金沢のまちは、16世紀半ばに本願寺が布教の拠点として「金沢御堂」を置いたことに始まり、加賀百万石の城下町として発展しました。江戸・大阪・京都に次ぐ大都市だったと言われており、藩の財政にも余裕があったため京都から職人を招き《加賀友禅》などの美しい工芸品が生み出されました。そんな金沢は、今も残る古き良き伝統と現代のアートが融合した素敵なまち。そんな金沢に行ったら購入したい、かわいいおみやげをご紹介します。
おいしくてかわいい。金沢の素敵なおみやげお菓子4選
出典:unsplash.com
金沢は年間で和菓子に使う金額が最も多いまちと言われており、歴史をさかのぼると、加賀藩の藩主・前田利家が千利休と交流が深く、茶の湯文化が根付き和菓子をはじめとしたお菓子の生産がさかんになったとか。金沢に行ったら買っておきたい、見た目にもこだわったスイーツをご紹介します。
1.まるでジュエリー。きらきら輝く「和菓子 村上」の“わり氷”
2.ほっとする味。「すゞめ」の塩豆大福
3.「ホホホ座金沢」の“森ノ実ボーロ”は中もパッケージも可愛い
中もカラフルで丸くて愛らしい◎
4.うさぎのしっとりお饅頭「金澤福うさぎ」の銘菓“福うさぎ”
ほっこりときめく。金沢らしさ溢れる《飲みもの》のおみやげ3選
出典:unsplash.com
和菓子が親しまれているのと同じ理由で、石川県では茶道をたしなむ人の多さが全国でもトップクラスです。金沢には、茶屋街もいくつか昔の佇まいを残しています。そんなお茶をはじめとした、金沢のおみやげとしておすすめしたい飲み物ギフトをご紹介します。
1.パッケージにひとめぼれ「丸八製茶場」の “加賀いろはテトラシリーズ”
金沢のおみやげとして人気の高い「丸八製茶場」の“加賀いろはテトラシリーズ”。良質な原料を使った本物のお茶を手軽に味わえるティーバッグです。
九谷焼の代表的な五つの色彩を元に、紫、赤、黄、緑、紺青をテーマにしたパッケージデザインは、飲んだ後も手元に残しておきたくなります。
2.地元からも愛される人気店「金澤屋珈琲店」のおみやげも◎
3.カップケーキのような見た目にときめく「百番屋」の“ふやきおーれ”
出典:100banya.com
伝統和菓子素材の“ふやき”をまるでマフィンのようにかわいく仕上げた“ふやきおーれ”。カップの8分目まで牛乳を入れていただきます。いちご、バナナ、抹茶の3種類があり、牛乳の代わりに豆乳でもおいしいですよ。
毎日使える。伝統工芸を生かしたおしゃれな雑貨のおみやげ3選
出典:unsplash.com
金沢には、伝統を生かした工芸品が、今に合うスタイルにリデザインされ、かわいい雑貨として販売されています。センスのあるかわいいおみやげは、自分用にもご友人へのおみやげにもぴったりです。
1.九谷焼のかわいい豆皿で食卓がぱっと華やぐ
2.使うことで完成するアイデアが素敵◎九谷焼の箸置き
3,普段づかいにもぴったり。金沢の伝統工芸「水引」の雑貨
金沢旅の楽しい思い出を家まで持ち帰ろう
楽しかった旅の思い出。帰るとまた始まる何気ない毎日の中ではうっかり忘れてしまいがちですが、金沢で買ったおみやげがあれば、見るたびに、食べるたびに思い出すことができます。また、金沢にはギフトとしても可愛いパッケージのおみやげがたくさん。おみやげをきっかけに、職場やご友人に金沢の魅力をたくさん伝えてくださいね!
まるでジュエリーのようなかわいい見た目の「和菓子 村上」の“わり氷”は、外側はカリッとしていますが中はぷるんとやわらかいゼリー状になった和菓子。優しい甘みがふわりと口の中に広がります。