンライス。海老フライとタルタルソースに、デミグラスがかかってるオムライスです。
出典: 兼六園や21世紀美術館から徒歩圏内。築100年以上の古民家をリノベーションした、靴を脱いでくつろげるお座敷スタイルのカフェ。散策で疲れた時の一休みにピッタリですね。
出典: 大正時代の鉄工所跡の建物をリノベーションした「ブラッスリー・カフェ ひらみぱん」。ノスタルジックな雰囲気が魅力的です。
出典: フレンチをベースとしたランチセットや特製のデセール、夜はディナーコースも用意したビストロ・カフェです。
出典: 焼きたての自家製パンや焼き菓子は、テイクアウトも◎
出典: 金沢の観光スポットをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?歴史や古い建物を大切にしつつ、現代アートも取り入れる素敵な街。新幹線で2時間半でしたら、週末を利用して行きたくなりますね。
北陸新幹線かがやきで、約2時間30分。東京から、片道約14000円で手軽に行くことが可能になった城下町・金沢。